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更新日:令和3(2021)年6月8日
ページ番号:13063
発表日:平成27年4月7日
商工労働部産業振興課
文部科学省では、科学技術に関する研究開発や理解増進において顕著な成果を収めた方に対し、文部科学大臣表彰を毎年実施しています。
平成27年度は、本県から推薦した科学技術賞(技術部門)で1名、創意工夫功労者賞で8名が受賞することになりました。
表彰式及び賞状の伝達式は、下記のとおり開催します。
山本卓氏(株式会社山本科学工具研究社代表取締役社長)
硬さ基準片の高精度化及び等価くぼみ硬さ試験方法の開発
物質の硬さを調査する硬さ試験は、ものづくりを行う上で必須の技術で、近年、ナノテクノロジーの発展から、薄い被膜や、とても小さい物質の硬さ測定が求められています。
そこで、山本氏は、硬さ試験の正確性を保つため、世界で初めてナノレベルの領域を対象とした硬さ基準片を開発し、また、様々な種類の試料を同一のスケールで比較できる硬さ試験方法を考案しました。
この成果により、材料の高機能化や信頼性の向上等、我が国のものづくり技術の高度化に大きく寄与しています。
※表彰式の詳細については、文部科学省研究振興局振興企画課奨励室(電話番号:03-6734-4071)へお問い合わせください。
番号 |
氏名 |
勤務先 |
業績名 |
内容 |
---|---|---|---|---|
1 |
堤英 |
山九株式会社 君津支店 |
45t車両中間リング取外し治具の改善 |
大型トラックのタイヤ交換が容易に行える 器具を開発した。 |
2 |
山本正敏 |
JFEスチール株式会社 東日本製鉄所 千葉地区 |
溶融還元炉における吹錬内容の改善 |
炉の操業方法の改善により、より効率的に 原料を溶解する方法を考案した。 |
3 |
磯部忠吉 |
|||
4 |
鈴木純 |
|||
5 |
鎗田光昭 |
山九株式会社 君津支店 |
重量溝蓋取外し治具の考案 |
製鉄所内の側溝清掃を容易にする 器具を開発した。 |
6 |
大平寛 |
出光興産株式会社 千葉製油所 |
パラキシレン装置還流比制御構築による省エネ改善 |
還流量自動制御システムを構築し、 省エネルギー運転を実現した。 |
7 |
植村勇治 |
JFEスチール株式会社 東日本製鉄所 千葉地区 |
顧客要求を反映した検査と光沢ムラの改善 |
出荷最終ラインでの苦情対応の仕組み作り により、顧客満足度を向上させた。 |
8 |
馬場徹 |
表彰の種類 |
概要 |
近年の受賞件数 (千葉県推薦分) |
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---|---|---|---|
科学技術賞 |
開発部門 |
我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている 画期的な研究開発若しくは発明を行った者(30件程度) |
|
研究部門 |
我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い 独創的な研究又は開発を行った者(40件程度) |
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科学技術振興 部門 |
科学技術の振興に寄与する活動を行った者 (10件程度) |
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技術部門 |
中小企業、地場産業等において、地域経済の発展に寄与する 優れた技術を開発した者(40件程度) |
平成26年度1件 平成25年度1件 平成24年度1件 |
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理解増進部門 |
科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する 活動を行った者(20件程度) |
平成24年度1件 |
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若手科学者賞 |
萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す 顕著な研究業績をあげた若手研究者(100名程度) |
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創意工夫功労者賞 |
優れた創意工夫によって職域における科学技術の 進歩又は改良に寄与した者(1,000名程度) |
平成26年度9名 平成25年度7名 平成24年度8名 平成23年度9名 |
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創意工夫育成功労 学校賞 |
小・中学生の科学技術に関する創意工夫の育成に顕著な成果を 収めた学校(40校程度) |
平成26年度2校 |
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