食中毒の発生について（令和4年６月2５日）

発表日：令和4年6月25日
健康福祉部衛生指導課

概要

　令和4年6月17日（金曜日）午後7時頃、患者グループの代表者から「6月11日（土曜日）に市川市内の飲食店を6名で利用したところ、複数名が腹痛等の症状を呈している。」旨の連絡が市川保健所にあり、調査を開始した。

　調査の結果、6月11日（土曜日）に市川市内の飲食店を利用した1グループ6名のうち3名が下痢、腹痛等の症状を呈し、医療機関を受診していたことが判明した。

　患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者の便から食中毒の病因物質であるカンピロバクターが検出されたこと、患者の発症状況がカンピロバクターによるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、市川保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

　なお、患者は全員回復している。

1 喫食者数

6名

2 患者数

3名

（内訳）男性　3名　（25～30歳）

3 受診状況

医療機関受診者3名、入院患者なし

4 主な症状

下痢、腹痛

5 発症日時

令和4年6月14日（火曜日）午後1時頃から

6 原因施設

所在地：市川市

業　種：飲食店営業

7 原因食品

6月11日(土曜日)に当該施設で提供された食事

（主な献立）焼き肉(カルビ、ハラミ、レバー等)、チョレギサラダ　等

8 病因物質

カンピロバクター

9 行政措置

営業停止3日間（令和4年6月25日から6月27日）

参考

令和4年度食中毒事件発生状況（令和4年6月25日現在速報値）
区分	千葉県	千葉市	船橋市	合計	昨年度同期
件数	3	1	3	7	7
患者数	5	1	8	14	16
死亡者数	0	0	0	0	0

注：本日発表分含む