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更新日:令和元(2019)年11月18日

ページ番号:9415

ノリ養殖のいま・むかし

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2 ノリ養殖のいま・むかし

ノリの養殖今昔一覧

工程

いま

むかし

資料:千葉のノリ養殖(関東農政局千葉統計事務所編)

採苗
9~10月

陸上採苗

写真のように採苗し、種網は冷蔵庫で保管します。海上で採苗する野外採苗という方法もあります。


(ソダヒビ建て)

  • ヒビを海底に建てるには「振り棒」(図中央)で土中に穴をあけ、ヒビの根元を挿入します。
  • 漁場沖部の海底に天然糸状体から放出される胞子をヒビに付着させます。
  • 胞子の付きの良い漁場で種ヒビを作り、これを養殖場に移植し、養成していました。

  • ノリは干潮時、ベカ船を操作して手で摘みました。
  • 船には大小2本の櫂、ノリを入れる摘みザル、ノリを洗うザル等がつまれていました。

育苗
10~11月

干出中の育苗網

  • 種網を冷蔵庫から出し、葉体が数cmになるまで写真のように育成します。
  • 育苗後、網を冷蔵庫に収容しノリを休眠状態にしておきます。

養成・摘採
10~4月

ベタ流し漁場(深い所)

  • 育苗した網を海に張り出し養成します。
  • 浅い所では支柱により網を張り、深い所では浮きと錘でつないだロープにより網を張ります。
  • 20cm前後に葉体が成長したら、摘採船を網の下にもぐりこませ、垂れ下がるノリをバリカンのようなもので摘み取ります。
  • また、摘採船を使わず掃除機のような機械で摘み取る人もいます。


支柱柵漁場(浅い所)


順調に伸びたノリ


ノリの摘み取り

製造
11~4月


原藻を入れるタンク

海水と一緒に活性タンクで攪拌し、エアレーションを行い、ノリをよい状体に保ちます。


  • 摘んできたノリは、ゴミや藻などの混じり物を除きます。(図中央)
  • 明治前半までは、2丁の包丁とまな板でノリをきざんでいました。
  • 明治後半からは、木屑の混入を防ぐため、まな板にケヤキの輪切りを使うようになり、昭和に入ると包丁に代わり2~3枚の刃がついた飛行機包丁が使われるようになりました。(図右)

  • 樽からノリをマスですくい、これをノリ簀の上に置いた枠の上にあけます。ひとりが1時間あたり300~450枚程すきました。


  • 乾し台はわらの垣根を作り、その上にヨシ簀を張り、その上にすき上げたノリ簀を裏返しに並べ目串でとめます。
  • 八分乾きになったところで、表乾しに換え、1時間ほどで乾しあがりとなります。

  • 乾しあがったノリは簀からはぎ取り10枚ずつ数えて1帖とし、2つ折にしてノリたたみ台にはさんでおき10帖を1束として帯封します。


タンクで攪拌


生ノリの裁断

生ノリは、活性タンクから異物(石、金属片、網地等)除去機を通り、写真のようにきざまれ真水で洗われます。


全自動:ノリすき部

機械が生ノリ1Kgで20枚の乾ノリができるようにノリと水の混ぜ具合を調整し、ノリ簀にすき、スポンジで水を切ります。


全自動:乾燥部

ベルトコンベアで乾燥部を1周させノリを乾かします。


簀からはがされたノリ


包装

乾ノリは、やぶれ、傷等のチェックを経て10帖(100枚)単位に帯封され、等級分けされます。

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お問い合わせ

所属課室:農林水産部漁業資源課栽培漁業班

電話番号:043-223-3035

ファックス番号:043-201-2616

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