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平成28年度千葉県科学技術功労者の表彰及び千葉県工業振興功労者への感謝状贈呈について

発表日:平成28年4月14日

千葉県商工労働部産業振興課

1.受賞者

（1）千葉県科学技術功労者

長年にわたり科学技術の振興に寄与し、科学技術の進歩、産業の発展、県民生活の向上等に顕著な功績を挙げた者を知事が表彰する。（昭和58年度から実施、昨年度までに69名・2団体を表彰）

森川孝行(もりかわたかゆき)氏（株式会社森川製作所代表取締役）

功績：「超精密切削加工技術の確立」

昭和43年に創業以来、一貫して難易度の高い高精度加工に挑戦し続けてきた。半導体や液晶の製造装置に使われる精密部品の加工をはじめ、加速器用加速管セルの超精密切削加工、穴開け加工におけるバリの除去・抑制を実現した。切削加工の高度化・高精度化により培った技術が先端的な研究基盤施設の基幹部品として採用されており、科学技術の新たな成果へ向けた取り組みに大きく寄与している。

（2）千葉県工業振興功労者

本県工業の振興に積極的な貢献をし、その功労が顕著であった者に対して感謝状を贈呈する。（昭和58年度から実施、昨年度までに92名に感謝状を贈呈）

日置政秀(ひおきまさひで)氏（株式会社精工技研精機事業部長）

功績：千葉県金型工業会の理事として、本県金型業界の指導と技術振興に尽力し、本県工業の振興に貢献した。

日色進(ひいろすすむ)氏（株式会社進富代表取締役会長）

功績：一般社団法人白井工業団地協議会の副代表理事として、産学官の連携推進や環境保全、行政との意見交換・連絡調整等に長年尽力し、本県工業の振興に貢献した。

鈴木次雄(すずきつぎお)氏（鈴木化工株式会社代表取締役）

功績：柏市沼南商工会工業部会の幹事等として、産学官の連携推進や環境保全等に長年尽力し、本県工業の振興に貢献した。

倉井徹美(くらいてつみ)氏（株式会社稲葉製作所柏工場総務課長）

功績：柏市沼南商工会工業部会の幹事等として、産学官の連携推進や工場周辺環境の改善等に長年尽力し、本県工業の振興に貢献した。

齊藤榮一(さいとうえいいち)氏（栄鋼管株式会社代表取締役社長）

功績：千葉県臨海北部工業連絡協議会の会長や浦安鉄鋼団地協同組合の理事等多くの役職を務め、鉄鋼の製造・流通の活性化をはじめ、工業全般の発展に向けて積極的に取り組み、本県工業の振興に貢献した。

佐藤文一(さとうふみかず)氏（新日鐵住金株式会社君津製鐵所設備部プロセス開発室）

功績：製鉄所の燃焼設備・熱設備の診断業務に長年従事し、設備健全化と操業改善による省エネルギー化や環境改善を進めるとともに、自らの経験や知識の伝承など人材育成にも取り組み、本県工業の振興に貢献した。

2.表彰式・贈呈式

日時

平成28年4月20日（水曜日）午前11時00分～11時20分

場所

千葉県庁本庁舎6階副知事応接室

出席者

受賞者、千葉県副知事

式次第

1. 開会
2. 表彰状、感謝状授与
3. 副知事祝辞
4. 閉会
5. 記念写真撮影

3.参考

発明の日（4月18日）

専売特許条例（現在の特許法）が明治18年4月18日に交付されたのを記念し、産業財産権制度の普及・啓発を図るため、昭和29年に通商産業省省議決定に基づいて制定された。

科学技術週間

科学技術に関し、広く国民の関心と理解を深め、わが国の科学技術の振興を図ることを目的として、昭和35年に閣議了解によって設けられた。期間は、毎年4月18日の「発明の日」を含む月曜日から日曜日までの1週間で、今年は、4月18日（月曜日）から4月24日（日曜日）まで。なお、期間中には県内の公設試験研究機関の一般公開や大学や博物館で講演等の行事が催される。

報道発表用記事