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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年6月13日

ページ番号:22158

平成30年県政10大ニュース

発表日:平成30年12月27日
総合企画部報道広報課報道室

順位

できごと

月日

1

外環道(三郷南IC~高谷JCT)が開通
~半世紀越しの大事業。物流の生産性向上、観光交流が促進

6月2日

2

成田空港の更なる機能強化の実施を四者協議会で合意
~第3滑走路の増設、B滑走路延伸、夜間飛行制限の変更へ

3月13日

3

海外における知事トップセールスの実施
~2月にタイ王国で県産水産物の取引拡大につながる会談を実施、11月には初めてシンガポール及びベトナムを訪問し、様々な分野で両国との新たな関係づくりの第一歩を踏み出す

2月3日ほか

4

「ちばアクアラインマラソン2018」を開催
~富士山を眺めながら、約1万6千人のランナーが青い海と空に囲まれたアクアラインを疾走

10月21日

5

市原市の「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」が国の天然記念物に指定

10月15日

6

東京2020オリンピック・パラリンピックまであと2年
~県内各地で2年前イベントや競技体験会、ちば文化資産の選定、都市ボランティア募集などを実施、聖火リレー日程も発表

7月24日
8月25日ほか

6

県育成落花生「Qなっつ」がデビュー
~はっきりとした甘みとあっさりとした食べやすい味、白い莢が特徴

10月30日

8

台風24号で県内に暴風などの影響広がる
~鉄道の運休相次ぐ 農林水産業被害 23億円超

9月29日~

8

成田空港 発着・旅客数 過去最高
~初の25万回突破・4,000万人超え、5月20日には開港40周年

通年

10

圏央道(大栄~横芝間)、2024年度の千葉県区間全線開通に向けて本体工事に着手

通年

  • 世界女子ソフトボール選手権大会が千葉県内4市で開催
    ~日本代表2大会連続準優勝・事前キャンプも県内各市で実施(8月2日ほか)
  • 7月~8月に記録的猛暑
    ~熱中症搬送 最多4,206人(7・8月)
  • JR京葉線「幕張新駅」実現に向け、基本協定を締結
    ~幕張新都心の更なる活性化へ(4月20日)
  • 官製談合の再発防止に向け、千葉県職員倫理条例制定へ
    ~「千葉県コンプライアンス推進本部」を経て、再発防止に向けた取組を決定(通年)
  • 千葉県の商業環境が劇的に変化
    ~酒々井・木更津アウトレット増床、大型百貨店撤退の一方でペリエ千葉全面開業(通年)
  • 障害者雇用率の算出誤り
    ~障害のある方を対象とした採用試験の拡充へ(8月22日ほか)
  • 地震・台風・豪雨など、全国で大規模災害が相次ぐ
    ~平成30年7月豪雨・北海道胆振東部地震対応に職員を派遣(7月7日~9月29日)
  • 千葉ジェッツふなばし 第93回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会連覇
    ~BリーグB1・東地区も制覇(1月7日、5月5日)
  • 風しん流行 首都圏を中心に拡大
    ~妊婦の感染リスク低減に向け、配偶者も無料抗体検査実施(9月19日)
  • 観光入込客数 5年連続過去最高を更新~外国人宿泊客数の増加も顕著(10月11日)

各できごとのあらまし

第1位 外環道(三郷南IC~高谷JCT)が開通

~半世紀越しの大事業。物流の生産性向上、観光交流が促進

東京外かく環状道路は、都心部から伸びる放射道路を相互に連絡し首都圏の道路ネットワークを形成する重要な道路であり、三郷南ICから高谷JCT区間の15.5kmが計画から約半世紀の時を経て6月2日に開通した。この開通によって、4つの放射道路(東関東道・常磐道・東北道・関越道)が接続され、都心を通ることなく関東各地にアクセスが可能となり、物流の生産性向上や広域的な観光交流の促進などの様々な効果が見込まれる。併せて、国道298号が開通し、市川・松戸間の地域が初めて4車線道路で結ばれ、沿線地域の渋滞緩和が図られている。また、圏央道や北千葉道路などの道路ネットワークの整備についても、一日も早い全線開通を目指し、全力で取り組んでいく。

第2位 成田空港の更なる機能強化の実施を四者協議会で合意

~第3滑走路の増設、B滑走路延伸、夜間飛行制限の変更へ

国・空港会社から提案のあった成田空港の更なる機能強化については、平成27年9月から、国、県、周辺9市町及び空港会社で構成する四者協議会において、住民の声を踏まえつつ、協議を進めてきた。この結果、3月13日に、C滑走路増設、B滑走路延伸、年間発着枠50万回への拡大、スライド運用の導入を含めた夜間飛行制限の変更などの更なる機能強化の実施について、住民への環境対策等の遵守を前提に、四者協議会で合意し、確認書を締結した。併せて、空港周辺地域の地域づくりを四者で進めていくことを確認したところである。現在、空港会社では、空港敷地の拡張に必要な航空法に基づく国への変更許可申請に向け、環境アセスメントの手続などが進められている。

第3位 海外における知事トップセールスの実施

~2月にタイ王国で県産水産物の取引拡大につながる会談を実施、11月には初めてシンガポール及びベトナムを訪問し、様々な分野で両国との新たな関係づくりの第一歩を踏み出す

2月に3度目となるタイ王国を訪問し、フェアや試食会を通して、さつまいもや銚子のキンメダイなどの県産農水産物・物産品をPRしたほか、北部の中核都市チェンマイで初めて観光セミナー商談会を開催し、幅広く千葉の魅力を発信した。また、タイ最大手の水産缶詰会社会長と県産水産物の今後の取引拡大につながる前向きな会談を行ったほか、工業大臣と今後の経済交流の一層の推進を確認し合うなど、同行した各団体・企業の輸出や海外展開等につながる、成果を得ることができた。11月には、トップセールスとしては初めて、シンガポール共和国とベトナム社会主義共和国を訪問した。シンガポールでは、県産農水産物の販路拡大等を図るため、食品バイヤーを対象とした試食商談会や、千葉の食の魅力を伝えるPRイベントなどを開催し、本県の食の魅力を大いに発信することができた。また、ベトナムでは、本県への新たな観光需要の開拓に向け、社員への報奨旅行等を行っている現地企業向けのセミナーを開催したほか、介護分野をはじめとした、外国人材の受入支援に向けた取組の検討のため、人材育成施設の視察なども行い、今後のセールスや人材交流の足がかりとなる、成果を得ることができた。

第4位 「ちばアクアラインマラソン2018」を開催

~富士山を眺めながら、約1万6千人のランナーが青い海と空に囲まれたアクアラインを疾走

10月21日に「ちばアクアラインマラソン2018」を木更津市や袖ケ浦市をはじめとする関係各位の御協力のもと開催し、約1万6千人のランナーが集い、富士山を眺めながら、青い海と空に囲まれた東京湾アクアラインの絶景を走り抜けた。4回目となる今回は団体戦を新設。外国人ランナーは、過去最多の604名が参加。沿道には約36万人が駆け付け、地元幼稚園、小中学生による元気な声援や、多彩な応援パフォーマンスが行われた。高校生、地元自治会など多くの方がボランティアとして活動し、「チーム千葉」が一体となって大会を盛り上げ、千葉県の魅力を全国・世界へと発信することができた。

第5位 市原市の「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」が国の天然記念物に指定

市原市の「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」が国の天然記念物に指定された。市原市田淵には、約77万年前に逆転していた地磁気が現在の向きに戻った証拠となる地層が良好に残されており、学術的に価値が高いと評価された。天然記念物の指定地には、平成29年6月に県立中央博物館の研究員をメンバーに含む日本の研究チームが、約77万年前~12万6千年前の年代をラテン語で千葉時代を意味する「チバニアン」と命名するよう、国際地質科学連合に申請を行った際に、分析試料を採取した場所を含む。なお、千葉県内における天然記念物の指定は、平成28年の「屏風ケ浦」(銚子市)に次ぎ計18件目(特別天然記念物含む)。

第6位 東京2020オリンピック・パラリンピックまであと2年

県内各地で2年前イベントや競技体験会、ちば文化資産の選定、都市ボランティア募集などを実施、聖火リレー日程も発表

再来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、今年も様々な動きがあった。7月12日には、大会組織委員会から、東京2020オリンピック聖火リレーの各都道府県の日程が発表された。千葉県では、2020年7月2日から4日まで実施されることとなり、聖火を神奈川県から受け、茨城県に渡すことが示された。7月24日のオリンピック開会日には、一宮町釣ヶ崎海岸及び成田空港において、またパラリンピック開会日である8月25日及び26日には千葉市内において、市町村及び県内外の経済団体等と連携して2年前イベントを実施した。また、競技団体と連携して、県内の小中学生を対象とした学校訪問や、教員を目指す大学生等を対象としたパラリンピック競技の体験研修などを実施した。東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機に、県民の皆様に千葉の文化的魅力を再認識していただき、次世代に継承するため、8月3日、県民の皆様による投票の結果等を踏まえ、111件を「次世代に残したいと思う『ちば文化資産』」(以下、「ちば文化資産」という)として選定の上、公表した。今後は、「ちば文化資産」を活用したイベントを実施する等、本県の文化的魅力を発信するとともに、地域の活性化につなげていく。9月12日から12月10日まで、東京2020大会に向け、オール千葉で訪れる方々をお迎えするため、競技会場の周辺駅や空港などで交通・観光案内などの「おもてなし」を行う都市ボランティアを募集したところ、募集人数3,000人を大幅に上回る応募があった。引き続き、関係市町と連携しながら、国内外から訪れる方々を「明るく楽しい雰囲気」でお迎えできるよう準備を進めていく。

第6位 県育成落花生「Qなっつ(キューなっつ)」がデビュー

~はっきりとした甘みとあっさりとした食べやすい味、白い莢(さや)が特徴

千葉県農林総合研究センターが平成10年から開発を始め育成した、落花生「Qなっつ」の本格販売開始に当たり「デビューイベント」を開催した。本落花生は、はっきりとした甘みとあっさりとした食べやすい味、白い莢が特徴。栽培がしやすく、収量も多い。県では、「Qなっつ」のデビューを契機に、県産落花生の更なる認知度の向上と魅力発信を図るため、広報や各種イベントなどによるPRに取り組んだ。

第8位 台風24号で県内に暴風などの影響広がる

~鉄道の運休相次ぐ 農林水産業被害 23億円超

9月30日に大型で強い勢力のまま和歌山県に上陸し、日本を縦断した台風24号の暴風などの影響によって、千葉市をはじめ19市町において、人的被害で軽傷者15人、住家被害で一部破損48棟、床下浸水4棟などの被害が生じた。この台風の接近により、JR東日本では、9月30日夜から計画運休を実施し、県内JR線は上下線で417本が運休(区間運休を含む)、約12万4,400人に影響が出た。さらに、台風通過後においても、線路上の支障物の確認や塩害とみられる送電設備のトラブル等によりJR線や京成線で運休やダイヤの乱れが生じた。また、強風や塩害の影響による農林水産業の被害額は、農作物被害が約14億6,789万円、農業施設等が約7億7,207万円など、合計約23億6,147万円となった。このため、県では、相談窓口の設置、共済組合に対する共済金の早期支払等の要請を行うとともに、農業災害対策資金の発動を決定した。また、県から国に対して財政支援等を求める要望を行い、国はその要望に応じた支援対策の実施を決定した。

第8位 成田空港 発着・旅客数 過去最高

~初の25万回突破・4,000万人超え、5月20日には開港40周年

成田空港では、年間を通じて新規乗り入れ、新規就航、増便が相次ぎ、平成29年度の航空機発着回数は6期連続で開港以来の最高値を更新し、初めて25万回を突破した。また、国際線外国人旅客数や国内線旅客数が大きく伸びたことなどから、旅客数は3期連続で開港以来の最高値を更新し、初めて4千万人を突破した。日本の空の玄関として昭和53年に開港した成田空港は、5月20日に開港40周年の大きな節目を迎えた。同月18日には開港40周年記念式典が開かれ、森田知事が「これで安心してはいけない。羽田と協力して日本の表玄関をしっかりと守らなければならない。世界に向かって今日からテークオフ」とエールを送った。

第10位 圏央道(大栄~横芝間)、2024年度の千葉県区間全線開通に向けて本体工事に着手

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、東京湾アクアラインと一体となって首都圏の広域的な幹線道路網を形成する重要な道路である。県内の未開通区間である大栄・横芝間については、昨年12月に財政投融資の活用により整備を加速し、2024年度に開通見込みと発表され、本年3月には本体工事に着手された。今後も、一日も早い全線開通に向け、沿線市町と連携し、国や高速道路会社の事業推進を最大限支援していく。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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