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更新日:平成30(2018)年9月20日

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これからの重点課題

「食料・農業・農村基本法」「土地改良法」の基本理念に基づき、新たな視点で取り組みます。

1.中山間地域の整備

安房地域において、作業条件が厳しい急傾斜の水田では、農業従事者の減少や高齢化の進展による後継者不足などにより、耕作放棄地が年々増加傾向にあります。これに伴う地域社会の活力の衰退や、水田の持つ国土保全機能の低下、農村景観の荒廃などの諸問題が生じています。このため、地域の特性を生かした農業生産活動を支援して、地域の活性化を図ります。

平群農道とほ場

中山間地域で整備された農道とほ場(南房総市旧富山町)

2.農村の水利機能の確保

農村地域の水循環は、広大な地域に広がる水田群、点在する貯水施設、取水施設、張り巡らされた水路網により、洪水を調節して、地下水を涵養し、日本の原風景を形成しています。

安房地域の基幹水利施設は、そのほとんどが造成後30~50年経過し、老朽化が進行しています。詳細な機能診断を実施し、老朽化状況を把握したうえで、計画的更新整備を行います。
また日常から施設を適正に管理し、長寿命化を図ります。

安房中央ダム取水設備更新

かんがい排水事業による安房中央ダム取水設備の更新(南房総市旧丸山町)

3.住みよい農村の整備

農地・農業用道路・水路・ため池などの農業資源は、過疎化や高齢化、混住化等により集落機能が低下し、適切な管理が困難となってきています。安房地域において、農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図るため、地域ぐるみの高い共同活動を支援する農地・水保全管理対策を実施します。ハード事業について、安房地域広域営農団地整備計画に基づき、基幹農道の早期完成を目指します。
基幹農道の完成により、地域で生産された新鮮な農産物の流通・加工までを一本化し、市場への安全・安定供給に対応した流通の迅速化とコストダウンを図ります。広域農道おおつトンネル

広域営農団地農道整備事業による基幹農道の整備(南房総市旧富浦町)

4.農地の保全と災害の防止

安房地域には地すべり防止区域として48区域3,277haが指定されています。地すべり防止区域内の変異を早期に把握し、計画的かつ効率的な対策工事により農地の保全を図ります。また安房地域には200個所以上のため池が存在し、そのほとんどは昭和初期以前に築造されたものです。老朽化により危険性の高くなったため池を、計画的に順次改修、整備し、災害の防止に努めます。

5.農地集積と耕作放棄地の解消・発生防止

安房地域では、農業従事者の減少や、高齢化の進展による後継者不足などにより、耕作放棄地が年々増加傾向にあります。現在では、地域全体の農地面積のうち、18%が耕作放棄地となっている状況です。耕作放棄地の解消や未然の防止のため、区画整理を実施することにより、担い手への農地集積や、営農組織との委託を促進します。

区画整備されたほ場

区画整理が実施されたほ場(南房総市旧富山町)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部安房農業事務所地域整備課

電話番号:0470-22-8641

ファックス番号:0470-23-1954

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