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更新日:令和4(2022)年10月28日

ページ番号:2260

令和元年度千葉県社会福祉審議会開催結果(9月2日)

1.日時

令和元年9月2日(月曜日)13時30分から15時00分

2.場所

三井ガーデンホテル千葉3階「平安南」

3.出席者(五十音順)

石渡委員、稲垣委員、今井委員、岩橋委員、臼井委員、榎本委員、大河原委員、大澤委員、

大沼委員、岡部委員、小髙委員、加藤委員、小島委員、境野委員、佐藤委員、白鳥委員、

鈴木(久)委員、醍醐委員、田上委員、田邉委員、寺口委員、長島委員、西井委員、野口委員、

服部委員、花崎委員、林委員、松山委員、三沢委員、本宮委員

4.議題

(1)委員長及び委員長代理の選出

社会福祉法第10条の規定による委員の互選により、三沢委員が委員長に選出された。

千葉県組織規程第145条第4項により、石渡委員が委員長代理に指名された。

5.報告事項

(1)第三次千葉県地域福祉支援計画の見直しについて

<資料1-1>第三次千葉県地域福祉支援計画の見直しについて(PDF:208KB)

<資料1-2>第三次千葉県地域福祉支援計画について(中間見直し版の概要)(PDF:1,015KB)

(2)子ども・子育てに関する計画の見直しについて

<資料2-1>今年度中に改定を予定している子ども・子育て関連の計画(PDF:198KB)

<資料2-2>次期千葉県子ども・子育て支援事業支援計画及び千葉県次世代育成支援行動計画の策定について(PDF:315KB)

<資料2-3>千葉県子どもを虐待から守る基本計画及び千葉県家庭的養護推進計画の見直しについて(PDF:394KB)

<資料2-4>次期千葉県子どもの貧困対策推進計画の策定について(PDF:310KB)

(3)千葉県ホームレス自立支援計画の見直しについて

<資料3>千葉県ホームレス自立支援計画の見直しについて(PDF:108KB)

(4)千葉リハビリテーションセンターの建設場所及び基本計画について

<資料4>千葉リハビリテーションセンターの建設場所及び基本計画について(PDF:214KB)

(5)千葉県袖ケ浦福祉センター検討会議の検討状況について

<資料5>千葉県袖ケ浦福祉センター検討会議の検討状況について(PDF:1,701KB)

(6)その他

<資料6>外国人介護人材受入れにかかる事業について(PDF:95KB)

<資料7>児童虐待防止緊急対策の取組状況について(PDF:680KB)

6.意見及び質疑応答

報告事項(2)子ども・子育てに関する計画の見直しについて

(質疑)児童虐待については、従前から早期発見と関係機関との連携の2つが重要だと言われているが、今年5月にまとめられた児童虐待防止緊急対策以降で、早期発見の事例はあるのか。

(回答)事例として把握はしていないが、一時保護の児童が増えており、早期発見、早期対応が図られていると考えている。

(意見)各計画の説明の言葉の使い方を見ていると、各担当課が横につながって協議をしているのか疑問に感じる。もう少し担当課が相互に横断的に協議をしていただきたい。

また、地域福祉支援計画の項目には子育て支援や貧困対策はあるが、子どもの主体性を尊重した支援という項目が見当たらない。

会福祉の支援は、包括的な支援の方向に向かっており、細やかな施策を講じるのはいいが、ますます縦割りの溝ができているような違和感を感じる。

時保護の件数が増えているから、速やかな対応ができているということだけではなく、潜在的な問題が増えた可能性もある。

場から上がってくるデータを丁寧に分析する機会をもっていただきたい。計画を管理する側が、現場にある事例を端的に把握し、精査して現場のノウハウになるようにフィードバックするような、縦と横の重層的なつながり方を考えていただきたい。現場でがんばっている職員の方々をどうバックアップしていくのかということを考えていかないといけない。

報告事項(3)千葉県ホームレス自立支援計画の見直しについて

(質疑)資料3で、市川市が38人から18人減少しているが、どのような施策によるものか。

じように、千葉市では35人から1人減少しているが、どのような要因なのか把握しているか。

(回答)ホームレスの状況としては、東京に近いところがかなり多いという状況がある。

川市において減少幅が大きいが、生活困窮や生活保護の施策が充実したことにより、いわゆる昔ながらの、例えば公園や路上でテントを張って寝泊まりするようなホームレスは減少している。

方で、新しい移動型のホームレス、ネットカフェや車上生活といった定まった住居を持たない方が増えているのではないかということで、実態はまだ把握できていないが課題として認識しているところである。

報告事項(4)千葉リハビリテーションセンターの建設場所及び基本計画について

(質疑)袖ケ浦特別支援学校との連携ということで千葉リハビリテーションセンターの現地建替えは大いに賛成であるが、特別支援学校の建替えも大丈夫という検討はしたのか。

(回答)特別支援学校の建替えの検討まではしていない。

(質疑)特別支援学校の現地建替えを検討しなければ、選定理由の前提が崩れることになると思うがどうか。

(回答)袖ケ浦特別支援学校については、県の長寿命計画の中で整理されていくものと考えている。現地にはこども病院もあり、一体的に動いているところもあるので、これらとの連携体制については確保していかなければいけないと考えている。

(意見)現地建替えがベストであるという判断は、袖ケ浦特別支援学校との連携が前提となっているので、ぜひ袖ケ浦特別支援学校の現地建替えが可能なように、今後働きかけていただきたい。

報告事項(5)千葉県袖ケ浦福祉センター検討会議の検討状況について

(質疑)検討会議を設置されたのは、袖ケ浦福祉センター見直し進捗管理委員会の最終答申に沿って設置されたと理解している。この間、多数の方々が熱心に議論されていたと聞いており、その点は非常に安堵している。また、提言した点についても、尊重して動いていただけるものだと理解している。

の上で、まず県立施設として残すのか残さないのか、この判断を示すのはいつ頃になるのか。

養育園については、基本的には子どもの施設になるので、長く施設の中で暮らすのは好ましくないという認識をしている。仮にここを利用しても、早期に出ていくというシステムを構築する検討はされているのか。

更生園については、ここがずっと住む施設という位置付けでは、本人への支援としていい生活を構築することはできないと考えている。施設の入所期間を設定するとあるが、どれくらいを考えているのか。

意思決定支援、本人の意向を尊重するということだが、進捗管理委員会の検証期間中にパーソナルサポーターというシステムの試みをしており、テレビにも取り上げられ意思決定支援の手段として注目を浴び、県においても効果があったと評価していると思っているが、これが廃止されている。どのような意思決定支援を考えているのか、廃止した理由について伺いたい。

(回答)県立施設とするかどうかの判断の時期については、県全体での強度行動障害のある方への支援体制の構築も含めて、その方向性についてできるだけ早期に示したいと考えている。

養育園の家庭復帰への支援については、現在徐々に人数が減っている状況であるため、具体的な取組みには至っていない状況であるが、方向性等を示す際に、何らかの形で示す必要があると考えている。

更生園の利用者の方については、その方の生活が慣れ親しむのに一定期間がかかることもあるので、一律に何年というのはどうかという話もあるため、その人に合った期間ということで考えているが、最終的にはグループホームに移っていただくことを前提に考えていくこととしている。

ーソナルサポーターについては、現在具体的には機能していないところであるが、意思決定支援についてはそのようなアイデアがあったので、今後どのような形で支援体制を構築するか、一つの考え方として検討していく必要があると考えている。

(意見)パーソナルサポーターという本人の立場に成りきった意思決定支援、代弁者というものを入所施設利用者の全員につけた方がいいと個人的には思っているので、同様の試みを引き続き取り組んでいただきたい。

育園については、ここで何年も暮らすことが子どもにとってどうなのかということで、なるべく短期に出ていくことが必要なのではと提言で申し上げている。家庭復帰ができないところもたくさんあると思うが、なるべく早期に入所施設から出ていくことが児童支援の基本ではないかと思うので、その点も含めて議論いただきたい。

更生園については、それぞれの状況に応じた地域移行には時間がかかるのは当然のことだと思う。ただ、上限や目途を作っておかないと、また結局元の木阿弥で、ずっと暮らしてそこで死んでいくということを危惧している。どこかで目途や目標を設定するのがいいと考えているので、検討いただければと思う。

報告事項(6)その他(外国人介護人材の受入れにかかる事業について)

(質疑)外国人が資格を取った後に、日本になかなか居られないのが今の看護師資格の問題点だと聞いている。この件に関して分かれば教えていただきたい。

のところ、実際に本人が希望すれば居られるということで問題ないのか。

(回答)介護人材にかかる留学生受入プログラムで申し上げると、外国の方が介護の仕事で来て、介護福祉士の国家資格を取得することを支援するスキームになっている。

格が取れると在留期間の更新の制限が無くなるため、本人が希望すればずっと在留できることになっている。

7.関係ホームページ

千葉県社会福祉審議会

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉政策課政策室

電話番号:043-223-2609

ファックス番号:043-222-9023

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