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更新日:平成24(2012)年5月21日
森林は、木材の生産だけでなく、水源のかん養や生物多様性の保全、二酸化炭素の吸収による地球温暖化の緩和など多面的な機能を持っており、県民生活と深くかかわっています。近年、木材価格の低迷などにより適切な整備の行われていない森林が増加し、森林の持つ多面的機能への影響が懸念されることから、計画的かつ効率的な森林整備を推進します。
市町村と連携し、森林の整備目標設定、森林施業の基準を明示する森林計画を策定します。
森林所有者や森林組合等が策定する森林施業の実行計画である「森林経営計画」の作成と実行を支援することで、計画的な森林整備を促進します。また、実効性の高い計画作成を支援するため森林の現況と施業履歴を一元化した森林情報システムを構築します。
森林組合等林業事業体や森林所有者が行う人工林の間伐を中心とした計画的かつ効率的・集約的な森林整備を支援します。
間伐を中心とした森林整備、木材の生産・販売、伐採跡地への植栽等を実施し、適切に管理します。
林産物生産コストの低減、森林の適正な管理等のための林道等の開設、改良、維持管理を実施します。
森林整備や木材生産の効率化に必要な路網と高性能林業機械を組み合わせた低コスト作業システムを構築し、森林組合等林業事業体に普及します。
海岸保安林の早期復旧のために必要な松くい虫や森林の更新のためのスギ非赤枯性溝腐病等の病害虫に対する抵抗性が強い苗木の生産・確保に取り組みます。
花粉症対策ヒノキ、スギ品種の実用化、雄花量に着目した間伐の効果の科学的検証や海岸防災林の維持管理手法、ヒノキの花粉予測技術の開発等に取り組みます。
山火事等の森林災害予防意識の啓発と森林国営保険への加入促進を行います。
県産木材の利用促進を図り、森林資源の循環利用(伐採~搬出~木材利用~再造林(植栽)~間伐・保育(手入れ))の仕組みづくりに取り組みます。
市町村と連携し、県産木材を利用した新築木造住宅の建築費用を助成します。また、「ちばの木の家づくり」に取り組む団体の活動を支援し、県産木材の利用促進を図ります。
平成23年3月に公表した「千葉県内の公共建築物等における木材利用促進方針」に従い、公共建築物等の木造化や内装等の木質化の推進に取り組みます。
県産木材を利用した住宅建築に対し「CO2固定量認証制度」の認定を推進することで、県民に対して、森林資源の循環利用や森林の公益的機能についての認識を深めます。また、木工作品コンクールや木工出前授業の実施を通じて木材に触れる機会を提供するなど「木育」に取り組み、次代を担う子供たちに森林・林業に対する理解を促進します。
福島第一原子力発電所事故による特用林産物や原木への影響について、放射性物質検査を実施し、安全性の確保、風評被害の防止を図ります。
地球温暖化防止に資する森林によるCO2吸収量を確保するため、「千葉県森林吸収量確保推進計画」に基づいた間伐を計画的・効率的に推進します。
林業就業者の高齢化が進む中、新規就業者の確保・育成及び林業技術者の養成を実施するとともに、雇用条件の改善及び労働安全衛生対策等を実施します。
新規就業者の確保・育成と林業技術者の養成のため、高性能林業機械を使用した低コスト作業に関する研修や労働安全衛生に関する研修等を実施します。
森林所有者に、森林の管理や林業経営に必要な情報を提供し、一層の森林施業の実施を促進します。
CSR活動として森林整備活動への参加を希望する企業等と法人の森協定を締結し、県有林の森林整備を推進します。
また、協定締結の候補地である県有林内に歩道や案内板を整備したモデル林を設置し、企業等の森林整備活動を支援します。
小中学校の自然観察や森林・林業教育の場として設置されている「教育の森」に看板設置や歩道整備等を行うとともに、学校関係機関と協力して利用促進を図ります。
また、次代を担う少年、少女たちが、自然に親しみ緑を大切にする心を育てることを目的とした「みどりの少年団」の結成及び育成を支援します。
県民参加による森林の保全、整備及び活用の取り組みについて、総合的な森林情報の受発信や企業等との協働のマッチングを展開し、森林づくり活動を促進します。
森林を中心とした自然とのふれあいの実現を目指すとともに、県民の森の施設等の整備を行います。
また、利用者の安全対策やサービスの向上を図るため、適正な管理運営を行います。
集中豪雨の増加等により山腹崩壊や地すべりの危険性が増している地区の解消を推進するため、森林の防災機能を高度に発揮するための森林整備や防災施設の設置を行います。
また、保安林において、間伐等適切な森林整備を実施して、水源かん養や土砂流出防止などの公益的機能の維持や高度発揮を図ります。
海岸保安林では、松くい虫による被害が急増していることに加え、東日本大震災に伴う津波被害を受け、公益機能が低下しています。
このため、薬剤散布及び伐倒駆除等による効果的な松くい虫防除対策を徹底するとともに被害が激しく機能の著しく低下した保安林は、強い病害虫抵抗性を持つ優良苗木や広葉樹の植栽等による保安林整備を実施し、早期に森林再生を図ります。
非赤枯性溝腐病や気象害の被害林において、災害防止の観点から人家や公共施設に近接する箇所の被害木を伐採し、被害材の有効活用を促進するとともに、伐採跡地へは植栽を行い早期の森林再生を図ります。
また、スギカミキリの被害については、国有林等と連携して、被害の実態を把握し、今後の効率的な防除対策の検討及び森林所有者への普及啓発を行います。
林地開発の行為の適正化を推進するため、「千葉県林地開発行為等の適正化に関する条例」の周知徹底を図ります。林地開発跡地の適切な緑化の実施を確保するため緑化計画の策定指導及び技術指導を実施します。
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