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更新日:平成22(2010)年7月7日
~里海・里山の魅力が凝縮されたいすみ田園都市~
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「いすみ市ってどこ?」県外に住む友人からの一言でした。いすみ市は「大原町」「岬町」「夷隅町」の3町が合併して 誕生した新しい市です。合併を機にそれぞれの町の文化、里山や海といった様々な地域資源が活用できるはずでした。 しかし、県外の友人からは聞かれることは「いすみ市って何があるの?」でした。
このままでは「いすみ市」はどうなってしまうのだろう。特に商工会青年部の有志は感じていました。このままでは、人も 資源も宝の持ち腐れになってしまうのでは・・・。
同じ思いは市役所にもありました。だからこそ、市民参画をいち早く実践しようと市民団体が自主的に実施するまちづくり等を 支援する制度を創設したのでしょう。
商工会青年部は、その支援制度を活用し、市民、市議、行政関係者など多様な関係者が参加する「まちづくり」に関する勉強会を 5回に亘り開催しました。
でも、座学だけでは、いまいち実感がわきません。やはり、先進事例などを自分の目で見て、身体で感じてこそわかるものがある はずです。そんな時、誰かが愛知県の足助(あすけ)町(現豊田市)が「保存を開発と信ずる町」として昔から住民主導のまちづくりをしているらしい ことを調べてきました。
そういうことなら「早速、足助へ行くべ!」ということで早速バスを仕立てて愛知県へ出発!しかし、高速道路が大渋滞・・・ うーん、幸先よくないなあ。でも、大丈夫!しっかり見て勉強して来ました。
そんなこんなで、参加者全員で自発的なまちづくりの重要性について意識の共有が図られました。あとは実践あるのみ!!です。
とはいっても、あせらずにやるつもりです。まちづくりは1、2年で出来るものではありません。足助で見たあの美しい「カタクリの花の群生」 も花が咲くまで7年以上かかるのですから。


実際活動を始めてみると市民だけでできること、行政だけでできること、には限りがあります。やはり官民連携、多様な主体の参画が地域活性化を実現するためには必要です。そこで市と市民に呼びかけ「いすみ市まちづくり協議会」を結成しました。地域資源を生かしたお洒落な田舎空間づくりのスタートです。
また、市役所も地域プロモーション室を設置し、市民団体などと効果的連携を図る体制を充実させてくれました。
さらに、まちづくりには外の目が重要です。外部からまちづくりの専門家をファシリテーターに迎えてのワークショップや市外から いすみ市に移り住んだ新住民の方にヒアリング調査を行い、いすみの魅力と可能性、改善すべき点についての意見を聞きました。 そして、こうした取組みは新住民の方々などと新たなネットワークを構築できたといううれしい副産物もありました。 定年後ヨーロッパのような風景に憧れて移住を決めた方、農業を始めた方、サーフショップを経営する方、映像作家等々、いすみ市は 様々な人材にあふれていました。
市では、この新たなネットワークを活用して、新住民の方々の協力を得て、外からの目線を基本にした定住希望者向けの小冊子を発行しました。

「こんな冊子作ってみました!」

お洒落な田舎づくりを掲げてスタートしましたが、ワークショップ、 「いすみ市まちづくり協議会」などで話し合ってみると、地域活性化の手法は、人によって様々な意見があります。そこで、出てきた意見を整理し、「彩り・香り・名所づくり」「食」「仲間作り」「まちづくり品質向上」のテーマ別専門部会設置しました。そして、これら部会の企画に対して女性の視点から助言を行う女性部会を立ち上げ、テーマと役割を分けて取組みを始めました。
各専門部会の先導的な取組みとして「保育園でのガーデニング」「アイディア料理コンテスト」「いすみんツアー」「ポータル サイトの立上げ」などを実施しました。また、先導的な取組みに並行して、実践による学びを踏まえてお洒落な田舎づくりの目標を 「里海・里山の魅力が凝縮されたいすみ田園都市構想」として取りまとめました。これが、地域の魅力を活用した地域づくりの シナリオとなるはずです。
もう一つの取組みとして、地域の景観はまちづくりベースとなるものであることから、みんなで地域の景観の見直しを行いました。 普段、あたり前の物として見過ごしているものの中に、地域の財産とも言える風景があることも発見しました。その一つが市内に 残る美しい槙の生垣「槙塀」でした。そこで、槙塀をモチーフとしたキャラクター「まきべ~」まで作ってしまいました。 さらに、まちづくり品質向上部会が中心となって「いすみ市の景観を考えるシンポジウム」を開催しました。
また、地域一体となって取り組む際の中核機能の形成を目指し、協議会を母体とした「NPO法人いすみライフスタイル研究所」 を設立しました。

「まきべ~」です

各専門部会の取り組みについては全体協議会で報告、意見交換を行い全体調整・進捗管理を行いながら進めています。しかし、 どうしても目先の事業にとらわれがちになり、大きな成果が見えないことによる焦燥感が生まれます。一年目に頑張りすぎ たかなあ・・・二年目を迎え、ちょっとメンバーに疲れが見え始めました。そんなときは、やはり外部の専門家等による助言をあおいだり、 初心に帰ってもう一度自分たちの取組みを見直してみたりしました。
そして、会の再活性化を図るため専門部会を再編して、構成員の自由参加を認めるプロジェクトチーム化するとともに、 プロジェクトチーム相互の交流促進を図ることとしました。
また、NPO法人いすみライフスタイル研究所の取組みとしては、市内の他団体などと連携していすみ体験ツアー等の事業を展開することで、新たな参画者を取り込んでいっています。


関連リンク
よくある質問
連絡先 いすみ市総務部地域プロモーション室
ホームページ http://www.city.isumi.lg.jp/cgi-bin2/cv/stop/pcp_portal/chiba/isumi_machidukuri/machikyo_index.htm
連絡先 NPOいすみライフスタイル研究所
ホームページ http://www.isumi-live.net/