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更新日:令和4(2022)年5月17日
外来では毎日多くのこども達が訪れ、診察だけに留まらず様々な検査や処置を行います。
専門的治療が必要となるため認定看護師や専門看護師と協力して知識を深めながら関わっています。そして、ご家族と一緒にこどもの成長発達を引き出せるような関りが出来ることを目標に取り組んでいます。対応場面では、こどもにとって嫌なことを無理に行うのではなく、こどもの権利を尊重しながら時間をかけて説明し「こども自身が頑張れる」という意思決定ができるような関りを心掛けています。
また、在宅ケアが必要なこどもやご家族が安心・安全に療養生活ができるように、病棟や地域と継続した連携を図り支援しています。
<チャイルドライフスペシャリスト(CLS)より>
見たことのない医療器具、消毒のにおい、大きな機械、白衣・・・こども達にとって病院に行くことは不安や緊張でいっぱいです。
でも、通院や検査・治療をするのは本当に本当に大切なこと。きっと、こどもやご家族の方々も勇気を振り絞って病院にいらっしゃっているはずです。
外来では特に「初めての大きな病院」「初めての検査」「初めての処置」など、小さなこどもにとってチャレンジが多い場所です。
そんなストレスフルな場面において少しでも不安軽減が図られるように、CLSとして心理社会的サポート(こどもの目線に合わせた検査や処置の説明、処置中の心理的サポート等)を提供させていただいております。
検査や処置を少しずつでもその子なりに頑張ってできたそのあとの笑顔と、「できたよ!」という成功体験が少しでも増やせるようにお手伝いできれば幸いです。
<クラークより>
病院に来られるこども達は不安な気持ちがいっぱいだと思うので、少しでも安心していただけるように、できるだけ丁寧にやさしく接することを心がけています。