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更新日:令和4(2022)年6月3日

成人先天性心疾患診療部-業務案内

成人先天性心疾患診療部の紹介

成人先天性心疾患診療部は、生まれつきの心臓病(先天性心疾患)に罹患している成人患者さんの診断、治療、経過観察など総合的な診療を行うために、日本で初めて設立された診療部です。
先天性心疾患は、以前は、長生きが出来ない子どもの病気と考えられてきました。しかし、近年の内科診断、外科治療の発達のおかげで、多くの子どもの患者さんが、成人となることが可能となりました。当院は、先天性心疾患の手術を他施設に先駆けて行ってきた歴史があります。また、先天性心疾患の手術の多くは根治手術ではないため、患者さんの大部分は、手術後も、継続的な長期間の経過観察や診療が必要です。現在、当院の先天性心疾患患者さんの多くは、成人です。
先天性心疾患患者さんの診療は、これまでは、循環器小児科医か手術を行った心臓外科医が継続して担当する事がほとんどでした。こども病院で経過観察を続けている患者さんの場合は、診療の年齢制限があり、周囲の患者さんの多くが赤ちゃんや乳児であることが少なくありません。成人でありながら、小児科を標榜した診療科を受診しなければならない点も問題でした。また、成人先天性心疾患患者さんの経過観察中は、外科的な問題よりも内科的な問題が多く認められます。従って、循環器小児科医や心臓外科医だけでは不十分となり、成人先天性心疾患を専門とする医師を中心とした、新しい診療体制が必要になります。循環器内科医、循環器小児科医、心臓血管外科医、麻酔科医、そして、成人なので、一般内科医や外科医等の共同したチーム診療が大切です。さらに、成人先天性心疾患の専任看護師も重要な役割を果たします。また、公認心理師や臨床心理士、ソーシャルワーカーの助けが必要な場合もあります。
当診療部は、経験豊かな成人先天性心疾患専門の医師を中心として、成人先天性心疾患の患者さんの総合的な診療を行うために、日本で初めて開設されました。成人先天性心疾患にみられる、不整脈、心不全、肺高血圧症、チアノーゼ合併症、妊娠等に対して、チーム医療を行える診療体制を備えました。また、成人となった小児期心疾患、例えば、川崎病後の冠状動脈異常を残した方の診療も行います。
 

病院連携

小児科・成人先天性心疾患診療部は、千葉県内の循環器系の主要病院(千葉大学小児科循環器グループ、千葉県こども病院循環器内科、千葉市立海浜病院小児科、東京女子医科大学八千代医療センター小児科、その他)や、聖路加国際病院循環器内科などと連携しながら、小児期心疾患患者の生涯を通じての一貫した診療を行っています。