ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 広報 > ちば県民だより > ちば県民だより 令和3年(2021年) > ちば県民だより(令和3年11月号) > ちば県民だより(令和3年11月号)1面
更新日:令和3(2021)年11月5日
ページ番号:468344
通算第524号 編集・発行/千葉県総合企画部報道広報課 |
県庁代表電話 043-223-2110 |
「児童相談所」と聞くと、児童虐待を受けている子どもを保護することが専門の組織、と思われるかもしれませんが、全ての子どもが心身ともに健やかに育つよう、家庭等を援助し、ともに考え、問題を解決していく専門の相談機関が児童相談所です。
子育てを行う上でさまざまな悩みが出てきます。児童相談所は必要に応じて専門職員による援助や、専門機関のご紹介などを行います。
また、保護者が病気・失業などの事情で子育てが困難となった場合、その相談に応じ、一時的に里親家庭などに子どもを預かっていただくこともできます。一人で抱え込まず、ぜひ各種機関にご相談ください。
困難な状況にある子ども・家庭を県民全体で支援するためには、里親を増やし、選択肢を広げることも重要です。関心のある方はぜひ、ご協力ください(詳細は2面)。
現在、千葉県には児童相談所が7カ所ありますが、人口増加が続く東葛(とうかつ)地域などにおいて、1カ所あたりの管轄人口が非常に多くなっています。そこで、今年6月、増設に向けて2カ所の建設予定地を決定、補正予算に関連予算を計上しました。児童相談所の機能拡充に加えて、一時保護された子どもたちの居住環境なども改善することができます。
また、令和2年度から令和4年度までに職員を260人増員する他、業務の効率化や児童相談所と警察の連携強化などを目的として、専門の支援システムを導入します。
生まれ育つ全ての子どもたちに最善の環境を用意できる千葉県を皆さんとともに作っていきます。
千葉県知事 熊谷俊人
◆掲載の情報は、10月22日(金曜日)時点のものです。最新の情報は県ホームページなどをご確認ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください