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更新日:平成28(2016)年8月16日

地域イノベーションプログラム都市エリア(発展型)の採択(2009年度)

本事業は、かずさ・千葉地域をエリアとするライフサイエンス分野の産学官共同研究プロジェクトであり、国民的病気である花粉症をはじめとした免疫・アレルギー疾患に対して、患者個々人に合ったより安全・正確・迅速な診断と、より確実な治療の実現につながるものと期待されます。
このプロジェクトは、千葉大学が持つ高度な治療技術、かずさDNA研究所の先端ゲノム解析技術、理化学研究所の高い基礎免疫・アレルギー研究等が基盤となっており、事業規模は5年間で10億円です。
本県では、このプロジェクトの成果を活かし、バイオ・ライフサイエンス分野の産業振興・研究開発の一層の進展を図り、産学官連携による新規事業の創出や既存産業の高度化を目指します。

1.提案内容

エリア名

「かずさ・千葉エリア」

特定領域

「ライフサイエンス」

事業規模

文部科学省からの委託金額額10億円(2億円×5年間)

課題名

「先端ゲノム解析技術を基礎とした免疫・アレルギー疾患克服のための産学官連携クラスター形成」

提案者

千葉県

中核機関

(財)かずさディー・エヌ・エー研究所

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事業概要

かずさDNA研究所では、平成6年の開所以来ヒトゲノムの研究を進め、ヒト遺伝子に関する世界的な実績を上げるとともに、臨床応用のための産学官共同研究を実施してきました。
こうした共同研究を通じて培ってきた「かずさDNA研究所(臨床免疫ゲノミクス基盤)」、「千葉大学(高度先進医療)」、「理化学研究所(基礎免疫・アレルギー研究)」間の研究ネットワークや研究シーズを基盤に、先端ゲノム解析技術を駆使して、花粉症をはじめとした免疫・アレルギー疾患克服のための研究開発を行うため、次の3つのテーマを実施します。

<1>免疫・アレルギー疾患克服のための先端ゲノム解析基盤整備とその実用化研究

《内容》今まで遺伝的病因の同定が困難であった患者個人レベルの免疫・アレルギー疾患の原因遺伝子探索を集中的に行う遺伝子構造解析機能をかずさDNA研究所に確立し、免疫・アレルギー疾患克服のための先端ゲノミクス研究の産学官連携拠点を形成する。

研究代表者:(財)かずさディー・エヌ・エー研究所・小原收 ヒトゲノム研究部長

<2>免疫関連難治疾患の治療効果判定・予後予測のためのバイオマーカーの探索開発研究

《内容》千葉大学が保有する、治療前、治療中及び治療後の患者サンプルと詳細な臨床データの集積を基に、患者個々人で治療効果の異なるアレルギーワクチンや癌の免疫細胞治療に対して、治療効果判定や予後予測が可能となるバイオマーカーを同定することにより、治療成績の飛躍的向上を目指す。

研究代表者:千葉大学大学院医学研究院 中山俊憲 教授

<3>次世代ヒト疾患モデルマウス作製のための技術開発とその利用

《内容》遺伝子操作による、ヒトにより近い免疫環境を再現した次世代ヒト疾患モデルマウスを作製し、より効率的かつ安全な薬効評価や新規治療法開発を目指す。

研究代表者:(独)理化学研究所 横浜研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター 谷口克 センター長

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参画機関等

<1>中核機関

(財)かずさディー・エヌ・エー研究所外部サイトへのリンク

<2>参画機関

  • 学(大学)
    千葉大学、早稲田大学
  • 産(企業)
    凸版印刷(株)、古河電気工業(株)、(株)プロテイン・エクスプレス、プロメガ(株)、アルテア技研(株)、動物アレルギー検査(株)、鳥居薬品(株)、高信化学(株)、ウェザー・サービス(株)、(株)DNAチップ研究所、(株)クロモリサーチ

  • (独)理化学研究所 横浜研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター

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2.背景

「都市エリア産学官連携促進事業」外部サイトへのリンクは、地域の個性発揮を重視し、大学等の「知恵」を活用して新技術シーズを生み出し、新規事業等の創出、研究開発型の地域産業の育成等を目指す文部科学省の事業です。
県では、「千葉新産業振興戦略」や「千葉県バイオ新産業創出プラン」等に基づき、県内のバイオ・ライフサイエンス分野の産業振興・研究開発の推進を図っていますが、その取組の一環として、平成13年度から18年度までの「地域結集型共同研究事業」((独)科学技術振興機構)及び平成18年度から19年度までの「地域新生コンソーシアム研究開発事業」(経済産業省)を活用して、ヒト遺伝子やその臨床応用のための産学官共同研究を継続して展開してきました(参考を参照)。
今回提案したプロジェクトは、国民の3人に1人が罹患している免疫・アレルギー疾患を特に重要な分野として焦点を当て、これまでの取組成果をもとに、その事業化・拠点化を目指したプロジェクトとして計画し、採択されたものです。

《参考》

今回の提案に至るこれまでの取組

(1)「地域結集型共同研究事業」…遺伝子資源の蓄積、抗体アレイの技術確立を中心とした事業展開

  • 事業課題:「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」
  • 委託金額:約13億円
  • 実施期間:平成13年度~18年度
  • 参画機関:(財)かずさディー・エヌ・エー研究所、千葉大学、(独)理化学研究所、千葉県がんセンター、(株)プロテイン・エクスプレス、(株)カケンジェネックス、富士写真フイルム(株)など
  • 主な成果:網羅的な抗体作製・評価技術の確立、DNA・タンパク質アレイの基礎技術の確立など。特に、商品化したDNA/抗体アレイヤーは第1回ものづくり日本大賞を受賞。

(2)「地域新生コンソーシアム研究開発事業」…上記事業を実用化に結びつけるための共同研究を中心とした事業展開

  • 事業課題:「超微量バイオ分子間相互作用測定システムの開発」
  • 委託金額:約1.2億円
  • 実施期間:平成18年度~19年度
  • 参画機関:(財)かずさディー・エヌ・エー研究所、千葉大学、(有)ケアティス (株)プロテイン・エクスプレス、オリンパス(株)、日東紡(株)など
  • 主な成果:上記事業で確立したタンパク質アレイの高度化(超微量でも測定可能な高密度ビーズアレイ法と高密度平板アレイ法の開発)など。

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よくある質問

お問い合わせ

所属課室:商工労働部産業振興課ベンチャー・地域産業振興班 

電話番号:043-223-2798

ファックス番号:043-222-4555

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