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更新日:令和3(2021)年9月5日

ページ番号:455775

ちば県民だより(令和3年9月号)5面

飲酒運転根絶 秋の全国交通安全運動が始まります
飲酒運転は、絶対しない・させない・許さない

9月21日から30日は秋の全国交通安全運動期間です。飲酒運転は、重大な交通事故を招く、極めて悪質な犯罪です。「飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、飲んだ人には乗らせない」を徹底して、飲酒運転を社会から根絶しましょう。

飲酒の事故の影響図

ご存じですか?反射材の効果!

秋口は日没時間が急激に早まります。夕暮れ時や夜間は、ドライバーにとって歩行者や自転車は非常に見えにくく、発見が遅れることによる交通事故の増加が懸念されます。

ドライバーは早めにライトを点灯し、歩行者は夜間に外出する際は、必ず反射材を着用しましょう。反射材は、車のライトに照らされると「ピカッ!」と光り、あなたの位置をドライバーに知らせてくれます。

ライトの長さの図

反射材は、100円ショップや、ホームセンターなどで販売している他、県内の交通安全イベントでも配布をしています。

問い合わせ 県くらし安全推進課 TEL 043-223-2263

災害から身を守るために

関東大震災が発生した9月1日は「防災の日」で、8月30日から9月5日は「防災週間」です。いつ・どこで起きるか分からない災害から大切な命を守るため、日頃の備えを見直しましょう。

「少し多め」の買い置きで災害に備えよう

食料品や日用品は、最低3日分、できれば1週間分の備蓄をしましょう。日頃使うものは多めに買い置きし、古いものから順に使い、使った分を補充していく備蓄方法を「ローリングストック」といいます。比較的無理なく長期の備蓄が準備できます。

外出中に地震が起きたら

災害発生直後に多くの人が一斉に徒歩で帰宅を始めると、火災や落下物、集団転倒など思わぬ事故に巻き込まれる恐れがあります。まずは身の安全を確保し、職場や集客施設などの安全な場所にとどまりましょう。帰宅は状況が落ち着いてから開始しましょう。

寝室の家具の置き方を確認

就寝中で無防備な時に家具が倒れてくると大変危険です。寝室もしっかりと災害対策をしておきましょう。

寝具の置き方図

問い合わせ 県防災政策課 TEL 043-223-2176

千葉のコレ知ってる? 82
100年前の感染症

世界中で大流行 スペイン風邪

100年前に流行した「スペイン風邪」をご存じですか。日本では、1918(大正7)年から3年間にわたって流行したインフルエンザのことです。当時の政府の記録によると、国民の約4割に当たる2380万人が感染し、死者数は40万人弱。県内の患者数は約34万人で、そのうち6637人が亡くなりました。

マスクの高騰

国が感染予防としてマスクの着用を勧めたところ、マスクを買い占め、価格をつり上げる商人が現れました。そこで、県は千葉町(現千葉市)の小池薬舗と交渉し、安い価格での販売を実現させ、マスクの普及に努めました。

マスクのポスター
「ポスター(流行性感冒対策関係)」(大正9年)
(内務省衛生局編刊『流行性感冒』から)
(国立保健医療科学院図書館所蔵)

市原で発見 予防接種の記録

国は、感染予防として予防接種も推奨しましたが、市原市で発見された資料によると、当時の高瀧(たかたき)村(現市原市)では接種率が低く、残った薬品を売却したとの記録があります。その後、役場は各地区長宛てに接種に関する通知を出し、接種場所を地区内の寺院や教員住宅、学校に指定し、再び予防接種を開始。費用は全額自己負担で、大人10銭、子ども5銭と当時としては決して安くありませんでした。

発見された記録は、行政や地域が連携して対応したことが具体的に分かる貴重な資料といえます。

出典『千葉県と疫病-くり返す脅威-』千葉県文書館

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所属課室:総合企画部報道広報課広報班

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