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更新日:平成28(2016)年3月28日

ページ番号:14323

「印旛沼に係る湖沼水質保全計画」(第6期)の策定について

県では、湖沼水質保全特別措置法に基づき、指定湖沼として指定された印旛沼について、第6期「印旛沼に係る湖沼水質保全計画」を策定しました。

計画の概要は下記のとおりです。

「印旛沼に係る湖沼水質保全計画」(第6期)(PDF:569KB)

趣旨

印旛沼は、昭和60年12月に湖沼水質保全特別措置法に基づき指定湖沼の指定を受け、平成22年度までに5期にわたる湖沼水質保全計画を策定し、各種施策を総合的に推進してきましたが、環境基準達成には、より一層の水質改善が必要です。

このため、引き続き第6期「印旛沼に係る湖沼水質保全計画」を策定し、総合的な水質保全対策の推進を図ります。

計画期間

平成23年度から平成27年度までの5年間

水質目標値

単位:mg/L

項目

現況

(平成22年度)

計画期間に達成すべき目標

(平成27年度)

対策を講じない

場合

対策を講じた

場合

化学的酸素要求量

COD

(75%値)

10

11

9.7

<参考値>

化学的酸素要求量

COD

(年平均値)

8.9

9.2

8.5

全窒素T-N

(年平均値)

2.9

3.1

2.7

全りんT-P

(年平均値)

0.14

0.16

0.13

計画の概要

第6期計画の方針

  • 生活雑排水の未処理放流を改善するため、生活排水対策等を重点的に推進します。
  • 湖内の窒素・りんが横ばい傾向であることから、窒素・りんの削減を推進します。
  • 面源系の負荷の比率が高いことから、面源対策をさらに推進していきます。
  • 長期ビジョンを設定し、その達成に向けて、5カ年(平成23年度~平成27年度)における水質等の目標値を設定し、計画的に排出汚濁負荷量を削減します。

長期ビジョン

印旛沼流域水循環健全化計画(平成22年1月に策定)で設定した基本理念「恵みの沼をふたたび」を掲げ、「良質な飲み水の源印旛沼とその流域」及び「遊び、泳げる印旛沼とその流域」など5つの再生目標を設定し、平成42年までにそれらの達成を目指します。

主な対策

生活排水対策

下水道の整備・普及、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換、高度処理型合併処理浄化槽の整備など生活排水対策の実施

工場・事業場排水対策

水質汚濁防止法など法や条例による規制のほか、指導・啓発の実施

面源系対策

  • 市街地対策
    雨水浸透施設の設置、道路・事業所等透水性舗装整備、路面清掃など
  • 農地対策
    適正施肥の推進、環境にやさしい農業の推進など
  • 流出水対策地区(鹿島川)における重点的対策の実施
  • 流域河川、湖沼対策
  • 多自然川づくり、植生帯の整備、清掃活動の実施など

意識啓発・調査研究等

  • パンフレットやホームページ等による広報を行い下水道等への接続の促進、浄化槽の適正な設置・管理など生活雑排水による汚濁の削減を図ります。
  • 研究機関・研究者による調査研究

※印旛沼に係る湖沼水質保全計画(第7期)が策定されるまでの間、第6期計画に定める上記対策を原則、継続して実施します。

計画策定の経緯

策定委員会における検討

一般県民・学識経験者等で構成する「印旛沼に係る湖沼水質保全計画策定委員会」を設置し、3回開催した。

意見交換会における検討

印旛沼流域住民を対象に、意見交換会を2回開催した。

計画(案)に対する意見の募集

平成23年12月20日から平成24年1月18日までの期間で意見を募集した。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部水質保全課湖沼浄化対策班

電話番号:043-223-3821

ファックス番号:043-222-5991

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