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更新日:平成22(2010)年7月16日
平成19年6月1日
総合企画部企画調整課
このたび、県では、昨年6月に策定した「千葉新産業振興戦略」を踏まえ、今後、本県における物流の効率化・高度化、人とモノの流れの活性化を進めるため、「千葉県物流戦略」を策定しました。
グローバル化への対応として、国際物流の円滑化・効率化、特に、成田空港の機能強化が国家レベルの重要課題となっています。また、本県経済の活性化のためには、物流ボトルネックの解消による効率的な物流ネットワークの構築が必要です。これらの課題の解決に向けて、戦略に基づいて部局横断的な施策・取組を進めていきます。
千葉県では、本県の高い物流ポテンシャルを活かした物流関連産業の誘致・育成と、物流の効率化・高度化に取り組んできました。昨年度は、千葉県の物流の現状を踏まえつつ、「モノの動き」が本県の産業や県民の生活をどのように変えていくか、そのような「物流の視点」から課題解決のために必要となる施策・取組を「千葉県物流戦略」として取りまとめました。
本戦略では、千葉県物流戦略推進協議会における検討を踏まえ、また、パブリックコメントにより県民の皆様からのご意見もいただきながら、概ね今後5年程度の間に取り組むべき施策を取りまとめました。
(1)千葉県の「物の動き」
千葉県では、全国第6位の貨物流動量の約7割が重量物で占められており、これらの貨物は流通加工や小口配送が発生しないという実態があります。一方、県の東側、南側の地域では、半島であることのデメリットとして貨物の流動量が増加しないことが課題となっています。また、農林水産物については、多様な流通ルートの確立と効率的な物流システムの構築が求められています
(2)物流を支えるインフラの状況
成田空港の輸出入貨物の取扱額は、国内では圧倒的なシェアを占めていますが、空港内貨物ターミナル地区の混雑緩和など、成田空港の一層の魅力向上のための取組を進めることが喫緊の課題となっています。また、道路については、湾岸部・東葛飾地域の渋滞問題や、大型貨物車の生活道路への流入等が、港湾については、船舶の大型化に対応した物流機能の強化などが課題となっています。
(3)物流施設の立地状況
近年、物流施設の大規模化とともに、工業系の用途地域や市街化調整区域への立地が増加しています。さらに今後は、高速道路のインターチェンジ周辺等の市街化調整区域において立地需要が一層高まると考えられることから、物流の効率化と環境保全を総合的に判断した物流施設立地の適切な誘導が重要な課題となっています。
(4)環境問題への対応、安心・安全を支える物流
経済社会の持続的発展を図るために、物流分野においても地球温暖化、大気汚染等の課題解決に向けて積極的に取り組むことが求められています。また、大規模災害時に県民生活を支えるために必要な物流機能の確保を図っていく必要があります。
(1)国際物流の円滑化、効率化
(2)物流ボトルネックの解消等、効率的な物流ネットワークの構築
(3)郊外部や臨海部における広域的な物流施設の立地支援
(4)半島におけるデメリットの解消
(5)環境に配慮した物流の実現
(6)安全・安心を支える物流の実現
学識経験者、物流事業者、国等関係機関及び県により構成される「千葉県物流戦略推進協議会」において、本戦略の実現に向けた具体的方策を協議・検討するほか、県庁内の部局横断的な連携、物流施策の総合的な推進のために、「千葉県総合物流施策推進プロジェクトチーム」を設置し、物流施策の戦略的な推進・総合的な調整等を行います。
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