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更新日:平成24(2012)年1月20日
環境生活部水質保全課地質環境対策室-本庁舎3階
電話043-223-3822
大地が徐々に沈下していく地盤沈下は,低地化による浸水被害,不等沈下による建造物,ライフライン施設への被害など, 生活環境にさまざまな影響を与えます。
また,地盤沈下は進行が緩慢であるため被害が大きくなるまで公害として認識 されにくいこと,一度発生すると回復が不可能に近いことなど他の公害と異なる側面があります。
地盤沈下は,一般的に 地下水の過剰採取,天然ガスかん水の採取,埋立地層や沖積層の圧密などが原因となって引き起こされます。
地下水は 生活用水,工業用水,農業用水などとして容易かつ安価に採取できるため,これらの水需要の増大や深井戸さく井技術の発展に 伴って大量の地下水が採取されるようになり,大きな地盤沈下が発生してきました。
また,本県の場合は,地下水採取のほか,天然ガスかん水の採取も主な原因となっています。
地盤沈下の仕組みと抜け上がり現象
地域別に地盤沈下の推移を見ると,東葛,葛南,千葉・市原,君津地域では,急激な産業の発展,人口の増加に伴う地下水の 汲み上げ量や天然ガスかん水採取量の増加により,一時は年間20cmを超える沈下地域が出現しましたが,法律や条例などによる 地下水採取規制,天然ガスかん水の採取削減の指導の効果があらわれ,全体的には沈静化の傾向を示しています。
北総地域では,近年の地下水採取量が減少傾向にある中,一部地域で地盤沈下が継続しています。
九十九里地域では,一時は毎年10cm前後沈下していたものの,昭和56年に天然ガス採取企業と県の間で締結した 地盤沈下防止協定による天然ガスかん水の地上排水量の削減等が 行われたため,沈下量は減少しているものの広範囲の沈下があり,一部地域では年間2cm以上の沈下が見られます。
などを掲載しています。
工業用水法,建築物用地下水の採取の規制に関する法律,及び千葉県環境保全条例により,地下水の汲み上げを規制しています。
天然ガスかん水を採取している企業と,地盤沈下防止のための協定を締結しています。
精密水準測量を実施し,地盤変動量の把握を行っております。
地盤沈下観測井により,地下水位及び地盤収縮の変動状況を把握しています。
法・条例の許可を受けている地下水採取者,及び天然ガスかん水,温泉水の採取者に対して調査を実施し, 揚水量の実態把握を行っております。