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更新日:令和3(2021)年8月30日
ページ番号:13392
施設名 |
千葉県東葛テクノプラザ |
---|---|
指定管理者 |
公益財団法人千葉県産業振興センター |
指定管理期間 |
平成28年度から平成32年度まで |
評価対象年度 |
平成29年度 |
第三者評価の有無(今回) |
有 |
施設所管課 |
商工労働部産業振興課 |
設置目的 | 県内企業の研究開発等(生産、販売若しくは役務の提供の技術に関する研究開発、その成果の利用又は当該成果の利用のために必要な需要の開拓をいう。以下同じ。)を支援するとともに、研究開発等を行う者の創業を支援することにより、新たな事業分野の開拓を図り、もって本県の産業の振興に資する。 |
---|---|
指定管理者が行う 業務の範囲 |
|
年度 | 入居室数 ※1 |
事業費等の内訳(千円) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
指定管理料 (A) |
その他維持 管理費(B)※2 |
事業費総額 (A+B) |
使用料等 県収入(D) |
県の収支 (D-A-B) |
||
H27 | 45 |
239,921 |
6,254 |
246,175 |
118,577 |
▲127,598 |
H28 | 45 |
242,559 |
36,286 |
278,845 |
120,021 |
▲158,824 |
H29 | 46 |
242,577 |
6,337 |
248,914 |
119,891 |
▲129,023 |
※1年度末時点における入居室数(全51室)
※2維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く。)
評価項目 |
評価 |
評価理由等 |
|
---|---|---|---|
管理業務の実施状況に関する事項 |
施設の設置目的・法令等の遵守等※ |
A |
千葉県東葛テクノプラザ設置管理条例等に基づき、適正な管理運営を行った。 |
安全性の確保※ |
A |
消防署員立会のもと、消防訓練を実施した。 警備について、再委託により計画どおり実施した。 |
|
適切な管理運営 |
A |
再委託により、清掃及び施設管理を適切に実施した。 各種団体等の視察を積極的に受け入れた。 |
|
適切な財産管理※ |
A |
県保有の財産部分について、協定上の指定管理者負担となっている機器・設備の保守を専門機関に委託するとともに、小規模修繕(不具合箇所修理)を実施する等、適切に対応した。 |
|
事業の企画運営に関する事項 |
事業の実施 (必須事業)※ |
A |
研究開発室等を提供するため、入居募集を3回実施した。 会議室の利用を承認したほか、試験機器を活用し、依頼試験や機器の貸付等、技術支援業務を実施した。 大学等研究交流サロンの開催等を通じて産学官連携を図った。 |
サービスの向上 自主事業 地域の連携等 |
A |
使用しなくなった情報検索室(2階)を、29年度は1者へ「起業支援室」として貸し付け、積極的に創業支援に取り組み、業績が順調に推移するなど法人化につながった。 ものづくり中小企業の健康・医療分野への参入支援に県と連携して取り組んだ。 「技術セミナー」を実施し、企業の技術力向上を図った。 中小・ベンチャー企業の経営力改善や人材育成のため、「技術経営実践講座」を実施した。 子どもを対象とした夏休み科学教室の開催や柏市工業祭への参加を通じ、地域貢献を図った。 |
|
施設利用状況に関する事項 |
A |
29年度末時点における研究開発室等の入居室数(51室中46室)は目標値(44)を上回ったものの、機器貸付件数(955件)、会議室・研修室等の利用件数(300件)はいずれも目標値(機器貸付件数:1,000件、会議室・研修室の利用件数:340)をやや下回った。機器貸付及び会議室・研修室の利用件数の向上に向け、それぞれの施設・設備の空き状況をHPで公開するなど、利用しやすい環境整備に努めた。 | |
管理運営体制 |
A |
研究経験の豊富な技術職員や2名のインキュベーションマネジャー等を配置し、適切な運営体制を有している。 |
|
収支状況 |
A |
施設の管理・運営に係る経費は、指定管理料の範囲内に収まっている。 指定管理者の財務状況は、健全と認められる。 |
|
利用者意見の反映 利用者満足度 |
A |
入居企業に対し、施設及び支援事業についてのヒアリングを実施し、利用者の利便性向上に取り組んだ。 施設に対する要望については、速やかな対応を図るよう留意している。 |
|
総合評価 |
良好 |
特に評価される点 |
空きスペースを「起業支援室」として活用して、積極的に創業支援に取り組み、業績が順調に推移するなど法人化につながる成果となった。 ものづくり中小企業の健康・医療分野への参入支援に県と連携して取り組んだ。 県内中小企業と大学の交流を目的とする「大学等研究交流サロン」について、その一部を大学で開催し、より理解しやすいよう創意工夫が見られた。 |
---|---|
次年度に向けて 改善が望まれる点 |
試験機器、会議室の利用率を向上させるため、具体的な方策を検討すること。 地域の企業が交流する場として、交流事業の充実に努めること。 経営に関する相談の実績が無いなど、各種相談の実績が低調なため、企業ヒアリング・訪問等を通じて、地域企業のニーズ把握に努めること。 |
前年度評価で改善が望まれると指摘された点とその改善状況 |
会議室の空き状況をリアルタイムでホームページに掲載するなど、利用率の向上に向けた取り組みを行った。 公的産業支援機関と連携し、技術相談、各種セミナーの充実に努めた。 |
(3)第三者評価におけるその他の意見
過去に東葛テクノプラザの職員が一度に多数変わってしまい、業務の引継ぎが困難になったことがあった。人員の配置には気をつけるべきである。
機器や施設の老朽化が目立つ。長期的な修繕計画を作成し、優先順位の高い箇所から更新を行っていく必要がある。
東葛テクノプラザの地域への貢献がもっと知られることで、利用率が向上する可能性がある。そのため、多くの企業に積極的に宣伝を図る必要がある。
東葛テクノプラザの入居・卒業企業、東葛テクノ会の会員企業が交流を図れる事業があるとよい。
東葛テクノプラザに入居した企業が、卒業後も地元に定着してくれるよう、東葛テクノプラザからの各種情報の提供や、地元自治体と情報交換の場の創出などに努めてほしい。
基準 | 評価 | 対応数値 |
---|---|---|
事業計画を上回っている 期待する水準を上回っている 達成度イメージ:110%以上 |
S |
3 |
ほぼ事業計画どおりである ほぼ期待する水準どおりである 達成度イメージ:90%以上~110%未満 |
A |
2 |
一部分を除き、事業計画どおりである 一部分を除き、期待する水準どおりである 達成度イメージ:70%以上~90%未満 |
B |
1 |
事業計画を大幅に下回っている 期待する水準に達していない 達成度イメージ:70%未満 |
C |
0 |
総合評価 | 基準 |
---|---|
優良 | すべての項目が2.0以上で、各項目の数値の平均が2.5以上の場合 |
良好 | 各項目の数値の平均が2.5以上であるが1.0以下の項目がある場合 各項目の数値の平均が2.0以上2.5未満の場合(ただし、1.0以下の項目は全体の3割以内) |
一部良好でない | 各項目の数値の平均が2.0以上だが、1.0以下の項目が全体の3割を超える場合 各項目の数値の平均が1.5以上2.0未満の場合 |
良好でない | 各項目の数値の平均が1.5未満の場合 0点の項目がひとつでもある場合 ※印の項目(重要項目)に1.0以下の項目がひとつでもある場合 1.0以下の項目が全体の7割以上の場合 |
各項目の評価を対応数値に従い数値化し、総合評価を行う。
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