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更新日:令和4(2022)年6月29日
ページ番号:13064
発表日:平成28年4月12日
商工労働部産業振興課
文部科学省では、科学技術に関する研究開発や理解増進において顕著な成果を収めた方に対し、文部科学大臣表彰を毎年実施しています。
平成28年度は、本県から推薦した科学技術賞(技術部門)で1名、創意工夫功労者賞で14名が受賞することになりました。
表彰式及び賞状の伝達式は、下記のとおり開催します。
渡邊欣一氏
株式会社ファソテック取締役メディカルエンジニアリングセンター長
(千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンB棟23階)
3次元技術を活用した新しい医療ツールの開発
近年、外科手術は患者さんへの負担軽減を考慮して内視鏡下外科手術が行われるようになってきましたが、手術の難易度が高く、医師の負担が大きいものでした。
そこで、同社が持つ3次元データの活用技術を医療分野へ応用し、CTやMRI等の医療画像データから臓器データを作成、3Dプリンター及び成型加工で臓器モデルを製作する技術を考案するとともに、生体に近い触感のモデル製作に成功しました。
本開発により、直感的に臓器の構造や疾病部位を理解することが可能になり、質の高い手術の実施に貢献しています。
平成28年4月20日(水曜日)12時10分から
文部科学省3階講堂
※表彰式の詳細については、文部科学省研究振興局振興企画課奨励室へ
お問い合わせください。(電話番号:03-6734-4071)
氏名 |
勤務先 |
業績名 |
概要 |
---|---|---|---|
小川貴史 |
新日鐵住金株式会社 君津製鐵所 |
コークス炉ガス集気配管健全化技術の考案 |
製鉄所のコークス炉配管のつまりを防止する手法を考案した。 |
大川智康 |
JFEスチール株式会社 東日本製鉄所 千葉地区 |
ステンレスコイルの間紙レス製造技術の考案 |
間紙を使用しなくて傷を付けずにステンレスを巻取る方法を考案した。 |
米満正広 |
日鉄住金テクノロジー株式会社 富津事業所 |
石炭粉砕粒度制御技術の考案 |
鉄鋼の製造に必要な石炭の研究を行い、コークス炉の安定操業に寄与した。 |
三浦和成 |
東日本電気エンジニアリング株式会社 千葉支社 |
架線測定器の改良 |
夜間でも安全に電車架線の点検ができるよう器具を改良した。 |
高橋幸平 |
|||
木原英樹 |
JFEスチール株式会社 東日本製鉄所 千葉地区 |
電気錫めっきライン乾き模様防止策の考案 |
錫メッキをした鋼板の不良が発生する原因を究明し、防止策を考案した。 |
鈴木愛男 |
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西夛智隆 |
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吉田竜也 |
新日鐵住金株式会社 君津製鐵所 |
高炉における微粉石炭安定使用対策の考案 |
製鉄所の高炉送風口のつまりを防止する手法を考案した。 |
石井聡 |
|||
小林純 |
日鉄住金テクノロジー株式会社 富津事業所 |
急速加熱冷却が可能な高温引張試験装置の改良 |
付加価値の高い鉄鋼の製造方法を検討するための手法を考案した。 |
石井英之 |
|||
御園彰宏 |
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泉澤哲 |
出光興産株式会社 千葉製油所 |
電気変圧器オイルレベル測定方法の考案 |
電気変圧器内の液面測定に超音波を活用する方法を考案した。 |
平成28年4月22日(金曜日)午前11時から
県庁本庁舎1階多目的ホール
表彰の種類 |
概要 |
近年の受賞件数 (千葉県推薦分) |
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科学技術賞 |
開発部門 |
我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った者 (30件程度) |
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研究部門 |
我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発を行った者 (40件程度) |
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科学技術 振興部門 |
科学技術の振興に寄与する活動を行った者 (10件程度) |
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技術部門 |
中小企業、地場産業等において、地域経済の発展に寄与する優れた技術を開発した者 (40件程度) |
平成28年度1件 平成27年度1件 平成26年度1件 平成25年度1件 平成24年度1件 |
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理解増進 部門 |
科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った者 (20件程度) |
平成24年度1件 |
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若手科学者賞 |
萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた若手研究者 (100名程度) |
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創意工夫 功労者賞 |
優れた創意工夫によって職域における科学技術の進歩又は改良に寄与した者 (1,000名程度) |
平成28年度14名 平成27年度8名 平成26年度9名 平成25年度7名 平成24年度8名 |
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創意工夫育成 功労学校賞 |
小・中学生の科学技術に関する創意工夫の育成に顕著な成果を収めた学校 (40校程度) |
平成26年度2校 |
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