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報道発表資料

更新日:平成24(2012)年8月13日

平成23年度大気汚染の状況について

発表日:平成24年8月10日

環境生活部大気保全課
電話:043-223-3855

大気汚染防止法に基づき実施した平成23年度大気汚染状況の測定結果がまとまりました。
二酸化窒素は、一般大気環境測定局及び自動車排出ガス測定局において、31年ぶりに、全局で環境基準を達成しました。
浮遊粒子状物質は、平成19年度から4年連続して、全局で環境基準を達成していましたが、平成23年度は野田桐ケ作で環境基準未達成でした。
光化学オキシダントは、依然として全局で環境基準未達成でした。
二酸化いおう及び一酸化炭素は、環境基準達成率100%を維持しています。
平成23年度から測定を開始した微小粒子状物質は、全局で環境基準が未達成でした。
なお、有害大気汚染物質では、環境基準が設定されている4物質のうち、ベンゼンが2地点で環境基準を超過しました。
県では、環境基準等の達成・維持を図るため、工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。

1.大気汚染物質の測定結果

(1)測定内容

ア.大気常時監視測定局数

平成23年度の千葉県内の測定局数は、一般環境大気測定局(一般局)113局、自動車排出ガス測定局(自排局)29局の計142局です。

図1大気常時監視測定局配置図(PDF:57KB)

イ.項目別測定局数(有効測定局)

区分

二酸化いおう

二酸化窒素

一酸化炭素

光化学オキシダント

浮遊粒子状物質

微小粒子状物質

一般局

86

112

4

95

111

9

自排局

4

28

25

0

28

1

(注)有効測定局:光化学オキシダントについては3,750時間(日中に限る)以上、微小粒子状物質については250日以上、その他の項目については6,000時間以上の測定局について評価

(注)項目別測定局数に誤りがありましたので、平成24年9月26日に、一般局の光化学オキシダントの項目を95局に、自排局の一酸化炭素の項目を25局に訂正しました。

ウ.測定期間

平成23年4月1日から24年3月31日まで

エ.実施機関

県、測定義務のある6市(千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、市原市)、11市(木更津市、香取市、成田市、佐倉市、習志野市、流山市、八千代市、君津市、富津市、浦安市、袖ケ浦市)及び国

(2)測定結果

測定項目ごとの状況は次のとおりです。
環境基準達成状況を表1-1に、年平均値の推移を表1-2に示しました。

ア.二酸化いおう(SO2)

環境基準達成率は、昭和54年度以来100%を維持しており、年平均値は低下傾向にあります。

イ.二酸化窒素(NO2)

環境基準達成率は、一般局は100%を維持しており、自排局においても前年度未達成であった船橋日の出局が環境基準を達成し、達成率が100%となりました。
また、県が独自に設定した環境目標値の達成率は、一般局は92.9%、自排局は46.4%となっています。
年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。

ウ.一酸化炭素(CO)

環境基準達成率は、昭和48年度に測定を開始して以来、100%を維持しており、年平均値は、低下傾向にあります。

エ.光化学オキシダント(Ox)

環境基準は、依然として全局で未達成で、年平均値は、おおむね横ばいの状況にあります。

オ.浮遊粒子状物質(SPM)

環境基準達成率は、昨年度まで4年連続100%であり、自排局は5年連続して100%となりましたが、一般局は野田桐ケ作で環境基準未達成となり、一般局は99.1%、となっています。
年平均値は、一般局、自排局とも低下傾向にあります。

カ.微小粒子状物質(PM2.5)

環境基準達成率は、一般局、自排局とも0%となっています。

(3)対策

環境基準等の達成・維持を図るため、次のような工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。
特に、大気汚染の緊急時(光化学スモッグ注意報等の発令時)対策として、ばい煙のみであった削減項目に平成22年度、揮発性有機化合物(VOC)を追加し、平成24年度から対策地域を全県に拡大しました。

ア.工場・事業場対策

  • 大気汚染防止法に基づく硫黄酸化物、窒素酸化物、VOC等の排出規制
  • 環境保全協定に基づく硫黄酸化物、窒素酸化物、VOC等の排出抑制
  • 窒素酸化物対策指導要綱等に基づく窒素酸化物の排出抑制
  • VOC条例に基づくVOCの排出抑制

イ.自動車排出ガス対策

  • 自動車NOx・PM法に基づく車種規制(千葉市等16市の区域)
  • ディーゼル条例に基づく粒子状物質の排出規制
  • 低公害車の利用やエコドライブ等の自動車排出ガス削減の取組の推進

2.有害大気汚染物質の測定結果

(1)測定内容

ア.測定物質(21物質)

(ア)環境基準が設定されている物質(4物質)
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
(イ)指針値が設定されている物質(8物質)
アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物
(ウ)環境基準または指針値が設定されていない物質(9物質)
アセトアルデヒド、酸化エチレン、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、ベリリウム及びその化合物、マンガン及びその化合物、クロム及びその化合物、トルエン、塩化メチル

イ.測定期間(回数)

平成23年4月から24年3月(月1回)

ウ.測定地点数

34地点。測定地点の位置を図2に示しました。

図2有害大気汚染物質測定地点図(PDF:151KB)

エ.実施機関

県、測定義務のある6市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市、市原市)、浦安市及び袖ケ浦市

(2)測定結果

有害大気汚染物質の測定結果は表2-1~表2-3のとおりです

ア.環境基準が設定されている物質

4物質のうちベンゼンを除く3物質は環境基準を達成しました。
なお、市原市の2地点(岩崎西、旧川岸)でベンゼンの環境基準が未達成でした。

イ.指針値が設定されている物質

8物質のうち市原市の1地点(旧川岸)の1,2-ジクロロエタン以外は指針値を下回っていました。

(3)対策

  • ア大気汚染防止法に基づく状況の把握及び排出または飛散の抑制、VOC条例に基づく排出抑制
  • イ環境保全協定による排出抑制の指導及びPRTR制度(注)を活用した自主管理の促進
    (注)PRTR制度:有害性のある化学物質について、事業所からの排出量、事業所外への移動量等を事業者が自ら把握し、管理する制度
  • ウ環境基準超過地点周辺の調査の継続

3.大気汚染物質の測定結果

 表1-1環境基準達成状況

区分

環境基準等

項目

達成率(%)

平成23年度

達成局数比

16年度

17年度

18年度

19年度

20年度

21年度

22年度

23年度

一般環境大気測定局

環境基準

二酸化いおう

100

100

100

100

100.

100

100

100

86/86

二酸化窒素

100

100

100

100

100

100

100

100

112/112

一酸化炭素

100

100

100

100

100

100

100

100

4/4

光化学オキシダント

0

0

0

0

0

0

0

0

0/95

浮遊粒子状物質

99.1

100

93.9

100

100

100

100

99.1

110/111

微小粒子状物質

 

 

 

 

 

 

 

0

0/9

県環境目標値

二酸化窒素

71.6

72.2

79.1

71.9

94.6

90.4

98.2

92.9

104/112

時間達成率

光化学オキシダント

90.0

91.9

95.8

94.6

94.9

95.7

94.1

95.0

-

自動車排出ガス測定局

環境基準

二酸化いおう

100

100

100

100

100

100

100

100

4/4

二酸化窒素

96.6

93.1

93.1

93.1

89.7

96.6

96.6

100

28/28

一酸化炭素

100

100

100

100

100

100

100

100

25/25

浮遊粒子状物質

100

96.4

96.4

100

100

100

100

100

28/28

微小粒子状物質

 

 

 

 

 

 

 

0

0/1

県環境目標値

二酸化窒素

24.1

31.0

31.0

31.0

41.4

37.9

34.5

46.4

13/28

(注)光化学オキシダントについては3,750時間以上、微小粒子状物質については250日以上、その他の項目については6,000時間以上の測定局について評価

時間達成率=(昼間の環境基準達成時間/昼間の測定時間)×100

達成局数比:達成局数/測定局数

(注)表1-1環境基準達成状況に誤りがありましたので、平成24年9月26日に、一般環境大気測定局の光化学オキシダントの項目の平成23年度達成局数比を0/95に、自動車排出ガス測定局の一酸化炭素の項目の平成23年度達成局数比を25/25に訂正しました。

 表1-2年平均値の推移

区分

項目

16年度

17年度

18年度

19年度

20年度

21年度

22年度

23年度

一般環境大気測定局

二酸化いおう(ppm)

0.004

0.004

0.003

0.003

0.002

0.002

0.002

0.002

二酸化窒素(ppm)

0.016

0.016

0.015

0.015

0.013

0.013

0.013

0.012

一酸化炭素(ppm)

0.4

0.4

0.4

0.4

0.3

0.3

0.3

0.3

光化学オキシダント(ppm)

0.033

0.032

0.029

0.029

0.029

0.029

0.031

0.029

浮遊粒子状物質(mg/立方メートル)

0.028

0.029

0.028

0.026

0.024

0.022

0.022

0.021

微小粒子状物質(μg/立方メートル)

 

 

 

 

 

 

 

16.5

自動車排出ガス測定局

二酸化いおう(ppm)

0.005

0.005

0.003

0.004

0.004

0.003

0.003

0.003

二酸化窒素(ppm)

0.027

0.027

0.026

0.025

0.024

0.023

0.023

0.022

一酸化炭素(ppm)

0.6

0.6

0.5

0.5

0.4

0.4

0.4

0.4

浮遊粒子状物質(mg/立方メートル)

0.034

0.033

0.032

0.030

0.028

0.026

0.025

0.024

微小粒子状物質(μg/立方メートル)

 

 

 

 

 

 

 

15.4

(参考)環境基準等

ア.環境基準

項目

環境基準

長期的評価

二酸化いおう

1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり,かつ,1時間値が0.1ppm以下

1日平均値の2%除外値が0.040ppm以下で,かつ,1日平均値が0.040ppmを超えた日が2日以上連続しない

二酸化窒素

1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下

1日平均値の年間98%値が0.060ppm以下

一酸化炭素

1時間値の1日平均値が10ppm以下であり,かつ,1時間値の8時間平均値が20ppm以下

1日平均値の2%除外値が10.0ppm以下で,かつ,1日平均値が10.0ppmを超えた日が2日以上連続しない

浮遊粒子状物質

1時間値の1日平均値が0.10mg/立方メートル以下であり,かつ,1時間値が0.20mg/立方メートル以下

1日平均値の2%除外値が0.100mg/立方メートル以下で,かつ,1日平均値が0.100mg/立方メートルを超えた日が2日以上連続しない

微小粒子状物質

1年平均値が15μg/立方メートル以下であり,かつ,1日平均値が35μg/立方メートル以下

1年平均値が15μg/立方メートル以下であり,かつ,1日平均値の年間98%値が35μg/立方メートル以下

光化学オキシダント

1時間値が0.06ppm以下

-

 

イ.千葉県環境目標値(二酸化窒素)

項目

環境目標値

二酸化窒素

日平均値の年間98%値が0.04ppm以下

平成23年度大気環境常時測定結果(資料集)(PDF:8,106KB)

4.有害大気汚染物質の測定結果

 表2-1環境基準が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点
平均値

年平均値の
濃度範囲

環境基準
(年平均値)

基準超過
地点数

ベンゼン

μg/立方メートル

34
(32)

1.6
(1.3)

0.66~5.7
(0.77~2.8)

3

2*
(0)

トリクロロエチレン

μg/立方メートル

27
(25)

0.64
(0.51)

0.13~3.4
(0.11~1.9)

200

0
(0)

テトラクロロエチレン

μg/立方メートル

27
(25)

0.23
(0.14)

0.040~1.8
(0.036~0.65)

200

0
(0)

ジクロロメタン

μg/立方メートル

27
(25)

1.7

(1.1)

0.55~4.8
(0.38~1.8)

150

0
(0)

(注)括弧内は、平成22年度の値

環境基準超過測定地点:市原市旧川岸5.7μg/立方メートル、市原市岩崎西3.3μg/立方メートル

表2-2指針値が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の
濃度範囲

指針値
(年平均値)

指針値
超過地点数

アクリロニトリル

μg/立方メートル

21
(19)

0.25
(0.18)

0.0065~2.0
(0.040~1.3)

2

0
(0)

塩化ビニルモノマー

μg/立方メートル

21
(19)

0.12
(0.16)

0.013~0.94
(0.0086~1.1)

10

0
(0)

水銀及びその化合物

ng/立方メートル

13
(15)

1.9
(1.9)

1.2~2.5
(1.1~2.6)

40

0
(0)

ニッケル化合物

ng/立方メートル

15

(17)

4.5

(5.5)

2.2~8.8
(1.7~15)

25

0
(0)

クロロホルム

μg/立方メートル

21
(19)

0.31
(0.19)

0.092~1.5
(0.063~0.92)

18

0
(0)

1,2-ジクロロエタン

μg/立方メートル

21
(19)

0.34
(0.16)

0.061~2.6
(0.028~0.96)

1.6

1*
(0)

1,3-ブタジエン

μg/立方メートル

26

(24)

0.31
(0.23)

0.056~1.9
(0.040~1.6)

2.5

0
(0)

ヒ素及びその化合物

ng/立方メートル

17
(17)

0.91

(0.95)

0.26~1.5

(0.37~1.4)

6

0

(0)

(注)括弧内は、平成22年度の値

指針値基準超過測定地点:市原市旧川岸2.6μg/立方メートル

表2-3環境基準または指針値が設定されていない物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の

濃度範囲

平成22年度の
全国濃度範囲

アセトアルデヒド

μg/立方メートル

26
(24)

2.2
(1.8)

0.45~7.9
(0.60~4.2)

0.53~5.2

酸化エチレン

μg/立方メートル

17
(15)

0.092
(0.078)

0.048~0.25
(0.034~0.13)

0.018~0.46

ベンゾ[a]ピレン

ng/立方メートル

24
(22)

0.37
(0.32)

0.091~1.2
(0.12~0.67)

0.020~1.7

ホルムアルデヒド

μg/立方メートル

26
(24)

2.0
(2.0)

0.49~5.0
(0.67~4.3)

0.42~5.3

ベリリウム及びその化合物

ng/立方メートル

15
(17)

0.013
(0.021)

0.0037~0.037
(0.0069~0.069)

0.0022~0.62

マンガン及びその化合物

ng/立方メートル

15
(17)

30
(30)

6.8~72
(8.2~49)

1.1~280

クロム及びその化合物

ng/立方メートル

15
(17)

9.6
(8.6)

1.6~28
(1.4~33)

0.36~93

トルエン

μg/立方メートル

14

(14)

7.7

(5.0)

1.8~22

(1.9~11)

1.0~65

塩化メチル

μg/立方メートル

13

(7)

1.5

(1.4)

1.3~1.7

(1.3~1.5)

1.1~3.1

(注)括弧内は、平成22年度の値

平成23年度有害大気汚染物質測定結果(資料集)(PDF:146KB)

 

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お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気監視班

電話番号:043-223-3857

ファックス番号:043-224-0949

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