• センター紹介
  • センターご利用案内
  • 診療科・部門紹介
  • 採用情報
  • 地域医療連携室

ここから本文です。

更新日:令和3(2021)年10月4日

生理検査-業務案内

部門の紹介

生理検査

各種診断機器を使用して、直接患者さんの身体から発する微弱な電気信号などの生体情報を取り出し、
数値や波形・画像にして診断や評価をする検査です。

身体には何の影響もなく痛みもほとんどありませんが、
患者さんのご協力がなければ十分な検査が得られない検査でもあります。

検査は各診療科の医師の指示で行います。
医師と一緒に行う場合や医師のみで検査を行うことがあります。

検査項目

  • 心電図検査
  • 血圧検査
  • 血圧脈波図検査
  • 脳波検査
  • 誘発電位検査
  • 聴力検査
  • 肺機能検査
  • 睡眠時無呼吸症候群検査
  • 尿素呼気試験
  • 時間内歩行試験
  • 超音波検査

心電図

心臓から発生する電気信号を記録したものを波形にして、心臓の筋肉の状態や脈の乱れなどを調べます。

心電図
安静時心電図 ベッドにあおむけになり、 手足と胸に電極を付け 安静にした状態での心電図を調べます。
ホルター心電図 自動測定の携帯心電計を装着して、普段と変わらぬ生活を送りながら
24時間の心電図の変化を調べます。
安静時心電図ではわからない冠動脈の状態や不整脈の有無を調べます。
イベント時心電図 長期間貸し出し型の携帯心電計を用いて、一週間や一か月に数回程度しか出ない自覚症状があった時点の心電図の変化を調べます。
心室遅延電位
(レートポテンシャル)
加算平均心電計を利用して、悪性の心室性不整脈が現れやすいかを調べます。
運動負荷心電図 トレッドミル負荷 ベルトコンベアの上を歩いて、運動しながらの心電図・血圧の変化を調べます。
エルゴメータ負荷 自転車エルゴメータをこぎながら心電図・血圧の変化を調べます。
当院では主に小児を対象に行っています。
心肺運動負荷試験
(CPX)
フェイスマスクを着けて自転車エルゴメータをこぎながらの心電図と、
呼気中の炭酸ガスや酸素の量を調べます。
心不全や慢性肺疾患、手術後の患者さんに対して行われる検査です。
心臓だけでなく、肺や運動に使われる筋肉の状態などを総合的に判断して運動耐用能力(体力)を調べます。

心拍変動
(R-R間隔変動)(HRV)

1心拍毎の感覚の変動を計測して、心臓の歩調取りをする自律神経の働きを調べます。

血圧測定

血管内を流れる血液が血管壁を押し広げようとする圧力のことです。

心臓の収縮時(最高血圧)と拡張時(最低血圧)を調べます。

24時間血圧モニター

自動計測の携帯血圧計を装着して、普段と変わらない生活を送りながら24時間の血圧の変化を調べます。
高血圧の程度や治療効果が分かります。

血圧脈波図検査

両手足の血圧を同時に測定して血管の狭窄と動脈硬化の状態を調べます。
年齢とよく相関するため、血管の老化度(血管年齢)がわかります。

血圧脈波図検査

足関節上腕圧比(ABI)

足首と上腕の血圧比を測定して、血管内壁の厚さと狭窄の程度を調べます。

脈波伝播速度(PWV)

血液の流れる速さを測定して、血管の柔軟性を調べます。

皮膚灌流圧測定(SPP)

下肢皮膚の毛細血管レベルの血流を調べます。主に重症虚血肢の評価を行います。

脳波検査

脳が活動している時の電気信号を、頭皮上に付けた電極から波形として記録します。異常な波形の出現や左右差などをみることで、脳の働きを調べます。

脳波検査
脳波検査 目を閉じて安静にした状態で検査を行います。 途中で開閉眼(目を開けたり閉じたりする)、 眼前閃光刺激(目の前でいろいろな間隔で点滅する光を当てる)、 強制的過呼吸(早いペースで息を吸ったり吐いたりを繰り返す)を行います。 覚醒時と睡眠時の脳波を記録します。
長時間ビデオ脳波 数日間にわたり脳波とビデオを同時に記録する検査です。
脳波計とつながった電極箱を首から下げた状態で基本的にはベッド上で生活し、発作を記録するために入院し検査します。
発作がてんかんなのか、てんかん発作の場合はどこから異常な波形が出現しているのか確認します。
頭蓋内脳波 難治性てんかんの外科的治療検査です。
開頭して直接脳内に電極を1~2週間程度留置し、発作時の脳波を記録します。
てんかん発作焦点を調べる検査です。
焦点の特定後、電極取り出しと可能であれば切除手術となります。

誘発電位検査

感覚受容器(五感=視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)や知覚神経に、微弱な電気や音・光で刺激をすることによって生じる感覚情報(誘発電位)が、末梢神経から脊髄・脳幹大脳皮質へと伝導していく過程を電気的に記録します。これらを解析して、脳・神経系統の機能障害やその障害の程度を調べます。

誘発電位検査
体性感覚誘発電位(SEP) 感覚神経に微弱な電気刺激を行い、 末梢神経から大脳に至るまで誘発電位が正常に伝わるかを見ることで、 運動神経や知覚神経の働きを調べます。
末梢神経伝導速度 皮膚上から電気刺激を行うことで生じる、筋肉や神経の誘発電位の伝わる速度を測定することで、末梢神経の状態を調べます。
運動障害や知覚障害の原因の特定ができます。
筋電図検査 筋肉が収縮するときに生じる筋肉の活動電位を記録し、筋肉や運動神経の状態を調べます。
病気の原因が筋肉由来か神経由来かを判定できます。
聴性脳幹誘発反応(ABR) 脳に音刺激を行い、聴覚伝導路の働きを調べます。
乳幼児や言語発達の遅れのある患者さんに対して行われる客観的な聴力検査で、特に小児難聴の早期発見に役立ちます。

聴力検査

音の領域(音の高低)と音の大きさを変えていくことで、耳の聞こえ具合を調べます。

聴力検査
標準純音聴力検査 防音室にて、いろいろな高さの純音を聞いてもらい、 最も小さく聞こえる音を調べます。 空気伝導と骨伝導の聴力の差を調べることによって、 難聴の有無、また難聴の種類や程度が分かります。
ティンパノメトリー 鼓膜と耳小骨の動きや、中耳につながる耳管の働きの程度を調べる検査です。
外耳道に圧力をかけ音の伝わり方をみます。
耳管狭窄症、中耳炎、副鼻腔炎などの診断に役立ちます。
語音検査 「あ」などといった言葉をどの程度はっきり聞き取れるかを調べる検査です。
耳鳴り検査 耳鳴りの音に似た周波数の音を探すピッチマッチ検査と、耳鳴りの大きさを調べるラウドバランス検査があります。

肺機能検査

肺の働きや気管支の状態を調べる検査です。
喘息や肺気腫などの呼吸器疾患の重症度や、手術前(全麻酔時)に手術適応を判断するために検査します。

呼吸機能検査

肺気量分画
(肺活量)

最大吸気位から最大呼気位までの変化を測定して、肺の大きさや伸縮具合を調べます。

フローボリューム曲線
(努力呼気曲線)

最大吸気位から勢いよく吐き出せる呼気の量と速さや効率を調べます。 1秒間で吐き出せる割合から気管支の状態、 閉塞性の換気障害の有無や程度が分かります。
肺拡散能力(DLco) 吸った酸素が肺胞から取り込まれていく能力を調べます。
酸素消費量 安静状態でどのくらい酸素を摂取しているのかを調べます。
クロージングボリューム 気道末梢病変の精査を行います。

睡眠時無呼吸症候群検査

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸が浅くなったり止まったりすることで、血中酸素飽和度が低下する病気で、いびきや夜間にしばしば目が覚める、日中の眠気などの症状があります。当院では睡眠時無呼吸症候群の有無や重症度の判定、治療法の決定を行います。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査
簡易型ポリソムノグラフィ検査

睡眠時無呼吸低呼吸症候群の重症度、治療法を決定するためのスクリーニング検査です。
呼吸状態、血中酸素飽和度、いびきなどを記録する3つのセンサーを寝る前にご自身で装着します。
ご自宅で一晩眠りながら検査します。
無呼吸・低呼吸の発生、脈拍の変動を解析・診断します。

終夜睡眠ポリソムノグラフィ検査 呼吸状態、血中酸素飽和度、いびきに加え、脳波や顔の動きなどを記録するセンサーを装着し、一晩眠りながら睡眠の質や睡眠中の呼吸状態について調べます。
簡易型ポリソムノグラフィ検査よりも多くのセンサーを装着するため、当院では入院検査となります。
簡易型の検査より詳細な睡眠状態の解析が可能です。

尿素呼気試験

胃の中のヘリコバクター・ピロリ菌の感染診断や除菌判定に行います。尿素を含んだ検査薬を内服し、服用前後の呼気中の二酸化炭素量を調べる検査です。空腹時に息をパックに吹き込み、検査薬を内服する痛みのない簡単な検査です。

この検査は前日からの食事制限があります。

時間内歩行試験

6分間歩行試験

自己のペースで6分間に歩くことが出来る最大距離を測定する検査で、その距離により運動能力を評価します。

超音波検査

超音波とは、人間の耳に聞こえない高い周波数の音のことです。身体に向けて超音波を発信すると、臓器や組織の境界で反射して反響音として戻ってきます。発信から受信までの時間と音の減衰(弱まり)の程度を電気的に処理したものを画像化して、身体の中身を形や動きとして観察して評価する検査です。

超音波は人体には害も痛みもありませんので、何度でも繰り返して検査が可能です。

超音波検査
心臓超音波検査 心臓の壁(心筋)の厚さや動き、弁の形や動き、心房や心室の大きさ、心内血流の状態などを調べます。
負荷心臓超音波検査 自転車エルゴメータや薬物を使用し心臓に負荷をかけた状態で超音波の検査を行います。 安静時との比較を行うことで、虚血性心疾患や弁膜症の精査を行います。
腹部超音波検査

肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などの状態を調べます。
この検査は前日からの食事制限があります。

頸動脈超音波検査 頸動脈の血管の状態や血流を調べます。
甲状腺超音波検査 甲状腺、副甲状腺の状態を調べます。
下肢血管超音波検査 下肢の動脈・静脈の状態・血栓の有無などを調べます。
静脈瘤の精査なども行います。
腹部血管超音波検査

腹部大動脈・腎動脈などの血管の状態や血流を調べます。
この検査は前日からの食事制限があります。

乳腺超音波検査 乳腺の小さなしこりの有無や、しこりの性状を調べます。
耳鼻科超音波検査 耳下腺、顎下腺や周囲のリンパ節の状態を調べます。