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更新日:令和3(2021)年2月18日

研究所長挨拶

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所長ご挨拶

永瀬浩喜

千葉県がんセンター研究所
所長:永瀬 浩喜

 千葉県がんセンターは、千葉県におけるがん対策の中核的役割を果たすことを目的として1972 年に開設され、研究所も研究局として開設当初より県内における唯一のがん専門試験研究機関として併設されています。センターは、現在48年目を迎え、がんを専門とする最先端の診療部門と研究機関である研究所を併設する地域型のコンプリヘンシブキャンサーセンター(総合がんセンター)として地域のがん医療およびがん行政に貢献しています。研究局としての40 年そして2013年度より千葉県がんセンター研究所と名称変更し、歴史を紡いでいます。その間、崎山樹名誉センター長、中川原章元病院長をはじめ歴代の高名な研究局長によって素晴らしい発展を遂げて参りました。

 研究所は、第3期千葉県がん対策推進計画において設定された4つの柱のうち「科学的根拠に基づくがん検診の受診率向上と精度管理等を促進」と「千葉県がんセンター等を中心として、がん研究、がん登録を推進」の二つの柱に主に取り組み、がん研究・がんの実態を把握するがん登録を推進し、未病状態からがんのリスクを把握し、がん検診受診率と精度の向上、超早期診断法開発、発がん機構・予防法の開発、患者組織のオルガノイド培養、個人に最適化されたがん医療実現、患者組織・細胞による薬剤選択、患者ゲノム情報に基づくゲノム創薬、がん免疫療法、がん患者試料・細胞のバンキング等、新たな診断法、治療法、予防法を確立する研究に重点的に取り組んでいます。加えてがんを知ってもらうことで個々人の生活や人生の質の向上といったがんとの共生をも目指した医療研究開発・啓発活動を行い・がんをなおす・がんを早くみつける・がんにならない ための研究に邁進し、成果をひろく県民に提供しています。また、千葉大学大学院医学薬学府の連携大学院として学生、研究者の教育や小学生から癌を知ってもらう活動にも力を入れています。

 日本の玄関である成田国際空港を擁する千葉にとって世界中の国々に発信できる国際的がん研究・がん臨床のセンターを創出することは極めて重要であり、国内外に認められる研究所へと発展するよう邁進しています。今後も、国際的研究成果を出し、地域がん行政へ貢献し、研究者育成、がん教育、啓発活動にも参加することで広く地域に根差した研究所として発展するよう精進いたします。引き続き県民の皆様からのご支援よろしくお願いいたします。

永瀬浩喜