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更新日:令和4(2022)年9月14日

アレルギー・膠原病科

アレルギー・膠原病科とはアレルギー・膠原病科の特徴主な疾患と治療医師紹介外来担当表診療実績論文・書籍・メディア医療従事者の方々へ

アレルギー膠原病科とは

アレルギー疾患、膠原病(リウマチ性疾患)、先天性免疫異常症(免疫不全症・自己炎症性疾患)に対する専門的医療を行っています。

アレルギー・膠原病科の特徴

  • 小児アレルギー疾患全般に対して、標準的な治療を基本として、個々の患者さんに合わせた診療を提供しています

    • 初診時には専用の診療枠で時間をかけて問診と診察を行います。症状の経過や患者さん・ご家族の希望を踏まえて、常によりよい治療をすることを心がけています。また、PAE(小児アレルギーエデュケーター)、CAI(アレルギー疾患療養指導士)、看護師、栄養士など他職種とも協力しながら診療を行っています。

    • 当院から遠方(千葉県東部や南部など)にお住まいの患者さんも多いことから、地域の医療機関と連携したアレルギー診療体制の構築を目指しています。

    • アレルギー指導医・専門医が3名、アレルギー専門医が1名在籍しており、日本アレルギー学会認定教育施設となっています。

  • 小児膠原病(リウマチ性疾患)の中核施設の一つであり、病態を踏まえた、適切な治療を行うようにしています。
  • 膠原病(リウマチ性疾患)は全身性疾患であり、種々の臓器障害が起こります。整形外科、眼科、腎臓科、皮膚科や、全国のリウマチ専門医と連携し、診断・治療にあたっています。新規薬剤の臨床試験にも 積極的に参加しています。
  • できるだけ日常生活の制限が少なく、また治療薬の副作用が少なくなるように、科内でカンファレンスを行い、検査・治療について確認しています
  • リウマチ指導医・専門医が1名、リウマチ専門医が2名在籍しており、日本リウマチ学会認定教育施設となっています
  • 小児リウマチ中核施設外部サイトへのリンク
  • 千葉県で唯一の、日本免疫不全・自己炎症学会の免疫不全症データベース(PIDJ:Primary Immunodeficiency Database in Japan)プロジェクトの連携施設として、多くの症例の経験と、全国にいる免疫のエキスパートとのネットワークや遺伝医療との連携により、先天性免疫異常症の診断・治療を行います。

    ・先天的な免疫の異常により、易感染性・自己炎症・リンパ増殖性疾患をおこす疾患群を先天性免疫異常症外部サイトへのリンクと呼びます。

  • 重症複合免疫不全症については、オプショナルスクリーニング(一般社団法人 希少疾患の医療と研究を推進する会による有料スクリーニング事業)の、千葉県の二次精査機関となっています。また、厚生労働省科学研究でおこなっている新生児スクリーニングコンソーシアム外部サイトへのリンクに参加しています。

  • 成人期の先天性免疫不全症については、診断と遺伝カウンセリングを行っています。

主な疾患と治療

<アレルギー疾患>

●食物アレルギー:正しい診断と必要最小限の除去が基本です。十分な問診と検査(血液検査、皮膚テストなど)によって原因食物を推定し、食物経口負荷試験で診断および安全摂取可能量を確定します。その後は安全摂取可能量を反復摂取する食事療法を行いますが、治療中は管理栄養士による栄養指導を受けることもできます。

 

●気管支喘息:十分な問診と検査(呼吸機能検査、NO検査、CT撮影など)によって診断を確認した上で治療方針を検討します。適切な治療によって日常生活および社会活動が制限なく行えることを治療目標としています。最重症持続型喘息に対しては、内服薬および吸入薬に加えて生物学的製剤(抗IgE抗体、抗IL-5抗体、抗IL-4R抗体など)による治療を導入しています。

 

●アトピー性皮膚炎:適切なスキンケア、十分量の保湿剤とステロイド薬の塗布を治療の基本としています。正しいスキンケアの方法や薬の塗り方について、医師や看護師から具体的な指導を行います。痒みが強いときには内服薬を使用することもあります。皮膚の症状に食物アレルギーが関与しているかどうかについて正しく診断し、不必要な除去を行わないようにします。

 

●アレルギー性鼻炎、花粉症:まずアレルギーの原因を確認します。症状に応じて抗アレルギー薬の内服、点鼻薬などによる治療を行い、症状の改善を図ります。5歳以上の患者さんではスギ花粉の舌下免疫療法、ダニの舌下免疫療法を行うことができます。治療方針については、病状を十分に評価した上で、患者さんの御希望も踏まえて適切な治療法を提示します。

 

<膠原病>

●関節型若年性特発性関節炎(juvenile idiopathic arthritis:JIA):当院では県内および近隣の県から関節症状のある小児患者さんが整形外科に紹介されてきます。このため、関節型JIA、特に少関節型の患者さんが非常に多いのが特徴です。診断には他の疾患の鑑別が重要となりますので、整形外科と連携して、診察と血液検査、画像検査、必要に応じて関節鏡による滑膜生検を行って正確な診断を心がけています。治療には、メトトレキサートを十分量使用し、難治例には生物学的製剤を積極的に用います。

 

●全身型JIA:できるだけステロイド薬の副作用を少なくするように、免疫抑制薬・生物学的製剤を併用した積極的な治療を行います。致命的な合併症であるマクロファージ活性化症候群(MAS)を発症した症例には、必要に応じて血漿交換療法も行います。

 

●シェーグレン症候群(Sjogren’s syndrome: SS):SSは、一般的には中年女性に多く小児には稀と言われていますが、実は小児の膠原病では3~4番目に多い病気で見逃されている患者さんが多い疾患でもあります。患者さんの症状に合わせた対応を考えていきます。

 

<先天性免疫異常症>

●原発性免疫不全症:無ガンマグロブリン血症の患者さんの定期的なガンマグロブリン補充療法を行っています。ガンマグロブリン補充の在宅自己注射の導入も可能です。

この分野では、遺伝学的検査の技術が進歩して、新たな疾患が次々に見つかっています。まずは「疑うこと」から診療が始まります。感染を起こしやすい患者さんについては、積極的に検査を進めるようにしています。同時に、患者さんの病状に合わせた補充療法、抗菌薬療法を行って、感染の機会をなるべく少なくし、不可逆的な臓器障害を起こさないように努めています。

 

●自己炎症性疾患:自己炎症性疾患は膠原病と類似した症状を呈する事が多く、診断が難しい場合がしばしばあります。詳細な問診や、熱型観察、検査データ、遺伝学的検査結果をもとに診断を進め、治療を行っています。

医師紹介

部長

 氏名

冨板 美奈子

 略歴

得意・興味のある分野

 専門医など

  • 日本小児科学会専門医・指導医
  • 日本アレルギー学会指導医・専門医
  • 日本リウマチ学会指導医・専門医
  • 日本小児リウマチ学会理事
  • 日本シェーグレン症候群学会理事
  • 日本アレルギー学会代議員
  • 日本小児アレルギー学会代議員
  • 日本リウマチ学会評議員
  • 日本臨床リウマチ学会評議員

 

 医員

 氏名

光永 可奈子

 略歴

得意・興味のある分野

 専門医など

  • 日本小児科学会専門医
  • 日本アレルギー学会専門医
  • PALSプロバイダー
  • NCPRプロバイダー
  • JPLSコース修了

 

医員

氏名

緒方 仁志

略歴

得意・興味のある分野

専門医など

 

外来担当表

区分

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

午前

冨板

緒方

膠原病・免疫外来

冨板

光永

(第一水曜休診)

冨板

緒方

膠原病・免疫外来

午後

術前・新患外来

膠原病・免疫外来

秋葉

術前・新患外来

光永

術前・新患外来

光永

緒方

膠原病・免疫外来

令和4年4月1日現在

診療実績

<膠原病(リウマチ性疾患)外来かかりつけ患者数>

  • 若年性特発性関節炎名

  • 全身性エリテマトーデス名

  • 若年性皮膚筋炎名

  • シェーグレン症候群名

  • 混合性結合組織病名

2020年度 新患患者疾患別内訳     

アレルギー疾患

気管支喘息・気管支喘息疑い(術前管理含む)

食物アレルギー
・食物依存性運動誘発アナフィラキシー
・口腔アレルギー症候群

アトピー性皮膚炎

薬剤アレルギー

蕁麻疹

アレルギー性鼻炎

好酸球性腸炎

その他

263

 

123

 

14

3

3

2

0

2

免疫疾患

若年性特発性関節炎

不明熱・周期性発熱

シェーグレン症候群

全身性エリテマトーデス

若年性皮膚筋炎

その他免疫疾患

13

6

1

2

1

13

呼吸器疾患

気道感染症

その他

3

3

その他

低出生体重児(周術期管理)

その他

13

5

合計

-

470

 

2019年度 入院患者疾患別内訳(主病名・延べ人数)

アレルギー疾患

食物アレルギー

気管支喘息

アナフィラキシー/FDEIAn

アトピー性皮膚炎

薬物過敏症

246

25

9

1

1

免疫疾患

若年性特発性関節炎

腸管ベーチェット病

全身性エリテマトーデス

皮膚筋炎

その他免疫疾患

11

5

3

3

18

呼吸器疾患

肺炎、細気管支炎(RSウイルス感染含む)

30

その他

胃腸炎

その他

2

9

合計

-

362

論文・書籍・メディア

 

医療従事者の方々へ

当科での専門研修は、アレルギー専門研修とリウマチ専門研修の両方に対応している点が、ユニークです。豊富な症例数と経験豊かな指導医・専門医の熱心な指導により、臨床・研究の研鑽を積むことが可能です。

小児アレルギー・小児リウマチレジデント募集について(リンク)

<教育施設・認定施設>

日本アレルギー学会認定教育施設、日本リウマチ学会教育施設