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更新日:平成31(2019)年4月25日

病院長挨拶

病院長あいさつ

千葉県がんセンター病院長  山口 武人

千葉県がんセンターは昭和47年の創立以来、千葉県のがん医療の中核として大きな役割を果たしてきました。しかし、建物・設備の老朽化は避けることができず、また耐震性の問題もあることから、この度新病院建設が行われることになりました。基礎工事も終了し、2020年春に完成、開院は2020年初夏の予定です。現在よりも110床増床し、450床となり、最新の医療機器も設置予定です。具体的にはダヴィンチサージカルシステムを2台体制とし、前立腺がんのみならず胸部・消化器がん、婦人科がんに対してもロボット支援手術を行って行きます。また、最新のCT、MRI、高性能なIMRTや内視鏡など、最高レベルの機器を導入し、高度ながん医療に対応できる体制を整える予定です。

2018年度、千葉県がんセンターは都道府県がん診療拠点病院の再指定を受けました。私どもの役割としては、専門的ながん医療を行う施設という立場のみならず、県内のがん診療連携拠点病院のまとめ役として、連携協力体制の整備やがんに関する相談支援情報の提供を担っております。また2018年、がんゲノム医療連携病院にも指定されました。千葉県では3施設しか指定されておらず、これから本格的に行われるがんゲノム医療の千葉県における中心の一つとして、積極的にゲノム医療を推進して行く予定です。さらに、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)からがん治療と緩和ケアが統合された施設として、2018年国内で初めて認定されました。これは千葉県がんセンターが患者さんとご家族を総合的に支援し、緩和ケアとがん治療とを一体的に行っていることが評価されたものであり、我々のがん医療に対する取り組みが認められたこととして、大変名誉なことでありました。

今後がん医療は、ますます高度化、複雑化して行くものと思われます。千葉県がんセンターはそのようながん医療の流れに対応できる体制作りを行っていくと同時に、私どもの理念である「心と体にやさしく、希望の持てるがん医療」を忘れることなく、患者さん・ご家族に満足していただけるがん医療の実践をめざし、スタッフ一同精進して行く所存です。なにとぞ、今後ともご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。