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更新日:平成31(2019)年3月14日

農林水産常任委員会県内調査報告書

平成31年3月4日

千葉県議会議長

農林水産常任委員会委員長

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。


  1. 用務:農林水産常任委員会県内調査
  2. 調査先:水産総合研究センター種苗生産研究所富津生産開発室(富津市)
  3. 期間:平成31年3月1日(金曜日)
  4. 概要:別添のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

 水産総合研究センター種苗生産研究所富津生産開発室(富津市)

(1)日時:平成31年3月1日(金曜日)14時25分~15時40分

(2)調査項目:栽培漁業の取組について

(3)経過
初めに水産総合研究センター種苗生産研究所にて、センター長よりあいさつがあった。続いて、種苗生産研究所の概要について説明があった後に質疑応答を行い、生産現場の視察を行った。

(4)事業概要
水産総合研究センターでは、魚介類の種苗を大量に生産し、海に放流して、幼稚仔を保護育成する漁場造成や培養した資源の管理を行い漁業資源の確保を図る漁業、いわゆる栽培漁業を積極的に推進していく役割を担っている。
研究推進の基本目標は、

  • 収益力の高い水産業を目指した試験研究の強化
  • 水産物の高付加価値化を目指した流通加工技術の開発
  • 自然の再生産力を最大限活用した資源管理の強化
  • 沿岸重要資源の積極的な造成及び漁場造成技術の開発
  • 漁場環境変動への対応の強化
  • 豊かな東京湾の漁業生産を支える技術開発の強化

等が挙げられ、水産総合研究センターでは64の研究課題に取り組んでいる。
種苗生産研究所富津生産開発室では、種苗生産対象魚種にヒラメとマコガレイを選定している。ヒラメは、内房から外房、銚子に至る各地域で広く漁獲されている重要魚種であり、一定の放流効果が認められ、漁業者や遊漁船業者からの要望が強い。また、沿岸に近い場所で採捕され、高齢者から新規漁業者まで受益者が多いため選定されている。マコガレイは、底引き網・さし網等で広く漁獲されている東京湾の主要魚種であり、漁業者からの要望が強いため選定されている。
マコガレイ種苗は、種苗同士の噛み合いにより、ほとんどの放流種苗に尾鰭の欠損が発生しており、尾鰭が欠損すると、放流後の遊泳能力の低下や傷口からの病気感染など、放流後の生存率が低下されてしまう。そこで、同開発室では、生育の際の光環境を緑のLEDに変えた飼育試験に取り組んでおり、その結果、欠損の程度が抑えられ、異形魚の出現率が約6割まで軽減することが確認された。
ヒラメについては、体の裏側が黒化し、水揚げ時の価格低下を招いてしまう異常に対し、アルテミア(生物餌料)の1日の給餌回数を増やし、効率よく食べさせることで成長を早め、黒化の発生を抑制する技術開発に取り組んだ。

(5)主な質疑応答

問:他県と比べ、千葉県の栽培漁業は先進的に行われているのか。
答:資源の減少が著しかった瀬戸内海で先行し、その後、全国的に栽培漁業が展開され始めた。千葉県は全国的には後発県になる。

問:千葉県内のどこの箇所で、ヒラメ・マダイ等の魚を放流しているのか。
答:放流魚の生残率を高めることが重要なことから、水産総合研究センターによる科学的な知見をもとに、漁業者とも相談しながら適地に放流している。

問:栽培漁業により漁獲したトラフグは市場において天然物として扱うのか。
答:人工種苗とはいえ天然物と変わらないため、市場においては天然物として扱われている。

 参加者名簿

委員

職名

氏名

会派

委員長

戸村勝幸

自民党

副委員長

小路正和

自民党

委員 酒井茂英 自民党

委員

宍倉

自民党

委員 秋林貴史 公明党

随行

所属・職名

氏名

備考

農林水産部長

半田徹也

 

農林水産部農林水産政策課長

山口幸治

 

農林水産部水産局長 山﨑明人  
農林水産部水産局漁業資源課長 立岡大助  
農林水産部農林水産政策課副課長 議事課主幹(併任)
議会事務局政務調査課主査

進藤美香

 
議会事務局議事課主事

宮本

 

 日程表

月日

場所

備考

3月1日 県議会   13時15分  
水産総合研究センター
種苗生産研究所富津生産開発室
14時25分 15時40分 調査
県議会

16時40分

   

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

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