食中毒の発生について（令和2年9月7日）

発表日：令和2年9月7日
健康福祉部衛生指導課
電話：043-223-2639

概要

令和2年8月31日（月曜日）から9月1日（火曜日）にかけて、浦安市及び市川市内の2ケ所の医療機関から2件の「腸管出血性大腸菌感染症発生届」が市川保健所に提出され、調査を実施した。

調査の結果、患者2名は別グループで、市川市内の飲食店を8月21日（金曜日）、8月22日（土曜日）に利用し、腹痛、下痢等の症状を呈していたことが判明した。

患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者同士の接触の機会がないこと、遺伝子検査の結果、患者の便から検出された腸管出血性大腸菌Ｏ157の同一性が確認されたこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、市川保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

なお、患者は全員快方に向かっている。

1喫食者数

6名

2患者数

2名（内訳）女性2名（5歳・16歳）

3受診状況

医療機関受診者2名

4主な症状

腹痛、下痢、血便

5発症日時

令和2年8月23日（日曜日）午前10時頃から

6原因施設

所在地：市川市

業　種：飲食店営業

7原因食品

8月21日（金曜日）及び8月22日（土曜日）に当該施設で提供された食事

（主な献立）カルビ、ロース、ハラミ、サラダ、パイン・オレンジ　等

8病因物質

腸管出血性大腸菌Ｏ157

9行政措置

営業停止3日間（令和2年9月7日から9月9日）

参考

令和2年度食中毒事件発生状況（令和2年9月7日現在速報値）
区分	千葉県	千葉市	船橋市	合計	昨年度同期
件数	5	3	1	9	17
患者数	78	30	1	109	277
死亡者数	0	0	0	0	0

注：本日発表分含む