千葉県中山間ふるさと・水と土保全施設整備事業
目的
中山間ふるさと・水と土保全対策事業の調査研究の一環として、土地改良施設や農地の機能を保全するための施設を整備するとともに、ふるさと保全指導員等を中心とした地域共同活動により保全施設を維持・活用することで、地域活力の向上を推進することを目的とします。
事業概要
1.事業採択要件
対象となる事業は、下記の要件を全て満たすものとします。
- ふるさと・水と土基金と連携する「基金」を設置している市町村で行われるものであること。
- 調査研究の一環として、地域住民活動による土地改良施設及び農地の機能の強化・保全に資する工法の開発に関するものであること。
- ふるさと保全指導員が指導する活動主体によって、整備後の保全施設の適正な維持管理、保全が行われること。
- 1地区当たりの事業に要する経費は原則100万円以下とする。ただし、知事が特に認めた場合は、この限りではない。
2.事業の内容等
事業の内容及び対象となる経費については、以下の資料を御覧ください。
3.事業のしくみ
- 事業主体は、県(農業事務所)です。
- 活動主体は、ふるさと保全指導員が指導する地域共同活動を実施する団体です。
- 事業が完了した後、活動主体は、保全施設の維持管理及び保全活動状況について、3年の間活動状況報告書を作成し、知事に提出する必要があります。
事業を利用するためには?
本事業の利用を希望する方は、以下の手順に従ってください。
- 活動主体で事業利用についての話し合いを行い、合意を得ること。
- 活動内容と必要経費を整理した上で、活動を行う市町村の担当者に連絡・相談をしてください。
- 市町村長からの採択申請を受け、県で採択の可否を判断します。
活動事例
- 小香地区:荒れ地をビオトープとして整備、ホタルを誘致する試験工法
- 市宿地区:谷津田堰で、水位変動に対する親水空間の安定、盛土工による生物の移動経路の創出により多様な生態系が定着するか調査
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