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更新日:令和4(2022)年10月11日
ページ番号:540449
発表日:令和4年10月4日
(令和4年10月11日更新)
総務部文書館
千葉県文書館では、県民の方々に郷土への理解を深めていただくため、当館の収蔵資料等を活用した企画展を毎年開催しています。
今回は、今年が明治5年(1872)の学制発布から150周年に当たることから、新しい教育制度が試行錯誤をくり返しながら定着するまで、教壇に立った先生たちの痕跡を、千葉県文書館が収蔵する古文書を中心に紹介します。
令和4年10月11日(火曜日)~令和5年2月25日(土曜日)
午前9時~午後5時
日曜・祝日・館内整理日(毎月末最終の平日)・年末年始(12月28日から1月3日)
無料
※なお、入館の際には、マスクの着用と手指の消毒への御協力をお願いします。
千葉県文書館1階展示室(千葉市中央区中央4-15-7電話043-227-7552)
学制期に、管内の小学校を監督した「学区取締」による教員の勤務評定書というべきもの。教員の評価のほか、学区の景況や備品等の整備状況についても記録しており、当時の小学校を取り巻く環境を知ることができます。
千葉県に女子師範学校が誕生したのは明治10年のことでした。初期の師範学校の教育課程がどのような内容であったのかがわかります。師範学校は男女とも3年間の課程ですが、女子師範学校には「家事経済」「裁縫」の科目が設けられていました。
当時、欠員が生じた浜田小学校(現千葉市立幕張小学校)の教員に対し、他校の教員が女性教員を推薦する旨を記載した書簡です。教員採用に際しての当時の教員間の意識の一端を知らせる資料です。
師範学校出の小学校教諭が、学校で学んだ授業の進め方を自分なりにまとめたもので、当該資料はその稿本と考えられます。学制において、小学校は上等(高学年)と下等(低学年)に分かれていたので、この教授法は小学校低学年向けのものです。
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