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更新日:令和3(2021)年2月5日
ページ番号:411892
新型コロナウイルス感染症の影響で外出や運動の機会が少なくなっていますが、体を動かさないことで、心や体の健康に大きな影響があるといわれています。
心や体の機能が低下した状態である「フレイル」が進むと、感染症に対する免疫力や体の回復力も低下してしまいます。規則正しい生活やバランスの良い食生活、適度な運動を心掛け、無理せず楽しみながら「フレイル」を予防していきましょう。
また、高齢の方には、ご家族や地域の皆さんの、日々の声掛けや見守りも大切です。みんなで高齢者の健康を支えていきましょう。
2月6日(土曜日)22時から、「ウィークリー千葉県」(チバテレ)で「フレイル予防特集」を放送します
2月9日(火曜日)からは「ちばコレchannel(チャンネル)」でも配信
年齢を重ねることで、心や体の働きや社会とのつながりが弱くなった状態を「フレイル(虚弱)」といいます。フレイルが進むと介護が必要になることもあります。
フレイル予防は日々の生活習慣と結び付いています。フレイルにならないために、「食事」・「運動」・「人とのつながり」の3つのポイントを毎日の生活に取り入れ、今できることから始めてみましょう。
こんな人は要注意
食事は元気の源です。必要な量が取れているか毎日の食事を振り返ってみましょう。
体重が減っていたり、食事の回数や内容が不十分になっているときは、必要な栄養素が不足している可能性があります。
●バランスよく食べましょう
一日3食しっかりと取り、最低2食は、主食、主菜、副菜を組み合わせて食べましょう。また、1回は「果物」と「牛乳・乳製品」を食べましょう。
いろいろな食品や料理を食べることで、必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。用意することが難しい場合は、市販のお総菜や配食サービスなども活用しましょう。
8面「旬のレシピ ちばの味」では、県内で生産されている農産物を中心に、旬の食材を使ったレシピを紹介しています。
かむ・飲み込む・話すなどの口腔機能が低下することを「オーラルフレイル」といいます。そのまま放置していると、食事が取りにくくなることで低栄養をまねき、全身の筋肉の低下(フレイル)にもつながります。
健康寿命を伸ばすためには、口腔機能の低下に早めに気付いて、予防・改善することが大切です。
●毎食後、寝る前の丁寧な歯磨き
歯と口の中を清潔に保つことは、細菌やウイルスなどの感染予防にも有効です。入れ歯のお手入れもしっかりしましょう。
●1年に1回は、歯科健診を受けましょう
かかりつけ歯科医をもって、歯と口の中の健康状態を知り、歯周病や口腔機能の低下を防ぎましょう。
●口周りの筋肉を保ちましょう
食事は、しっかりかんで食べましょう。また、人と話す機会が減ると口周りや舌の力が衰えることもあります。
口周りの筋肉を鍛える「パタカラ体操」
(1)「パ」「タ」「カ」「ラ」をそれぞれ5回ずつ、大きな声でハッキリと発音します。
(2)「パタカラ」と続けて発音し、これを5回繰り返します。
※適切な距離を保ち、小まめに換気しながら行いましょう
問い合わせ 県健康づくり支援課 TEL 043(223)2667(栄養)・2671(口腔)
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