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更新日:令和2(2020)年4月18日

ページ番号:17851

第3章 I-3-2 ちば文化の創造と千葉県民のアイデンティティー1)の醸成

【目標】

県民や関係団体、市町村などと連携し、多彩で個性あふれる本県の文化を継承するとともに、新たな「ちば文化」を創造します。

県民の千葉県に対する愛着や誇りをはぐくみます。

【現状と課題】

豊かな自然環境に恵まれた本県では、古くから多くの生活文化が生み出され、また、海・川・街道を通じた紀州・江戸・鎌倉などとの交流の下、特色ある多様な文化がはぐくまれてきました。そして今日では、首都圏に位置し、成田国際空港を抱えて、人や物、情報が活発に交流する中、県内各地で、様々な文化芸術活動が盛んに行われるとともに、こうした千葉の新旧の文化が織りなす新しい「ちば文化」の創造が期待されています。

千葉の多様な文化は、県民、さらに千葉を訪れる多くの人たちにゆとりと潤いなど、心の豊かさをもたらしています。

しかし、少子高齢化の急速な進展によって、次世代の文化の担い手が不足しており、伝統文化を保存・継承し、新たな文化を創造するため、担い手を育成するとともに、若者が文化芸術活動に取り組みやすい環境を整える必要があります。

また、伝統的な文化の活用や新たな文化の創造などにより、地域の活性化を図ることが求められています。

一方、東京に近い県内の都市部には、東京都をはじめ県外に通勤・通学している人が多く、千葉県民としての意識が希薄な人たちがいると言われています。

このため、県民の千葉県に対する愛着や誇りをより一層はぐくむため、県内の交流を促進することなどが求められています。

【取組の基本方向】

県民をはじめ、関係団体や市町村などと連携して、「ちば文化」に親しめる環境をつくるとともに、「ちば文化」を継承し、創造していける体制を構築します。

また、地域固有の伝統芸能や祭りなどの文化資源を観光振興に結び付けるなど効果的に活用します。

さらに、千葉県民としての意識を醸成し、県民が千葉県に対する愛着や誇りをより一層感じられるよう、県内の地域間交流を促進するとともに、県民の日に係る取組を広く展開します。

【主な取組】

1  文化芸術活動を支えるための仕組みづくり

県民主体の文化芸術活動を促進するため、全県的に活動する文化芸術団体との共催による「千葉・県民芸術祭」を開催するとともに、文化芸術団体の自主的な活動を支援します。

また、文化芸術活動を支えるボランティア活動を支援するための情報ネットワークを運営します。

  • 「千葉・県民芸術祭」の開催(再掲)
  • 国等の支援制度や企業メセナ2)等に関する情報の提供
  • 文化芸術ボランティア活動の情報ネットワークの運営

2  文化に触れ、親しむ環境づくり

ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉を活用した音楽鑑賞など、質の高い文化に触れる機会を県民に提供するとともに、県民の文化的活動や学習活動を支援します。

また、音楽・美術・伝統技術などの専門家による指導を受ける機会を設け、県民の技術や知識の向上を図るとともに、後継者を育成します。

さらに、県内のオーケストラ活動の普及を目的として設置した千葉県少年少女オーケストラの活動を支援します。

  • 質の高い文化の提供
  • 美術館・博物館の専門性を生かした展示・普及事業の実施
  • 市町村図書館等とも連携した県民の読書・調査・研究活動の支援
  • 児童生徒に対する演奏指導(洋楽)の実施
  • 千葉県少年少女オーケストラの活動支援

3  文化資源を活用した地域の活性化

市町村・観光協会・企業などと連携して、各地域の「ちば文化」を再発見し、観光に活用するなど、地域の活性化を図ります。

  • 地域の文化資源の活用
  • 千葉の文化資源情報の提供
  • 海・山・川の現場(フィールド)で展開する博物館活動

4  伝統文化の保存・継承

千葉の貴重な財産である伝統文化に対する県民の関心を促し、次世代に伝えるため、関係機関・団体や文化財の所有者・伝承者とともに、伝統文化に県民が触れる取組を推進します。

また、市町村が実施する文化財を保存する事業を支援します。

  • 伝統文化に県民が触れる機会の提供
  • 児童生徒に対する演奏指導(邦楽)の実施
  • 民俗芸能の普及・担い手育成のための公開事業の実施
  • 美術館・博物館における講座・体験事業の実施
  • 発掘で出土した文化財の管理と学校等と連携した活用
  • 国・県指定文化財の保存修理の支援

5  千葉アイデンティティーの醸成

県民に千葉の魅力を認識・再発見してもらい、千葉県民としての意識の醸成及び地域の活性化を図るため、環境保全、青少年育成など様々な分野のテーマについて、県内地域間交流を促進します。

また、県民の千葉を愛する心をはぐくむため、6月15日の県民の日を中心に、市町村や企業などと連携した取組を推進します。

  • 県内での地域間世代交流の促進
  • 市町村・企業等と連携した県民の日に係る事業の展開

 

(注)

(1)アイデンティティー:他者とは違う性質、また自分を他者とは違うものと考える明確な意識のことをいいます。自分が帰属する社会などに意識していう場合は、「帰属意識」をいいます。

(2)企業メセナ:企業が資金を提供して文化、芸術活動を支援することです。


お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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