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更新日:令和3(2021)年8月31日

ページ番号:457985

令和2年度かずさアカデミアホール指定管理者の管理運営状況評価結果

1.概要

(1)施設名等

設名

かずさアカデミアホール
指定管理者 株式会社かずさアカデミアパーク

定管理期間

平成28年4月1日から令和3年3月31日
評価対象年度 令和2年度
第三者評価の有無(今回)
施設所管課

商工労働部企業立地課

(2)施設の設置目的等

設置目的

地域における産業、学術、文化等の多様な交流の拠点として、その交流の場を提供することにより、本県の産業の高度化及び文化の振興を図る。

指定管理者が行う業務の範囲

(1)会議、研修会、集会、展示会等のための施設の提供
(2)文化活動のための施設の提供
(3)その他かずさアカデミアホールの設置の目的を達成するために知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況

年度

会議室の
延べ利用日数
(日)※1

事業費等の内訳(千円)

指定管理料

(A)

その他維持

管理費(B)※2

使用料等

県収入(C)

県の収支

(C-A-B)

(参考)

利用料金

R2

795

417,265

55,185

595

▲471,855

30,490

(参考)

R1

         1,330

412,500

83,124

41,451

▲454,173

60,752

※1カウント方法:メインホール、大・中会議室及び小会議室(全10室)の延べ利用日数

※2維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

2.評価結果

(1)管理運営状況評価
評価項目 評価 評価理由等

管理業務の実施状況に関する事項

施設の設置目的・法令等の遵守等 A 千葉県かずさアカデミアホール設置管理条例をはじめとする関係法令を遵守した適正な管理運営がなされた。また、県への定期的な報告や日常の相談・連絡等も適切に行われた。
安全性の確保 A 災害時等緊急連絡網及び危機管理マニュアルの整備を行っている。また、地震と火災を想定した訓練及びAEDの講習を実施した。
適切な管理運営 A

計画に沿って清掃、警備、設備管理、緑地管理等を適切に実施した他、関係法令等に従い設備の必要な測定業務も行った。

また、省エネ・ごみの再資源化にも積極的に努めており、環境に配慮した管理運営を行った。

適切な財産管理 A 施設・設備の保守点検、消耗品の交換等を的確に実施した。また、限られた予算の中、優先度を考慮した計画的な修繕に努めた。
事業の企画運営に関する事項 事業の実施(必須事業)※ A

誘致活動は首都圏営業と地元営業の2チーム体制で行っている。

例年、首都圏営業ではコンベンション誘致展示会や誘致情報交換会等への参加、旅行会社等への訪問営業を行い、地元営業では地元住民向けのホールの内覧会の開催や、周辺地域の文化活動やイベントの受け皿となるべく誘致活動を行ってきたところだが、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年通りに行うことができなかった。

しかし、令和2年度は安心安全な利用に重点を置き、問合せの段階から、新型コロナウイルス感染対策の観点に基づき利用内容について密に調整を行うことで案件獲得に努めた外、インターネット回線の充実化、電話やメールでの営業活動を継続したことでコロナ禍においても新規案件を獲得することができた。

サービスの向上・自主事業・地域の連携等

A

ホテル部門と連携し、柔軟で迅速な対応に努め、利用者へのサービスの向上を図った。また、ホテルオークラグループの研修を行い、職員の資質向上に努めた。

施設利用状況に関する事項

 

C

新型コロナウイルス感染症の影響によるホールの閉鎖及び利用制限、会議等の自粛により、利用件数、会議室の延べ利用日数及び利用件数が減少した。新規案件を獲得することが一方で、2度にわたる緊急事態宣言の影響で、定例の会議や研修案件の多くがキャンセルとなり、前年度と比較して大きく件数を減らすこととなった。
管理運営体制 A ホールとホテルを一体として運営することで効率的な運営を達成しつつ、施設の運営管理に必要な人員を適切に配置した。
収支状況 A 収支決算状況は概ね良好であり、経費削減に向けた努力も認められる。

利用者意見の反映、利用者満足度

A 施設利用者や来場者からの要望に対して、実施可能なものについては、適切に対応している。
総合評価 良好でない 各項目の合計得点18点/30点満点(60.0%)
各項目の評価点数の平均点1.8点
(2)特記事項
特に評価される点

新型コロナウイルス感染症による影響を受けながらも、安心安全面に重点を置いた誘致、運営業務に努め、周辺環境の変化や社会情勢を踏まえた新しい分野の利用案件を獲得した。

次年度に向けて改善が望まれる点

引き続き、ホールとホテル等の施設を一体利用できる利点を活かし、大型案件である国際会議や学術会議などの獲得に力を入れるとともに、地元市と連携することにより、地元住民や地元企業など地元利用案件及び周辺環境の変化や社会情勢を踏まえた新しい分野の利用案件の獲得に努めること。

前年度評価で改善が望まれると指摘された点とその改善状況

前年度評価の指摘事項は、「ホールとホテル等の施設を一体利用できる利点を活かし、大型案件である国際会議や学術会議などの獲得に力を入れるとともに、地元市と連携することにより、地元住民や地元企業など地元利用案件及び周辺環境の変化や社会情勢を踏まえた新しい分野の利用案件の獲得に努めること。」であった。

新型コロナウイルス感染症の影響から利用状況は悪化したが、安心安全面に重点を置きつつ、誘致、運営業務に努め、新型コロナウイルス感染症関係の補助金やWEB会議の新規案件など、社会情勢を踏まえた新たな分野の利用案件の獲得に努めている。

3.評価基準

(1)各項目の評価の基準

基準 評価 対応数値
  • 事業計画を上回っている
  • 期待する水準を上回っている
  • 達成度イメージ:110%以上

S

3

  • ほぼ事業計画どおりである
  • ほぼ期待する水準どおりである
  • 達成度イメージ:90%以上~110%未満

A

2

  • 一部分を除き、事業計画どおりである
  • 一部分を除き、期待する水準どおりである
  • 達成度イメージ:70%以上~90%未満

B

1

  • 事業計画を大幅に下回っている
  • 期待する水準に達していない
  • 達成度イメージ:70%未満

C

0

(2)総合評価の基準
総合評価 基準

優良

すべての項目が2.0以上で、各項目の数値の平均が2.5以上の場合

良好

  • 各項目の数値の平均が2.5以上であるが1.0以下の項目がある場合
  • 各項目の数値の平均が2.0以上2.5未満の場合(ただし、1.0以下の項目は全体の3割以内)
一部良好でない
  • 各項目の数値の平均が2.0以上だが、1.0以下の項目が全体の3割を超える場合
  • 各項目の数値の平均が1.5以上2.0未満の場合

良好でない

  • 各項目の数値の平均が1.5未満の場合
  • 0点の項目がひとつでもある場合
  • 重要項目(※印の項目)に1.0以下の項目がひとつでもある場合
  • 1.0以下の項目が全体の7割以上の場合

各項目の評価を対応数値に従い数値化し、総合評価を行う。

お問い合わせ

所属課室:商工労働部企業立地課かずさアカデミアパーク推進班

電話番号:043-223-2443

ファックス番号:043-222-4092

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