ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 広報 > ちば県民だより > ちば県民だより 令和3年(2021年) > ちば県民だより(令和3年10月号) > ちば県民だより(令和3年10月号)1面
更新日:令和3(2021)年10月5日
ページ番号:461583
通算第523号 編集・発行/千葉県総合企画部報道広報課 |
県庁代表電話 043-223-2110 |
パラリンピックでの本県ゆかりの選手の活躍には、目を見張るものがありました。
車いすテニスでは国枝慎吾(くにえだ しんご)選手がシングルスでは2大会ぶり通算3つ目の金メダルに輝きました。国枝選手が使用する車いすは千葉県に本社があるオーエックスエンジニアリング社が提供しています。本県ゆかりの選手は3面で紹介していますので、ぜひご覧ください。
パラリンピックでは、他にも大変うれしいニュースがありました。閉会式で、「I'mPOSSIBLE(アイムポッシブル)アワード」の「開催国最優秀賞」を木更津市立清見台(きよみだい)小学校が、「開催国特別賞」を県立東金(とうがね)特別支援学校が受賞しました。
この賞は、あらゆる人が孤立したり、排除されたりしない、インクルーシブ※な社会づくりに貢献した学校などに贈られるものです。これまで両校が積み重ねてきた取り組みが高く評価されたもので、本県にとっても大変貴重なレガシーになるものと考えます。
オリンピック・パラリンピックは開催して終わりではありません。多様性、共生社会など、オリンピック・パラリンピックで目指してきた理念の実現に向け、今後も財産を生かして取り組みを加速していきます。
また、障害者スポーツの国際大会には、他にも聴覚障害者のための「デフリンピック」、知的障害者のための「スペシャルオリンピックス」があります。
さまざまな障害者スポーツへの関心が高まり、環境が充実することで、障害の有る無しに関わらず、スポーツを通して交流できる社会を共に作っていきましょう。
千葉県知事 熊谷俊人
※「インクルーシブ」=「包み込むような」
パラトライアスロン
秦 由加子(はた ゆかこ) 選手 インタビュー
13歳のときに骨肉腫(こつにくしゅ)を発症し、右脚を切断。自信をなくし、人前に出ることもつらく思う日々の中で出会ったのが身体障害者の水泳チーム「千葉ミラクルズSC(スイミングクラブ)」でした。
明るく人生を楽しむチームメートの存在に、初めて前を向けたという秦選手。水泳を本格的に開始し、トライアスロンにも挑戦。競技を通じてたくさんの出会いがありました。
障害を負うことで「できないこと」に目が向いて、狭くなっていた世界。多くの出会いと経験を経て、秦選手は自らの力でその世界を広げ続けています。
◆掲載の情報は、9月22日(水曜日)時点のものです。最新の情報は県ホームページなどをご確認ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください