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更新日:令和5(2023)年1月11日

ページ番号:16177

平成28年度景観まちづくりフォーラムの開催結果

セミナーの概要

平成28年度景観まちづくりフォーラムは、千葉県と景観まちづくり協議会、市原米沢の森を考える会との共同開催により、市原市で実施しました。

市原の里山にある古道の散策を楽しみ、その後、パネリストによるディスカッションにより、景観を守り育てることの大切さと地域の活性化について意見交換を行いました。

歴史の中の里山とローカル鉄道

日時:平成29年2月11日(土曜日)9時15分~15時45分

会場:内田未来楽校/市原市立内田小学校

内容

午前:散策

 

庚申塔

里山

小湊鐵道上総牛久駅に集合し、小湊鐵道沿線の古道を散策しました。

昔の人々が愛でた景観が残る市原の里山を、参加者の方々に味わっていただきました。

 

午後:パネルディスカッション

基調講演

【コーディネーター】

北原理雄(千葉大学名誉教授)

【パネリスト】

松本靖彦 氏(南市原里山連合事務局長)
塚原 茂(郷土史家)
石川晋平(小湊鐵道株式会社代表取締役社長)
鶴岡清次 氏(市原米沢の森を考える会代表)

パネルディスカッション

里山景観を守るパネリストの、個々の活動を通して、市原の里山とそれを取り巻く環境について、意見を発信しました。
松本氏は、南市原の里山保全活動について、塚原氏は、古地図にみる内田郷の歴史について、石川氏は、里山の景観とトロッコ列車について、鶴岡氏は、内田の里山と歴史・文化の現状についての発表でした。その後、参加者の方々の意見も交え、小湊鐵道を中心とした地域活性化への提案もありました。

 

【参加者からの主なご意見・ご感想(要旨)】

  • 発表内容が豊かで多くの視点を得られました。小湊の話はもう一度聞きたいです。経済的視点から里山を見る大切さ、里山連合会の組織づくりのノウハウを聞きたかったです。成果が結果になっているすばらしい事例でした。
  • 「景観」はその地域の「歴史文化」や「人の暮らし」を含んでおり、単に表面的な景色のことではないと改めて感じました。
  • 地元に米沢の森、内田の森のような貴重な里山があること、そこで懸命に汗を流している方々がおられることに気づかされ、感銘を受けました。
  • 景観まちづくりの計画、活動の内容、実状がよくわかりました。協議会があることさえ、よく知りませんでした。
  • 多くの方々が、愛情をもって里山再起に汗を流している状況に感心しました。

 

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部公園緑地課景観づくり推進班

電話番号:043-223-3279

ファックス番号:043-222-6447

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