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更新日:令和2(2020)年9月17日

ページ番号:389784

内浦山県民の森指定管理者管理運営状況評価(令和元年度)

1概要

(1)施設名等

施設名

内浦山県民の森

指定管理者

一般財団法人千葉県観光公社

指定管理期間

平成31年4月1日~令和6年3月31日

評価対象年度

令和元年度

第三者評価の有無(今回)

なし

施設所管課

農林水産部森林課

(2)施設の設置目的等

設置目的

県民が自然に親しみつつ、自然のもたらす恩恵を享受する機会を県民に提供することにより、県民の健康の増進及び青少年の健全な育成を図るため

指定管理者が行う業務の範囲

1森林、園地、展示施設、宿泊施設その他の施設の提供

2野外活動に関する指導助言

3その他県民の森の設置の目的を達成するため知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況

年度

利用者(人)

事業費等の内訳(千円)

指定管理料

(A)

その他維持

管理費(B)※1

利用料金

(C)

事業費総額

(A+B+C)

使用料等

県収入(D)

県の収支

(D-A-B)

R1

130,712

46,000

3,832

43,474

93,306

95

-49,737

H30

158,480

38,900

1,609

52,127

92,636

98

-40,411

※1維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

2評価結果

(1)管理運営状況評価

評価項目

評価

評価理由等

管理業務の実施状況に関する事項

施設の設置目的・法令等の遵守等

A

施設の設置目的を理解し、千葉県立県民の森設置管理条例等に基づいた管理運営が行われている。また、個人情報は適切に管理され、事故等の報告も遅滞なく行われている。

行為の許可について、一部許可証の許可日等が確認できなかったが、他の文書は適切に保管されていたため、ほぼ期待する水準どおりであった。

安全性の確保

A

日常の巡視や点検、定期的な設備点検等により安全な施設の維持管理に努めている。また、危機管理マニュアルが整備され、定期的な消防訓練を行うなど、危機管理体制が整備されており、ほぼ事業計画どおりであった。

適切な管理運営

A

事業計画どおりに、施設の管理、清掃、警備等が適切に行われている。また、車イスを整備し適宜点検する等、社会的弱者への配慮もなされており、ほぼ期待する水準どおりであった。

適切な財産管理

A

施設の点検記録、修繕記録が整備され、維持管理に努めている。備品台帳について、過去の台帳と混ざり最新版がわかりにくい点があったが、他の文書は項目毎、年度毎に編冊されており、保管は良好。よって、ほぼ期待する水準どおりであった。

事業の企画運営に関する事項

事業の実施

(必須事業)

A

荒天等による中止を除き、事業計画どおりに事業を実施している。施設については日々の清掃を徹底しており、また日常点検により劣化箇所の早期発見、修繕に努めていた。よって、ほぼ事業計画どおりであった。

サービスの向上

自主事業

地域の連携等

A

芝生広場の計画的整備やオリジナル商品の販売等により、サービス向上に努めていた。また、小中学校の合宿等での利用や地元団体との協働イベントへの参加など、地域と連携して地域活性化に貢献しており、ほぼ事業計画どおりであった。

施設利用状況に関する事項

A

台風被害等の影響が大きく、施設利用者、料金収入ともに前年より減少した。広報では、新聞等への投げ込みや過去利用者へのダイレクトメールなど利用拡大に努めており、ほぼ期待する水準どおりであった。

管理運営体制

A

勤務体制表により計画どおり管理されている。特別教育や研修の記録が教育記録として編冊されていなかったが、刈り払い機、チェーンソー等の特別教育の受講や、職員研修を適宜実施しており、ほぼ期待する水準どおりであった。

収支状況

A

台風被害等の影響が大きく1,000千円以上の赤字であったものの、概ね予算の範囲内で適正に運営されており、財務状況は健全である。よって、ほぼ事業計画どおりであった。

利用者意見の反映

利用者満足度

A

アンケートにより、利用者の意見の把握、及び対応に努めている。アンケート回答件数も多く、満足度も高いため、ほぼ期待する水準どおりであった。

総合評価

良好

各評価項目の対応数値の平均2.0点

(2)特記事項

特に評価される点

施設の点検や修繕が積極的に実施されており、安全で快適な環境を維持している。

ユニバーサルマナー検定を取得する等、社会的弱者の待遇向上に取り組んでいる。

職員の利用者への対応状況も良好であった。

次年度に向けて

改善が望まれる点

行為の許可について、許可日等許可の内容が確認できるよう写しを取るなど記録を残しておくこと。

備品台帳は最新版を区別しやすいように管理しておくこと。

特別教育や職員研修を実施した場合は記録を取り、教育・研修記録として分けて保管すること。

前年度評価で改善が望ましいと指摘された点とその改善状況

(指摘事項)文書を年度毎に編冊又はインデックスなどにより、一目で何年度から文書が保管されているかわかるように整理すること。

(改善状況)文書は年度毎に整理されており、改善されていた。

3その他

第三者評価におけるその他の意見

第三者評価は実施していない。

 

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