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報道発表資料

更新日:平成28(2016)年9月12日

平成24年度大気汚染の状況について

発表日:平成25年8月27日

環境生活部大気保全課
電話:043-223-3855

大気汚染防止法に基づき実施した平成24年度大気汚染状況の測定結果がまとまりました。
二酸化窒素は、一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局において、2年連続で全局で環境基準を達成しました。
浮遊粒子状物質は、平成23年度野田桐ケ作で環境基準未達成でしたが、平成24年度は全局で環境基準を達成しました。
光化学オキシダントは、依然として全局で環境基準未達成でした。
二酸化いおう及び一酸化炭素は、環境基準達成率100%を維持しています。
平成23年度から測定を開始した微小粒子状物質(PM2.5)は、一般環境大気測定局で40%、自動車排出ガス測定局で25%の達成率でした。
また、有害大気汚染物質では、環境基準が設定されている4物質とも環境基準を達成しました。
県では、環境基準等の達成・維持を図るため、工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。

1大気汚染物質の測定結果

(1)測定内容

ア大気常時監視測定局数

平成24年度の千葉県内の測定局数は、一般環境大気測定局(一般局)106局、自動車排出ガス測定局(自排局)27局の計133局です。

図1大気常時監視測定局配置図(PDF:190KB)

イ項目別測定局数(有効測定局)

区分

二酸化いおう

二酸化窒素

一酸化炭素

光化学オキシダント

浮遊粒子状物質

微小粒子状物質

一般局

73

106

4

95

104

20

自排局

2

27

21

0

26

4

(注)有効測定局:光化学オキシダントについては3,750時間(日中に限る)以上、微小粒子状物質については250日以上、その他の項目については6,000時間以上の測定局について評価

ウ測定期間

平成24年4月1日から25年3月31日まで

エ実施機関

県、測定義務のある6市(千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、市原市)、11市(木更津市、香取市、成田市、佐倉市、習志野市、流山市、八千代市、君津市、富津市、浦安市、袖ケ浦市)及び国

(2)測定結果

測定項目ごとの状況は次のとおりです。
環境基準達成状況を表1-1に、年平均値の推移を表1-2に示しました。

ア二酸化いおう(SO2)

環境基準達成率は、昭和54年度以来100%を維持しており、年平均値は概ね低下傾向にあります。

イ二酸化窒素(NO2)

環境基準達成率は、一般局は100%を維持しており、自排局においても平成23年度から達成率が100%となりました。
また、県が独自に設定した環境目標値の達成率は、一般局は91.5%、自排局は37.0%となっています。
年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。

ウ一酸化炭素(CO)

環境基準達成率は、昭和48年度に測定を開始して以来、100%を維持しており、年平均値は、低下傾向にあります。

エ光化学オキシダント(Ox)

環境基準は、依然として全局で未達成で、年平均値は、おおむね横ばいの状況にあります。

オ浮遊粒子状物質(SPM)

平成23年度は、一般局の野田桐ケ作で環境基準未達成となりましたが、平成24年度は一般局、自排局とも達成率100%となりました。
年平均値は、一般局、自排局とも低下傾向にあります。

カ微小粒子状物質(PM2.5)

環境基準達成率は、平成23年度全局で未達成でしたが、平成24年度は一般局40.0%、自排局25.0%となっています。

(3)対策

環境基準等の達成・維持を図るため、次のような工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。
特に、大気汚染の緊急時(光化学スモッグ注意報等の発令時)対策として、ばい煙のみであった削減項目に平成22年度、揮発性有機化合物(VOC)を追加し、平成24年度から対策地域を全県に拡大しました。

また、微小粒子状物質(PM2.5)については、高濃度のおそれのある日には注意喚起を行う一方、国や近隣自治体と協力しながら発生源を把握し、対策の検討を進めていきます。

 

ア工場・事業場対策

  • 大気汚染防止法に基づく硫黄酸化物、窒素酸化物、VOC等の排出規制
  • 環境保全協定に基づく硫黄酸化物、窒素酸化物、VOC等の排出抑制
  • 窒素酸化物対策指導要綱等に基づく窒素酸化物の排出抑制
  • VOC条例に基づくVOCの排出抑制

イ自動車排出ガス対策

  • 自動車NOx・PM法に基づく車種規制(千葉市等16市の区域)
  • ディーゼル条例に基づく粒子状物質の排出規制
  • 低公害車の利用やエコドライブ等の自動車排出ガス削減の取組の推進

2有害大気汚染物質の測定結果

(1)測定内容

ア測定物質(21物質)

(ア)環境基準が設定されている物質(4物質)
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
(イ)指針値が設定されている物質(8物質)
アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物
(ウ)環境基準または指針値が設定されていない物質(9物質)
アセトアルデヒド、酸化エチレン、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、ベリリウム及びその化合物、マンガン及びその化合物、クロム及びその化合物、トルエン、塩化メチル

イ測定期間(回数)

平成24年4月から25年3月(月1回)

ウ測定地点数

34地点。測定地点の位置を図2に示しました。

図2有害大気汚染物質測定地点図(PDF:233KB)

エ実施機関

県、測定義務のある6市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市、市原市)、浦安市及び袖ケ浦市

(2)測定結果

有害大気汚染物質の測定結果は表2-1~表2-3のとおりです

ア環境基準が設定されている物質

4物質すべてで環境基準を達成しました。

イ指針値が設定されている物質

    8物質のうち市原市の1地点(前川中継ポンプ場)の1,2-ジクロロエタン以外は指針値を下回っていました。

ウ環境基準又は指針値が設定されていない物質

    環境省が取りまとめた全国の調査結果と比較して、特に高い濃度は見られませんでした。

(3)対策

  • ア大気汚染防止法に基づく工場・事業場からの排出または飛散の抑制、VOC条例に基づく排出抑制の促進
  • イPRTR制度(注)を活用した自主管理の促進
    (注)PRTR制度:有害性のある化学物質について、事業所からの排出量、事業所外への移動量等を事業者が自ら把握し、管理する制度
  • ウ環境保全協定による排出抑制の指導

3大気汚染物質の測定結果

 表1-1環境基準達成状況

区分

環境基準等

項目

達成率(%)

平成24年度

達成局数比

17年度

18年度

19年度

20年度

21年度

22年度

23年度

24年度

一般環境大気測定局

環境基準

二酸化いおう

100

100

100

100

100.

100

100

100

73/73

二酸化窒素

100

100

100

100

100

100

100

100

106/106

一酸化炭素

100

100

100

100

100

100

100

100

4/4

光化学オキシダント

0

 

0

 

0

 

0

 

0

 

0

 

0

 

0

 

0/95

 

浮遊粒子状物質

100

93.9

100

100

100

100

99.1

100

104/104

微小粒子状物質

 

 

 

 

 

 

 

*0

 

40.0

 

8/20

* (0/9)

県環境目標値

二酸化窒素

 

72.2

 

79.1

 

71.9

 

 

94.6

 

 

90.4

 

98.2

 

92.9

 

91.5

 

97/106

 

時間達成率

光化学オキシダント

91.9

95.8

94.6

94.9

95.7

94.1

95.0

95.0

-

自動車排出ガス測定局

環境基準

二酸化いおう

100

100

100

100

100

100

100

100

2/2

二酸化窒素

93.1

93.1

93.1

89.7

96.6

96.6

100

100

27/27

一酸化炭素

100

100

100

100

100

100

100

100

21/21

浮遊粒子状物質

96.4

96.4

100

100

100

100

100

100

26/26

微小粒子状物質

 

 

 

 

 

 

*0

25.0

1/4

*(0/1)

県環境目標値

二酸化窒素

31.0

31.0

31.0

41.4

37.9

34.5

46.4

37.0

10/27

(注)光化学オキシダントについては3,750時間(日中に限る)以上、微小粒子状物質については250日以上、その他の項目については6,000時間以上の測定局について評価

時間達成率=(昼間の環境基準達成時間/昼間の測定時間)×100

達成局数比:達成局数/測定局数

微小粒子状物質については、平成23年度以降、測定機の整備を進めているところである。

 表1-2年平均値の推移

区分

項目

17年度

18年度

19年度

20年度

21年度

22年度

23年度

24年度

一般環境大気測定局

二酸化いおう(ppm)

0.004

0.003

0.003

0.002

0.002

0.002

0.002

0.002

二酸化窒素(ppm)

0.016

0.015

0.015

0.013

0.013

0.013

0.012

0.012

一酸化炭素(ppm)

0.4

0.4

0.4

0.3

0.3

0.3

0.3

0.3

光化学オキシダント(ppm)

0.032

0.029

0.029

0.029

0.029

0.031

0.029

0.031

浮遊粒子状物質(mg/立方メートル)

0.029

0.028

0.026

0.024

0.022

0.022

0.021

0.019

微小粒子状物質(μg/立方メートル)

 

 

 

 

 

 

16.5

14.4

自動車排出ガス測定局

二酸化いおう(ppm)

0.005

0.003

0.004

0.004

0.003

0.003

0.003

0.004

二酸化窒素(ppm)

0.027

0.026

0.025

0.024

0.023

0.023

0.022

0.021

一酸化炭素(ppm)

0.6

0.5

0.5

0.4

0.4

0.4

0.4

0.4

浮遊粒子状物質(mg/立方メートル)

0.033

0.032

0.030

0.028

0.026

0.025

0.024

0.023

微小粒子状物質(μg/立方メートル)

 

 

 

 

 

 

15.4

15.1

(参考)環境基準等

ア環境基準

項目

環境基準

長期的評価

二酸化いおう

1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり,かつ,1時間値が0.1ppm以下

1日平均値の2%除外値が0.040ppm以下で,かつ,1日平均値が0.040ppmを超えた日が2日以上連続しない

二酸化窒素

1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下

1日平均値の年間98%値が0.060ppm以下

一酸化炭素

1時間値の1日平均値が10ppm以下であり,かつ,1時間値の8時間平均値が20ppm以下

1日平均値の2%除外値が10.0ppm以下で,かつ,1日平均値が10.0ppmを超えた日が2日以上連続しない

浮遊粒子状物質

1時間値の1日平均値が0.10mg/立方メートル以下であり,かつ,1時間値が0.20mg/立方メートル以下

1日平均値の2%除外値が0.100mg/立方メートル以下で,かつ,1日平均値が0.100mg/立方メートルを超えた日が2日以上連続しない

微小粒子状物質

1年平均値が15μg/立方メートル以下であり,かつ,1日平均値が35μg/立方メートル以下

1年平均値が15μg/立方メートル以下であり,かつ,1日平均値の年間98%値が35μg/立方メートル以下

光化学オキシダント

1時間値が0.06ppm以下

-

 

イ千葉県環境目標値(二酸化窒素)

項目

環境目標値

二酸化窒素

日平均値の年間98%値が0.04ppm以下

 

4有害大気汚染物質の測定結果

 表2-1環境基準が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点
平均値

年平均値の
濃度範囲

環境基準
(年平均値)

基準超過
地点数

ベンゼン

μg/立方メートル

34
(34)

1.5
(1.6)

0.89~2.7
(0.66~5.7)

3

0
(2)

トリクロロエチレン

μg/立方メートル

27
(27)

0.61

(0.64)

0.058~2.8
(0.13~3.4)

200

0
(0)

テトラクロロエチレン

μg/立方メートル

27
(27)

0.17
(0.23)

0.054~0.86
(0.040~1.8)

200

0
(0)

ジクロロメタン

μg/立方メートル

27
(27)

1.5

(1.7)

0.62~3.2
(0.55~4.8)

150

0
(0)

(注)括弧内は、平成23年度の値

 

表2-2指針値が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の
濃度範囲

指針値
(年平均値)

指針値
超過地点数

アクリロニトリル

μg/立方メートル

21
(21)

0.35

(0.25)

0.045~1.8
(0.0065~2.0)

2

0
(0)

塩化ビニルモノマー

μg/立方メートル

21
(21)

0.13
(0.12)

0.0084~0.56
(0.013~0.94)

10

0
(0)

水銀及びその化合物

ng/立方メートル

13
(13)

1.9
(1.9)

1.1~2.8
(1.2~2.5)

40

0
(0)

ニッケル化合物

ng/立方メートル

15

(15)

4.0

(4.5)

1.8~7.4
(2.2~8.8)

25

0
(0)

クロロホルム

μg/立方メートル

21
(21)

0.32
(0.31)

0.10~1.3
(0.092~1.5)

18

0
(0)

1,2-ジクロロエタン

μg/立方メートル

21
(21)

0.32
(0.34)

0.10~1.7
(0.061~2.6)

1.6

1*
(1)

1,3-ブタジエン

μg/立方メートル

26

(26)

0.29

(0.31)

0.082~2.0
(0.056~1.9)

2.5

0
(0)

ヒ素及びその化合物

ng/立方メートル

17
(17)

0.63

(0.91)

0.19~1.1

(0.26~1.5)

6

0

(0)

(注)括弧内は、平成23年度の値

指針値基準超過測定地点:市原市前川中継ポンプ場1.7μg/立方メートル

表2-3環境基準または指針値が設定されていない物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の

濃度範囲

平成23年度の
全国濃度範囲

アセトアルデヒド

μg/立方メートル

26
(26)

1.8
(2.2)

0.53~3.5
(0.45~7.9)

0.45~7.9

酸化エチレン

μg/立方メートル

17
(17)

0.11
(0.092)

0.051~0.25
(0.048~0.25)

0.019~0.61

ベンゾ[a]ピレン

ng/立方メートル

24
(24)

0.23
(0.37)

0.0060~0.54
(0.091~1.2)

0.025~1.4

ホルムアルデヒド

μg/立方メートル

26
(26)

1.9
(2.0)

0.51~3.4
(0.49~5.0)

0.36~6.8

ベリリウム及びその化合物

ng/立方メートル

15
(15)

0.0076
(0.013)

0.00064~0.022
(0.0037~0.037)

0.0037~0.11

マンガン及びその化合物

ng/立方メートル

15
(15)

21
(30)

3.8~47
(6.8~72)

1.7~160

クロム及びその化合物

ng/立方メートル

15
(15)

5.0
(9.6)

1.3~14
(1.6~28)

0.60~51

トルエン

μg/立方メートル

23

(14)

8.1

(7.7)

2.2~17

(1.8~22)

0.77~36

塩化メチル

μg/立方メートル

21

(13)

1.4

(1.5)

1.3~1.6

(1.3~1.7)

0.98~3.5

(注)括弧内は、平成23年度の値

平成24年度有害大気汚染物質測定結果(資料集)(PDF:137KB)

 

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お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気監視班

電話番号:043-223-3857

ファックス番号:043-224-0949

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