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更新日:令和3(2021)年12月15日

歯科

歯科とは歯科の特徴主な疾患と治療医師紹介外来担当表診療実績論文・書籍・メディア医療従事者の方々へ患者さんとそのご家族へ

歯科とは

口腔の疾患には、むし歯、歯肉炎や口腔粘膜の病気、過剰な歯の埋伏なども含む抜歯や顎の中の病気、摂食機能の障害などがあります。これらの治療を通して全身の健康に寄与します。口腔内に生じる外傷や炎症、腫瘍など口腔外科的な疾患に対しても治療を行います。

歯科の特徴

全身的な疾患や心身に障害をもつこども達のお口の健康を育成し、守る診療科です。

幼時から学童期にかけては成長発育が盛んな時期です。食物をよく噛むことにより栄養を十分に摂取できるようになり、口の周り、顎の周りの筋肉の発育を促し、全身の健康を作っていきます。また、乳歯の萌出により正しい舌の位置を覚え上手に発音・構音できるようになります。萌出した乳歯は後継する永久歯を正しい位置に萌出できるよう誘導してくれます。このようなご大切な時期における口腔疾患の治療は、全身疾患や障害をもつお子さまが乗り越えるには大きなハードルになることが多く治療に際して特別な配慮が必要になります。当科では、こども達の心身の状態に応じて、多くの診療科と連携しながら、治療に取り組んでいます。

口腔ケアラウンドについて

 当科では月に1度、当該病棟の看護師と一緒に病棟を廻り入院されているお子様たちの口腔清掃状態を見せていただいております。ご協力よろしくお願いいたします。

主な疾患と治療

外来診療では、病気や障害を持ったこども達の口腔疾患の治療が中心となります。う蝕や歯肉炎の治療や予防が多いですが、他にも様々な疾患に対応しています。唇顎口蓋裂の子供たちには他科の先生たちと口蓋裂治療チームを作り、Hotz床の製作なども行っています。転倒転落などによる口腔の外傷や、顎骨あるいは軟部組織に生じた嚢胞や腫瘍といった口腔外科疾患にも対応しています。また、外来通院での治療が困難な病気や心身に障害をもつなどさまざまな理由から通常の歯科治療が受けられないお子様に対しては、入院、全身麻酔下での集中歯科治療をおこないます。

医師紹介

部長

 氏名

渡邉 俊英

 略歴

北海道大学歯学部卒業

得意・興味のある分野

歯科治療一般 口腔外科疾患の治療

 専門医など

  • 医学博士(千葉大学) 
  • 日本病院歯科臨床研修指導医 
  • 日本口腔外科学会専門医
  • 日本口腔科学会暫定専門医 
  • 日本口腔ケア学会口腔ケアアンバサダー

 外来担当表

区分

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

午前

渡邉

渡邉

渡邉

渡邉

渡邉

午後

渡邉

渡邉

渡邉

渡邉

渡邉

火曜日午後は、手術室にて全身麻酔手術(歯科治療を含む)または外来で歯科治療

診療実績

患者数
区分

2018年度

2019年度

2020年度

新患数

287

303

244

再来患者数

1710

1790

1785

入院患者数

9

10

1

 

院外

区分

2018年度

2019年度

2020年度

歯科医院

59

70

60

小児科

11

20

16

保健センター

4

1

3

診療所

3

7

0

総合病院

4

8

13

産科

0

3

1

その他

4

7

2

小計

85

116

95

 

疾患別患者数

疾患名

2018年度

2019年度

2020年度

歯牙疾患

167

121

101

小帯付着異常

10

16

10

嚢胞・腫瘍性疾患

8

17

17

炎症性疾患

53

103

75

外傷性疾患

10

19

15

その他

39

27

26

287

303

244

 

基礎疾患

基礎疾患名

2018年度

2019年度

2020年度

心疾患

24

19

19

中枢性疾患

20

21

12

血液疾患

15

13

12

種々の症候群

7

3

6

腎疾患

6

7

5

非協力児

10

15

16

奇形

0

11

21

その他

140

122

88

合併症なし

65

92

65

287

303

244

 

論文・書籍・メディア

渡邉俊英,中嶋大,伊豫田学,福本正知,廣嶋一哉、:開口障害を主訴に来院した破傷風の1例. :日口外傷誌 vol.16 No.2 P71-74 2017

Toshihide Watanabe, Chonji Fukumoto, Kazuya Hiroshima, Kohei Kawasaki :A Case of Benign Lymphoid Hyperplasia of Buccal Mucosa.: Open Journal of Dentistry and Oral Medicine 5(2): 11-19, 2017

Chonji Fukumoto, Kazuya Hiroshima, Toshihide Watanabe : Oval-Shaped Solitary Fibrous Tumor of the Tongue :  Oral health case Rep 2017, 3:1

:Chonji Fukumoto, Kazuya Hiroshima, Toshihide Watanabe : Basal Cell Adeno ma in the Parotid Gland: A Case Report of Rare Salivary Gland Tumor. : Open Journal of Dentistry and Oral Medicine 5(1): 7-10, 2017

渡邉俊英:小児総合病院における病棟看護師の口腔ケアに対する認識  日口腔ケア誌 :15-2 32-37, 2021

渡邉俊英:乳歯早期脱落が診断の契機となった低ホスファターゼ症の1例 :日病院歯科口腔外科学会誌 accepted

医療従事者の方々へ

歯科治療に対しての恐怖症や非協力など、病院歯科であるからこそできる状況もあるかと思います。鎮静下の治療は行っておりませんが、時間をかけての外来での治療、全身麻酔下での治療等行っております。お声をかけていただければと思います。

患者さんとその御家族へ

口腔内が汚れているが故の誤嚥性肺炎や心疾患での心内膜炎、抗凝固剤内服時の抜歯、BP製剤内服中の顎骨骨髄炎の発生など、齲蝕にしないため、歯肉炎から歯周炎に移行しないためにもきちんとした口腔清掃の習慣づけ、定期的なチェックは必要になります。今の問題、というよりも大人になった時を見据えた口腔ケアということです。抗てんかん薬を内服されている方に口腔のケアを行うことで歯肉の二次的な増殖を軽度に抑えることも可能かと思います。このように様々な疾患に絡んでいるのが歯科の特徴のひとつでもあり、口腔清掃状態の改善は現在、そして子供たちの未来に対してとても大切です。医科の治療と並行して歯科治療や口腔ケアを行うこともできます。外来通院の患者さんでも入院の患者さんでも担当の先生に声をかけていただければと思います。