ここから本文です。

ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 知的財産・デザイン活用 > ちば戦略的デザイン活用塾 > デザイン導入事例紹介:株式会社日本メディックス

更新日:平成28(2016)年2月26日

デザイン導入事例紹介:株式会社日本メディックス

ちば・戦略的デザイン活用塾をきっかけとしてデザインの導入に至ったさまざまなケースを紹介します。

産学連携:医療福祉機器のアドバンスデザイン

集合写真

株式会社日本メディックスの虎井さんは、2007年度ちば・戦略的デザイン活用塾受講生です。塾の個別相談会にて、千葉工業大学工学部デザイン科学科の山崎和彦教授に相談をしたことをきっかけに、産学連携によるデザイン提案に取り組まれました。以下、取り組みの内容・効果などについて、虎井さんにうかがいます。

事例紹介者データ


虎井安さん紹介者:虎井安さん(とらいやすし)
所属会社名:株式会社日本メディックス外部サイトへのリンク(千葉県柏市)
業種・扱っている商品分野:

  • リハビリ機器、物理療法などの理学療法機器、福祉機器等の製造販売

 

 

取組内容:どのような内容の産学連携をされたのでしょうか?

自社の将来の商品デザインについて、その商品コンセプトと、将来の企業イメージの提案について、「医療福祉機器のアドバンスデザイン」というテーマで取り組みました。

取組に至った理由:産学連携のデザインに取り組もうと思ったのはなぜですか?

以前、東京都の産学連携デザインプロジェクトにて武蔵野美術大学と連携しプロジェクトを行いました。学生とのプロジェクトを通じて、若い力を肌で感じることができ、お互いに有意なプロジェクトでした。今後も産学連携などを検討していきたいと思っていました。

今回、ちば・戦略的デザイン活用塾を受講し、ペルソナ手法などの重要な手法をつかむことができ、この手法を社内全員で理解・共有していきたい、そのためにはどうすればよいか…と感じていました。個別相談会という願ってもない機会ができたこともあり、今回県内の大学である千葉工業大学さんと産学連携デザインに取り組むことができました。

取組の成果:産学連携において、得られた成果はいかがでしたか?

「医療福祉機器のアドバンスデザイン」というテーマのもと、わが社の体制作りも必要と考え、PMP(ProjectofMedixPolicy)を9名のメンバーで立ち上げました。わが社が将来目指すものを話し合い、みんなの願いを短冊にして笹に飾り、「笹夢」プロジェクトと名付けました。アドバンスという視点から、アイディア豊富な学生さんたちに、今までにない思い切ったデザインを創出してもらいました。デザイン会社との通常の業務においてはあまり思い切ったことはできませんが、産学連携を通じ、学生の若い力が弊社の活力になり、多くの社員に拡がっていった・・・と実感しています。日常業務の多忙な中において、我々にとって何が一番大切か?といったメーカの使命などを振り返ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

最後に、この取組を受け、今後のご予定などがあれば教えてください。

この取り組みで得た活力が社内全体に拡がっていくよう、今後は社内での浸透活動を行っていこうと考えています。またアドバンスデザインに関しては、将来の夢をまずデザインとして絵に描きましたが、これからは我々がその夢に向かって実現できるよう技術を磨いていこうと思っています。必要であれば、再度産学連携研究を行い、形あるものに仕上げていきたいと考えています。夢に向かっていこう、とみんなで誓ったこの「笹夢」プロジェクトが、夢ではなく、現実として実現できるよう、我々はこれからも歩き続けていこうと思っています。

支援を行った専門家にうかがいました


山崎教授千葉工業大学工学部デザイン科学科山崎和彦教授

大学ではどのような手順・手法で研究受託を進められたのですか?

当研究室では、ユーザにとって魅力的な体験をしてもらうために「ブランドエクスペリエンス手法」と「イノベーションのための人間中心設計手法」を活用してプロジェクトを進めました。インタビュー調査やディスカッションなどを通して、将来のユーザやステークホルダー像をあきらかにして、ペルソナ手法※1やシナリオ手法※2を活用してユーザ中心の考え方を展開しました。そして、その人たちに魅力的な商品デザインコンセプトと将来の企業イメージはどうあるべきかを検討して、具体的なイメージ、モデル、プロトタイプの提案をしました。担当教授1名と大学院2名と4年生2名の5名が、半年間の間このプロジェクトに参加しました。
日本メディックスのチームのみなさんと密接に協力しながらこのプロジェクト推進することができました。このような機会を与えてくれたことに深く感謝いたします。

※1ペルソナ手法とは、ユーザー調査を通して、対象ユーザーを詳細に記述し、常にこのユーザーを考慮して商品やシステムを企画・開発する手法。

※2シナリオ手法とは、物語のようにユーザーがどのように商品やシステムと関わるのか記述した文章を活用した手法。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:商工労働部産業振興課産業技術班

電話番号:043-223-2718

ファックス番号:043-222-4555

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?