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更新日:令和4(2022)年10月21日

ページ番号:309181

水道事業年報(平成29年度版)

千葉県営水道は、昭和9年の創設以来、給水開始から80年以上が経過しました。

昭和初期、東京湾沿いの江戸川から千葉市にかけての飲料水は、井戸水や

河川水であったため、水質が悪く伝染病が続発しており、また、給水能力が低かったため、火災による損害も甚大となっていました。一方、東京から千葉への急速な都市化の進展による人口増もあり、こうした状況を背景に、当時の知事の決断の下に、広域的水道としての整備が進められ、昭和11年6月に県営水道として給水を開始(計画給水人口25万人、1日最大給水量3万7,500立方メートル)しました。

その後、高度経済成長期における京葉工業地域の進展や人口急増等、県勢の発展を受け、数度の事業拡大を行い成長してまいりました。現在では、千葉市など県北西部地域の11市を給水区域とし、約300万人のお客様に水道水を供給する給水人口全国第3位の大規模水道事業体となっております。

一方、近年では、来たるべき人口減少社会や、管路の耐震化を始めとする

水道施設の更新需要の増大等、千葉県営水道を取り巻く経営環境は大きく変貌しつつあります。

このような中で、長期的な経営構想のもとに、平成28年度から平成32年度までの5か年に達成すべき基本目標と主な施策・取組を体系的に取りまとめた「千葉県営水道事業中期経営計画」を策定しました。

計画2年目にあたる平成29年度については、浄・給水場施設及び設備の更新・整備や、湾岸埋立地域を優先した管路の耐震化を推進したほか、平成30年1月に千葉市、成田市、市原市及び鎌ケ谷市との上下水道料金徴収一元化を開始するなど、計画全体として概ね順調に進捗したものと考えております。

引き続き、本計画に基づき、中長期的な視点に立った事業運営に努めてまいります。

千葉県営水道の使命は、「24時間365日、お客様に安心・安全な水道水をお届けすること」です。現在だけでなく、将来にわたってこの使命を果たせるよう職員が一致団結するとともに、お客様や関係機関との連携を図りながら取り組んでいきたいと考えております。

この事業年報は、平成29年度における千葉県営水道の事業概要と関係資料を冊子に取りまとめたものであり、千葉県営水道への理解と関心を深めていただく一助としてご活用いただければ幸いです。

目次

6.組織(PDF:1,161KB)

(1)組織図
(2)本局・出先機関の名称・位置及び所管区域
(3)事務分掌

7.職員構成(PDF:1,014KB)

(1)管理者
(2)課・所・場別、職別
(3)年度別

8.普及状況(PDF:1,268KB)

(1)市町村別(平成30年3月末)
(2)年度別
(3)給水人口・給水戸数・給水栓数の推移
(4)給水戸数
(5)給水栓数
(6)給水人口

9.貯水状況(PDF:1,564KB)

(1)水源図
(2)ダム貯水容量
(3)ダム貯水容量図

10.取水量(PDF:920KB)

(1)浄・給水場別取水量
(2)取・浄水場別水源及び水利権の状況

11.給水状況(PDF:1,691KB)

(1)浄・給水場別給水量
(2)月別給水量
(3)浄水加工受託水量
(4)有収水量
(5)業態別使用水量
(6)給水量の内訳
(7)給水量の系統図
(8)浄・給水場別給水量及び水道事務所・支所別有収水量状況と給水曲線

12.薬品使用状況(PDF:1,148KB)

(1)次亜塩素酸ナトリウム
(2)苛性ソーダ
(3)硫酸
(4)粉末活性炭
(5)粒状活性炭

(6)ポリ塩化アルミニウム
(7)塩素

13.電気使用状況(PDF:1,082KB)

(1)電気料金
(2)電気使用量

14.水質状況(PDF:1,304KB)

(1)原水の経年変化
(2)原水・浄水の水質状況

15.給水工事施工状況(PDF:1,010KB)

 

(1)給水収益の推移
(2)給水収益調定状況
(3)水道料金徴収区分割合
(4)給水申込納付金調定状況

21.施設(PDF:1,549KB)

(1)浄水場
(2)給水場
(3)水源井
(4)取水門・取水塔
(5)沈砂池
(6)着水井
(7)沈でん池
(8)急速ろ過池
(9)オゾン接触池
(10)活性炭吸着池
(11)配水池
(12)高架水槽・配水塔
(13)調圧水槽
(14)ポリ塩化アルミニウム注入装置
(15)苛性ソーダ注入装置
(16)硫酸注入装置
(17)活性炭注入装置
(18)次亜塩素酸ナトリウム注入機
(19)生成次亜塩素酸ナトリウム注入機
(20)オゾン発生器
(21)取水ポンプ(地下水)
(22)取水ポンプ(表流水)
(23)送水ポンプ
(24)配水ポンプ
(25)洗浄ポンプ
(26)発電設備
(27)水管橋
(28)導・送・配水管布設延長

(29)水道施設の耐震化状況

(1)比較損益計算書
(2)比較資本的収支表
(3)比較貸借対照表
(4)収益的収支の推移

23.費用構成(PDF:1,156KB)

(1)目的別
(2)有収水量1立方メートル当たりの給水原価

(1)水道料金
(2)給水申込納付金
(3)開発負担金

お問い合わせ

所属課室:管理部総務企画課政策室

電話番号:043-211-8363

ファックス番号:043-274-9801

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