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更新日:令和3(2021)年8月30日
当センター開設以来、末梢血管バイパス術にかわるものとして、また将来のステントグラフト治療に必須の技術として、末梢血管に対するカテーテル治療(経皮的血管形成術)を行ってきました。
1999年に当センターでの第1例目のステントグラフト内挿術(外傷性胸部大動脈瘤)を行いました。その後も、合併症の多い動脈瘤に対して、2005年まで10数例のステントグラフト内挿術を行いました。2006年からは、大動脈瘤に対しての適応を拡大し、胸部瘤に対しては合併症の有無に関わらずステントグラフト治療を考慮に入れるように治療方針を転換しました。
2007年4月には、ステントグラフト実施施設の承認を得て、同年6月には千葉県で第1例目となる腹部大動脈瘤に対する企業製造ステントグラフトを行いました。また、千葉県で1例目胸部大動脈瘤用の企業製造ステントグラフトも、2008年12月に行いました。
2017年にステントグラフト症例は500例を超え、破裂・解離症例にも適応を広げています。また、末梢血管に対するカテーテル治療もここ数年で症例が増加しています。さらに静脈瘤もレーザー治療で行い、患者様の満足度も上がっています。