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更新日:令和2(2020)年7月17日
ページ番号:389662
発表日:令和2年7月16日
千葉県農林水産部流通販売課
千葉県は、「食の宝庫」と言われるように様々な農林水産物が生産されており、この時期が旬の「とうもろこし」は北海道に次いで全国第2位の産地です。とうもろこしは鮮度が重要であるため、新鮮で、瑞々しい、地元千葉県産のものが一番おすすめです。ぜひ、この時期ならではの味覚をお楽しみください。
千葉県は、とうもろこしの生産が盛んで、県内各地で栽培されています。平成30年産の産出額は36億円、作付面積は1,750haで、産出額、作付面積ともに全国第2位の産地です。
とうもろこしは、甘くて、フルーティーな香りとさわやかな食感が特徴で、大人からこどもまで楽しめるこの時期ならではの味覚です。収穫後から糖分が減少するため、県内の各産地が朝もぎや真空予冷施設※の整備など、品質向上に取り組んでおり、より新鮮で、瑞々しいとうもろこしを味わうことができます。
銚子のとうもろこし栽培は、昭和20年代から始まりました。近年では、優良品種がでてきたことや、キャベツの後作としてとうもろこしが導入されたことで、栽培が広がりました。
現在の主な品種は、イエロー系の甘みが強く、皮も柔らかい「ゴールドラッシュ」や「味来(みらい)」などで、早くから真空予冷施設※が整備されたこともあり、安定して高品質のとうもろこしを出荷する取組が続けられています。
※収穫後、作物を早く冷やすための施設。出荷前までに作物を冷やすことで、鮮度を保つ効果があります。
区分 | 全国 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|---|
県名 |
全国 |
北海道 |
千葉 |
茨城 |
産出額(億円) |
362 |
79 |
36 |
27 |
作付面積(ha) |
23,100 |
8,500 |
1,750 |
1,250 |
出荷量(t) |
174,400 |
80,600 |
14,200 |
9,900 |
(出典:農林水産省平成30年生産農業所得統計)
一般的な食用の「とうもろこし」は甘味種(スイートコーン)で、大きく分けて、イエロー系、ホワイト系、バイカラー系(黄と白の混合)に分かれます。
現在、主に栽培されているのはイエロー系で、「ゴールドラッシュ」が特に多く、次いで「味来(みらい)」が多く栽培されています。どちらも、甘く、粒が柔らかいことが特徴です。そのほか、「ピュアホワイト」などのホワイト系や、「ピーターコーン」などのバイカラー系が、直売所などで販売されていることもあります。
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