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更新日:令和3(2021)年4月28日

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平成25年度景観まちづくりフォーラムの開催結果

セミナーの概要

平成25年度景観まちづくりフォーラムは、千葉県と景観まちづくり千葉協議会との共同開催により、国吉駅、大多喜町観光本陣で実施しました。

いすみ鉄道に乗って、沿線の街歩きを楽しみ、その後、パネリストによるディスカッションにより、景観を守り育てることの大切さと地域の活性化について意見交換を行いました。

景観・鉄道・まちづくり~千葉のローカル線いすみ鉄道の魅力再発見‼~

日時:平成25年11月9日(土曜日)10時30分~16時30分

会場:いすみ鉄道/大多喜町観光本陣

内容

午前:いすみ鉄道乗車

H25フォーラム(国吉駅)周辺

H25フォーラム(国吉駅)ホーム

いすみ鉄道大原駅に集合し、国吉駅で途中下車しました。

国吉駅では、いすみ鉄道応援団と、いすみ市商工会の取り組みについて、御説明いただきました。

小雨の降る中でしたが、国吉駅周辺の風景を、参加者の方々に味わっていただきました。

→平成26年春の様子

午後:パネルディスカッション

基調講演

【コーディネーター】:

北原理雄(千葉大学名誉教授)

【パネリスト】

小野田光利氏(いすみ鉄道友の会事務局/大多喜町企画財政課長)
掛須保之(いすみ鉄道応援団団長
山口一衛(いすみ鉄道株式会社総務部長
政門氏(大多喜町おかみさん会「葵の会」)

いすみ鉄道を応援するパネリストの、個々の活動を通して、いすみ鉄道とそれを取り巻く環境について、意見を発信しました。
小野田氏、山口氏は、いすみ鉄道の歴史やいすみ鉄道を存続させていくための取り組みを中心に、掛須氏、政門氏は、いすみ鉄道の駅周辺の活性化への取り組みについての発表でした。大多喜高校生徒会の、生活の営みであるいすみ鉄道を守ることの大切さと、その気持ちに基づく支援活動についてのプレゼンテーションからも、いすみ鉄道を取り巻く環境を、地元の方々が大切にしていることが、参加者に伝わりました。

その後、参加者の方々の意見も交え、鉄道を中心とした地域活性化への提案もありました。いすみ鉄道沿線が、季節ごとにすばらしい景観があることも、改めてわかりました。課題に直面した時、ローカル線や地域へのネガティブな発想ではなく、「地域への思いを形にすること。行動に移すこと。」が大切です。参加者の皆様には、今日の事例を参考に、地元での活動にお役立ちいただけたら、幸いかと思います。

H25フォーラム(大多喜町)パネリスト3人

(左から)北原氏・山口氏・政門氏

H25フォーラム(大多喜町)会場全体

(会場全体)大多喜高校:森田教諭

H25フォーラム(大多喜町)パネリスト2人

(左から)掛須氏・小野田氏

 

【参加者からの主なご意見・ご感想(要旨)】

  • H25フォーラム(大多喜町)質問全国に経営の厳しいローカル線は多くありますが、このような鉄道が生き残っていくのに、必要なことは、「地域に愛されることである。」と感じました。これからもがんばってください。
  • いすみ鉄道のコンセプトがみえるような形での、様々な催しや企画が発案されると、もっとよいと思います。
  • パネリストの方たちの発表には、生活の意識が明確で、自分の生活を支える鉄道経営との相互の絆に、微笑ましい印象をもちました。いすみ鉄道の再生と活性化に取り組む人々の姿はすばらしいと思いました。
  • 各人が出来る範囲で、素直に楽しくいすみ鉄道をサポートしている事に、地域の意気を感じ、感心しました。
  • 沿線の皆様の意識の高さや頑張りに感心しました。高校生が、通学の足を守ろうと、鉄道会社の応援を行っている事を知り、驚きました。頑張ってほしい。

 

セミナー開催後

国吉駅から春の便りがとどきました。

いすみ鉄道を応援する方々の活動の成果について、紹介いたします。(平成26年4月撮影)

201404国吉駅1

活動内容を聞いた広場

201404国吉駅2

国吉駅を見る景観

201404国吉駅3

国吉駅から見る景観

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部公園緑地課景観づくり推進班

電話番号:043-223-3279

ファックス番号:043-222-6447

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