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更新日:平成30(2018)年3月10日

活動事例紹介「学生が軸となり、誰もが参加できる2020を目指して」(学生団体おりがみ)

このコーナーでは、東京2020に向けて、様々な参加やボランティアの取組みを進めている方々や団体、その取組み内容についてインタビュー形式にてご紹介していきます。

今回は、学生が軸となり、誰もが参加できる2020に向けて様々な取組にチャレンジしている「学生団体おりがみ」の活動です。お話は代表の都築さん(千葉大学物理学部4年)、教育部リーダーの香取さん(千葉大学物理学部2年)にうかがいました。(インタビューは2018年2月に実施したもの。)

まずは「学生団体おりがみ」の団体内容や活動について教えてください

都築さん(写真右)「学生団体おりがみは、学生が軸となり、誰もが参加できるオリンピック・パラリンピックをつくっていくことを目標に、2014年8月に、千葉大学の学生が中心となって発足しました。

現在は関東近県を中心に34大学からおよそ120名の学生がメンバーとなっています。千葉大学と明治大学に支部があり、つい昨年末、千葉工業大学にも新たに支部が誕生したところです。

団体オリジナルのイベント企画や、他団体と協働したさまざまな企画を実施しており、それらを「スポーツ」「文化」「環境」「国際交流」「ユニバーサルデザイン」「教育」といった6つの属性のいずれかに分類しながら、目的の明確化や特徴づけをして取り組んでいます。

NPO法人生涯学習応援団ちばが千葉県の「ボランティア参加促進事業」の委託事業として実施している、高校生を対象とした「2020ちばおもてなし隊」の運営もサポートしています。

多くの大学の学生を巻き込んだ団体の運営はどのように行っているのですか。また、活動の特徴は何でしょうか

都築さん「毎週火曜18時から千葉大学にて、月曜には明治大学にて、各支部代表のもと、定例のミーティングを開き、団体の運営や企画に関するミーティングを行っています。また、全体ミーティングも月1回程度、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)などに集まって行っています。またプロジェクトごとにリーダーを置き、メンバーそれぞれが関心のあるプロジェクトに関わる形で進めています。」

「特徴は、何と行っても、学生が軸となって、すべてのプロジェクトを企画から運営まで進めているところです。1からオリジナルの企画を実施することもあれば、県や市といった行政機関、NPOなど、様々な主体と連携して、学生のアイデアやフットワークといった強みを生かして、それぞれの企画を盛り上げています。」

 

東京2020大会においてソフトボール競技開催県となっている福島県では、2017年10月末、地元団体との共催で東京五輪と福島の復興について考える交流会を開催。全国に活躍の場を広げています。2018年8月に千葉県内4市で開催される「第16回世界女子ソフトボール選手権大会」のボランティア専門部会にも委員としてボランティアの企画に関わっています。

千葉県、千葉市、NHKや大学が協力し、2016年から開催している「パラスポーツフェスタちば」。学生等が集まったボランティア委員会で7競技の体験会を進行。イベントに合わせてシッティングバレーボールの大学対抗戦も開催しています。

 

今年2回目を迎えた車椅子アートプロジェクト~チバフリ~」(2018年1月28日、千葉市主催)では、障害のある人もない人も楽しめるファッションとダンスパフォーマンスショーの企画運営をサポート(写真は手話パフォーマーと県内盲学校の生徒たちのコラボによるショー)

「チバフリ」での学生ボランティアのリーダーを務めた細川さん(千葉大学4年生)は「会場を埋め尽くすお客様に集まってもらえてうれしい」とコメント。

 

2018年2月17日に開催した「フォーラム2018→2020私たちのおもてなし」。高校生等80人、一般参加やスタッフ等を入れて総勢140名近い方々の中心に立ち、創造性あふれるアイデアの引き出しのため、ファシリテーションに奔走してくれました。

幕張の街の魅力&バリア点検隊(2017年7月)では、エリア分けしたルートを点検して回るため、学生団体おりがみの学生が各班に張り付き、安全確保をしながら、参加した高校生たちが点検のポイントを確認しやすいようフォローしてあげました。

 

これほどにオリンピック・パラリンピックを「自分ごと」としてとらえて、学生が軸となって活動を始めるようになったきっかけは。

都築さん「もともと私はスポーツは好きな方ですが、だからといってオリンピック・パラリンピックには大きな関心はありませんでした。大学受験で第一希望が叶わなかったこともあり、当時、大きな焦りを覚えていたのですが、その時に参加したセミナーをきっかけに、オリンピック・パラリンピックをとらえるようになりました。その時のセミナー登壇者が熱くオリンピック・パラリンピックを語られていたのですが、並んでいるのはすべてご年配の方々ばかり。私はその光景を見たとき、自分たち若い世代がもっと声を上げていくべきときなのではないかと思ったのです。オリンピック・パラリンピックでは世界が、そして時代が大きく動く瞬間がやってきます。そんな場面に自分が関わることで、何か大きな可能性が生まれてくるかもしれないと。そのとき、自分自身、とても自由な感覚を持つことができました。その時の思いをきっかけに、学生が中心となり、オリンピック・パラリンピックを様々な切り口から盛り上げ、多くの方々に参加してもらう機会を作っていこうと活動をはじめました。」

香取さん(写真左)「私は『2020ちばおもてなし隊』の企画運営に、学生サイドのプロジェクトリーダーとして2016年夏から関わっています。中高校生を対象とした学習会や交流会、2017年夏には幕張の街を魅力発見とバリアフリー点検で街歩きするイベントなどを行いましたが、そういった場面で、学生団体おりがみの学生が、高校生たちにとってはちょっとだけお兄さん、お姉さんになるわけですが、フレンドリーに問いかけ、優しくサポートしてあげながら、彼らのアイデアを引き出すお手伝いをしています。もともと、教育にもたいへん関心があったので、こうした活動は私にとってとてもやりがいのある活動です。」

「私が学生団体おりがみに関わるようになったきっかけは大学の新歓で偶然おりがみを知ったことです。数少ない物理学科の女子友だちと一緒に参加するようになりました。今では私にとっておりがみは「家族」や「居場所」のようなものになっています。これまで、自分の中にとどめていた想い、やりたかったこと、思いついたことをぶちまけることができる。ちょうど試験期間で定例のミーティングがなかっただけで、とても寂しい気分になるほどです。」

今後の活動の展望を教えてください

香取さん「これまで、いくつかの学校からオファーをいただき、私たちが出張して授業をさせていただきました。一昨年秋に千葉女子高校でのプレゼンテーションをさせていただいたほか、昨年1月には都内の高校でオリンピズムの普及をテーマとして、また、昨年11月と1月の2回に分けて、主に障がい者理解に関するテーマで実施させていただきました。このような形で、私たちの活動を通した経験をもとに、学校現場からお問い合わせをいただくことが増えてきたため、昨年秋に『教育部』を立ち上げました。これから教育部としては引き続き『2020ちばおもてなし隊』の活動に加え、外部からの講師依頼に対する出張授業にもできる限り対応していくほか、小学生などさらに若い世代に向けたオリジナルの企画にも取り組んでいきたいと考えています。」

都築さん「この3月末で、4年生として大学を卒業するメンバーが出てきます。今後、こうした卒業生たちにも、社会人になっても関わってもらえる器を用意していきたいと考えています。そのひとつの方法としてNPO法人を作ろうという話題にもなっています。もちろん、学生団体おりがみの主役は学生ですので、学生団体と並列で進めていくような形がよいと思っています。私もこの3月末で晴れて大学は卒業、4月からは大学院に行く予定で、研究分野もこれまでの物理学から今度は文系に軸足を移し、研究の面でもオリンピック・パラリンピックを考えていきたいと思っています。もちろん学生団体おりがみの活動も続けていきます。」

「来年度は『パラコネクト』といって、理学療法士会の方々とも協力し、特別支援学校において、障害をお持ちの子どもたちがスポーツをもっと身近に深く楽しんでもらえるような企画に力を入れてみたいと考えています。」

「また、“誰もが参加できる”という観点では、多くの方が聖火リレーに関心を持っていらっしゃるかと思います。公式的な聖火リレーとは別に、たとえば“勝手に聖火リレー”のような取組みもおもしろいんじゃないかとという話題もあります。」

活動をとおして、2020年とその先につかみかけている手ごたえは

都築さん『記憶のレガシー』、これがまちがいなく残っていくと思っています。たとえば2020年のあと、「あの時いっしょにボランティアで活動したね」という思い出を年に一度集まって共有し、皆でお互いを称え合う同窓会のようなものが開けるとよいです。ボランティア活動において、人と人との出会いが大きな要素だと思っているので、それをずっと大事にしていけるとよいと思います。」

「学生団体おりがみ2017報告会」の知らせ

2017年の活動実績を報告するとともに、この夏以降募集開始となる東京2020大会関連ボランティアの情報や”2020年に向けて学生に期待されること”をテーマに参加者と共に考える機会とします。ぜひ、学生団体おりがみの活動に参加したい、活動を応援したい、2020年を一緒に考えたいという方、ご参加ください。

報告会概要

日程

2018年3月17日(土曜日)13時00分~17時00分

※会終了後、交流会あり。

会場

千葉大学西千葉キャンパス教育学部棟2207教室(JR西千葉駅から西千葉キャンパス南門まで徒歩2分。そこから会場建物まで徒歩数分)

プログラム

  • 特別講義(講師:千葉県の都市ボランティア企画担当課)
  • 学生団体おりがみ活動報告
  • パネルディスカッション

申込

以下の詳細ページにアクセスの上、お申込みフォームから必要事項を入力して送信。

参加費

無料

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団体・活動情報詳細

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:環境生活部県民生活・文化課県民活動推進班

電話番号:043-223-4147

ファックス番号:043-221-5858

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