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更新日:平成22(2010)年7月20日
| (1) | 現在、千葉県では、市原市古敷谷所在の県射撃場で使用された鉛弾が敷地内に堆積していることから、今後の周辺環境への影響を考慮し、鉛弾の撤去等の環境保全対策を実施するとともに、関係団体に対して非鉛弾の開発と使用の普及促進について要請しているところである。 |
| (2) | このような状況から、県及び千葉市は、県内の他の14射撃場についても実態を把握するため、射撃場の構造や鉛弾の使用状況などのアンケート調査を実施した。 |
| (3) | また、この調査結果から、覆道式以外の7射撃場については、使用済み弾と雨水の接触があることが判明したため、関係市村の協力を得て現地調査を実施し、射撃場からの排水等の鉛濃度を分析し、周辺環境への影響を調べた。 これらの調査結果は以下のとおりであり、県内射撃場において使用される鉛弾による周辺環境(公共用水域、地下水等)への影響は、見られなかった。 |
| (1) |
覆道式の7射撃場については、概ね空気銃を使用し、鉛弾の年間使用量は 2.2kg~340kgであり、使用済み弾を回収している。 |
| (2) |
覆道式以外の7射撃場については、概ね散弾銃を使用しており、鉛弾の年間使用量は7.95kg~80.6tである。 また、使用済み弾の一部は回収されているが、場内に堆積しており、雨水との接触がある。 |
覆道式以外の7射撃場について、射撃場からの排水、排水が流入する水路・ 川又は海の水、場内及び周辺の飲用井戸などの地下水を降雨時も含め採取し、 鉛濃度を分析したところ、0.001mg/l未満~0.007mg/lと、すべて環境基準の0.01mg/l を下回っていた。
今回得られた水質の調査結果からは、県内射撃場において使用される鉛弾による周辺環境への影響は、見られない。
しかしながら、敷地境界の排水溝における底質から鉛が検出(底質には環境基準が設定されていない)されており、今後、大量かつ長期にわたり鉛弾が堆積した場合、周辺環境への影響も考えられることから、覆道式以外の7射撃場に対しては、以下の指導を行う。
| (1) | 使用済み弾の回収、側溝等の清掃及び回収物の適正処理。 |
| (2) | 定期的な排水等の分析。 |
注)覆道式射撃場:射撃場全体が天井と側壁等でおおわれ、発射弾が外部に出ない射撃場