ここから本文です。

更新日:令和3(2021)年4月28日

ページ番号:335453

平成24年度第3回景観セミナーの開催結果

セミナーの概要

日時:平成24年9月19日(水曜日)14時~16時
会場:千葉県文化会館小ホール

第一部:講演

「事業者や企業によるCSR活動で景観を地域の優良資産に規制型から提案型へ~」

講師:池邊このみ(いけべこのみ)氏(千葉大学大学院芸学研究科授)

第二部:県施策の説明

「千葉県公共事業景観形成指針」の活用について

説明:千葉県県土整備部都市整備局公園緑地課

今回のセミナーは、講師として千葉大学大学院教授の池邊このみ先生をお招きし、企業や事業者によるCSR(社会貢献)活動の事例や各地の先進事例を取り上げながら、行政と民間との連携・協働による今後の景観形成について考えました。

県民の皆さんのほか、公共施設等の設計に携わる設計・コンサルタント関係者や行政職員など、多くの方々に御参加いただき、御意見や御感想をいただきました。。
また、第一部の講演の後、第二部では、「千葉県公共事業景観形成指針」の活用について、県公園緑地課職員が説明を行いました。

【参加者からの主な御意見・御感想(要旨)】

  • 景観に対する企業・地域の取組について知ることができてよかった。景観には様々な可能性があり、景観とは何かを知り、活用するアイデアを真剣に探ることの大切さを学ぶことができました。
  • 事例を交え、わかりやすい講演でした。CSR活動の可能性について、あらためて考える機会となります。
  • 景観による「まち」の資産価値のアップの考え、事例について理解できました。
  • 公共景観を行政だけが担うのではなく、企業の自発的参加により向上させてゆくべきという考え方はその通りだと思いました。「提案型」を普及させる為には成功事例の積み重ねが重要だと思いますので、表彰制度やノウハウ集の公開等、広く情報を知らしめていただきたいと思います。
  • 企業の景観を通じたCSRについて、先進的事例が参考になりました。事業者・企業が自社の建物、広告物で景観配慮するだけでなく、社会、地域の中で自己の技術、ノウハウを活かして景観形成に関われると良い。
  • 様々な事例を交えながらの御講演から学ばせていただきました。特に子ども(中学生)の提案までの景観教育については興味深く拝見させていただきました。
  • 公共事業の景観整備を着実に進めるために、(1)「設計業務の中で予測ー評価(模型、写真等の検証、住民意向把握等)が十分に行われること。設計項目として景観検討が十分に見込まれること。」(2)「優良な公共整備事例、悪い事例の収集と一般への情報提供」が必要だと思います。
  • 是非とも、事例等の整理、公開を積極的におこなってもらい、自らの業務に反映できればと思います。

平成24年度第3回セミナー写真(講師)

平成24年どだい3回セミナー写真(会場)

平成24年どだい3回セミナー写真(第二部)説明の様子

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部公園緑地課景観づくり推進班

電話番号:043-223-3279

ファックス番号:043-222-6447

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?