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更新日:令和元(2019)年6月4日

ヒナを拾わないで

春から夏にかけては野鳥たちの繁殖シーズンです。この時期は、地面に落ちて迷子になったように見えるヒナを見かけることが多くなる季節です。しかし、その子たちは迷子になっているのではありません。

ヒナを拾わないでキャンペーンポスター

ヒナを拾わないで表表(JPG:1,215KB)ヒナを拾わないで裏裏(JPG:1,237KB)

共催:(財)日本鳥類保護連盟、(公財)日本野鳥の会、NPO法人野生動物救護獣医師協会

巣立ちビナ

野鳥のヒナが卵からふ化し、成長する過程で初めて巣の外へ出ることを「巣立ち」といいます。よくテレビなどで、野鳥のヒナの「巣立ち」というと、力強くはばたいて、巣から一直線に遠くまで飛んでいく映像を目にします。また、人間の生活の上でも「巣立ち」、「一人前」、「自立」といったイメージでとらえられているのではないでしょうか?

ところが、私たちの身近な環境で繁殖している野鳥たちの「巣立ち」は、そんなイメージとはかなり違っています。

巣立ちビナの特徴

巣立ちビナは、親鳥(成鳥)とはかなり違って、幼い姿をしているものがほとんどで、次のような特徴がみられることがあります。

  • 体格が一回り小さいヒヨドリ
  • 頭などにふわふわした産毛が残っている
  • 体色(羽の色)や虹彩(瞳)の色が異なる
  • くちばしの両端に黄色(白色)のものが残っている
  • 尾羽が短い

巣立ちビナの時期に学ぶこと

巣立ちビナは、巣だった後もしばらくは親鳥と一緒にいて、さまざまなことを学びながら一人前になっていくのです。

  • 飛び方:最初から上手に長い距離を飛べるわけではありません。
  • エサのとり方:巣立ち後もなおしばらくの間は、親鳥からエサをもらいながら、食べられるものを学習していきます。
  • 仲間とのコミュニケーション
  • 外敵からの身の守り方

私たちが、いくら上手に巣立ちビナを育てたところで、親鳥に代わってこれらのことを教えるのは不可能です。ヒナが「落ちている」あるいは「一羽でいる」のをみつけても、それが巣立ちビナならば、近くの木の枝や、安全な草むらに移してあげるなどちょっとした手助けだけで十分です。適切な判断こそが、巣立ちビナを救う最良の方法です。

ヒナを見つけたときは

なぜ地面に落ちているのですか

巣立ちしたばかりの巣立ちビナはうまく飛べません。枝へ飛び移るときに落ちてしまったのかもしれません。

ヒナをみつけたときはどうしたらいいですか

近くに親鳥の姿が見えなくても、親鳥は必ずヒナのもとへ戻って世話をします。人がヒナのそばにいると、かえって親鳥はヒナに近寄れません。そのままにしてそっと離れましょう。

ネコやカラスに襲われそうです

近くにネコやカラスがいて心配だというときは、近くの木の枝先になどおいてあげてください。

ヒナが巣から落ちてしまいました。

ヒナを巣に戻してあげてください。もし、戻せないときは、カップ麺などの容器やザルにヒナを入れて親鳥がいる巣の近くに置いてあげてください。

 

野鳥を許可なく捕まえたり飼養することは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律により禁止されています。

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よくある質問

お問い合わせ

所属課室:環境生活部自然保護課狩猟・保護班

電話番号:043-223-2937

ファックス番号:043-225-1630

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