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更新日:令和3(2021)年7月5日
ページ番号:446918
通算第520号 編集・発行/千葉県総合企画部報道広報課 |
県庁代表電話 043-223-2110 |
医療従事者のご協力によりワクチン接種が進んでおり、千葉県は高齢者に関しては人口上位10都道府県の中で高い接種率となっています。県として高齢者接種の主体である市町村を支援するとともに、県独自の集団接種センターを蘇我(そが)駅・松戸駅近くに設置しました。
この間、多くの県民の皆さまが感染拡大を防ぐためにさまざまな我慢をされてきたことと推察します。今はワクチン接種によって制約が解除される段階ではありませんが、社会全体の接種率が一定割合を超えることで、制約が徐々に解消されていくことが期待されます。一日も早く希望する方々が接種できるよう、市町村と連携して取り組んでいきます。
従来株からデルタ株(インドで最初に検出された変異株)への置き換わりも懸念されており、ワクチン接種が進むまでは依然として警戒が必要です。千葉県では変異株に関して独自にゲノム解析・スクリーニング検査を実施し、監視体制を強化しています。
また、再度の感染拡大に備え、重症者用病床をさらに増やすなど医療提供体制を充実させていく他、飲食店の認証モデル事業を開始し、飲食店の感染防止対策を後押しします。
今後は長引く感染拡大によって影響を受けている中小事業者への県独自の支援策も展開していきます。
医療従事者をはじめ、この社会を維持するためにご尽力いただいている全ての皆さまに心から感謝します。収束に向け、一歩ずつ着実に前へ進んでいきましょう。
千葉県知事 熊谷俊人
千葉県では、4月20日からまん延防止等重点措置を実施しました。新規感染者数が増えつつある早い段階で呼び掛けを行い、皆さまのご協力を得たことにより、感染力が強いといわれる変異株が広がる中でも、急激な感染拡大を抑えることができています。皆さまには、外出自粛や営業時間の短縮など、長きにわたり大変なご協力をいただきありがとうございます。
ワクチン接種が進んでいますが、接種により発症は防げても、他人への感染をどの程度予防できるかは分かっていません。私たち一人一人の行動が、自分の命、大切な人の命を守り、社会を守ることにつながります。混雑の回避やマスクの着用など、引き続き感染対策にご協力をお願いします。
県では、円滑なワクチン接種に向けて、国、市町村や医療関係団体などと連携してワクチン接種体制の整備に取り組んでいます。
6月には、県営の高齢者ワクチン接種センターを千葉市と松戸市に開設しました。市町村の要望を聞きながら、ワクチン接種の一日も早い完了を目指して必要な支援を行っていきます。
また、変異株の監視体制も強化しています。県衛生研究所では、6月から、新型コロナウイルスの遺伝情報を確認(ゲノム解析)できる機器を導入し、変異株の種類を特定できるようになりました。国立感染症研究所の協力も得ながら、変異株の県内での広がりを迅速に把握し、効果的な感染防止対策につなげていきます。
県では、宿泊事業者が行う感染防止対策の取り組みを支援します。事業者が宿泊施設※1の感染防止対策のために支払った経費について、過去※2にさかのぼり広く対象とし、経費の2分の1以内を支援するもので、客室数や従業員数に応じた上限額を設けています。
※1 旅館業法の営業許可がある施設
※2 新型コロナウイルス対応ガイドラインが公表された令和2年5月14日以降
問 千葉県宿泊施設感染対策支援事務局 TEL 0570-020166
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