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更新日:平成30(2018)年9月6日

ページ番号:336019

「危険ドラッグ」とはどのようなものでしょうか。

質問

「危険ドラッグ」とはどのようなものでしょうか。

回答

危険ドラッグとは、乾燥ハーブの断片等に、幻覚などを発現する成分を加えたものです。乾燥ハーブに化学物質を混ぜたハーブ状のものの他、パウダー・リキッド状のものや錠剤も流通しています。これらは従来知られていた違法薬物以上の催眠・興奮・幻覚作用を有し、健康への危険性が指摘され、2015年7月に呼称が危険ドラッグに改められました。
危険ドラッグは、中枢神経抑制作用のある合成カンナビノイドと、中枢神経興奮作用のあるカチノン系化合物が主であり、両者ともに強い依存性が見られます。前者では、急激で重篤な意識障害を起こして自動車事故を起こしたり、多彩な身体症状で身体科救急に搬送されたりします。後者では、激しい興奮状態で暴力に及ぶことが多く、急性錯乱状態や幻覚妄想状態で精神科を受診することも多いです。薬物使用状況が不明だと、統合失調症や双極性障害の躁状態と診断されることもあります。
危険ドラッグは、長らくインターネット等を通じて、「合法ドラッグ」「脱法ハーブ」という形で「安全で合法である」と宣伝されてきました。そのお洒落なパッケージは、危険な薬物に見えないため、「キレイ」「かっこいい」という印象を与えますが、製造者でさえ把握していない未知の危険成分が含まれた製品が流通しており、身体への悪影響ははかりしれません。

【問い合わせ先】
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お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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