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更新日:令和元(2019)年9月20日

千葉県の小麦栽培と品質

1.千葉県で栽培されている小麦の品種

千葉県では、平成23年に日本めん用の小麦品種「さとのそら」が奨励品種となり、平成25年のは種より一般栽培が始まりました。「さとのそら」は、「農林61号」よりも倒伏しにくく、コムギ縞萎縮病に強い等の特徴があります。

2.千葉県の小麦生産の現状

千葉県における小麦の栽培面積は748ヘクタール(平成27年度)で、そのうち水田を畑に転換して栽培している面積は503ヘクタールです。この水田での小麦栽培は、その多くが大区画基盤整備ほ場での集落営農などによる転作です。
麦は湿害に弱く、生育期の天候に左右されやすい作物です。千葉県は湿田が多いことに加え、近年の天候不順の影響を受け、収量は全国平均よりも低く不安定です。そのため、生産量の安定化が課題であり、特に水田転換畑では、は種時の降雨や4月以降の周辺水田の入水による地下水位上昇に気をつける必要があるため、団地化や排水対策が必要となります。

3.小麦の品質

小麦の品質は、外形的要件で格付けされる等級と成分で変わるランクによって決まります。
等級は、農産物規格に基づき1等、2等、規格外に分けられます。平成27年度は、千葉県産小麦の約80%が1等でした。近年の1等の割合は、おおむね70~80%で推移しています。
ランクは、品質評価基準の項目に当てはまる数によってA~Dに分けられます。千葉県の小麦はたんぱくと容積重が低い傾向があるので、品質の向上を図りましょう。なお、たんぱくは、ほ場の排水性の改善や出穂期の追肥により、容積重は、出穂期の追肥や適期収穫により高めることができます。
品種が「さとのそら」になり「農林61号」より、播種時期が早まりました。外観品質は、は種時期が遅くなると低下しますので、11月上旬の適期播種に努めてください。

表1.日本めん用小麦の品質評価基準とランク

評価項目

基準値

許容値

たんぱく

9.7~11.3%

8.5~12.5%

灰分

1.60%以下

1.65%以下

容積重

840グラム/リットル以上

フォーリングナンバー

300以上

200以上

 

ランク

基準

Aランク

評価項目の基準値を3つ以上達成し、かつ、許容値を全て達成している麦

Bランク

評価項目の基準値を2つ達成し、かつ、許容値を全て達成している麦

Cランク

評価項目の基準値を1つ達成し、かつ、許容値を全て達成している麦

評価項目の基準値を2つ以上達成しているものの、許容値を達成していない麦

Dランク

A~C区分のいずれにも該当しない麦

4.小麦生産に係る交付金

小麦の収入は、農林水産省が実施する経営所得安定対策の交付金が多く占めます。特にゲタ対策の数量払は、品質によって交付額が異なるため、良質な小麦の栽培に努めましょう。

表2.小麦に係る経営所得安定対策の交付金

項目名

交付単価

ゲタ対策

(畑作物の直接支払交付金)

数量払

表3参照

面積払(営農継続支払)

2万円/10アール

水田活用の直接支払交付金

戦略作物助成

3.5万円/10アール

二毛作助成

1.5万円/10アール

表3.小麦の品質区分と数量払の交付単価(円/60キログラム)

品質区分

(等級/ランク)

1等

2等

A

B

C

D

A

B

C

D

小麦

6,410

5,910

5,760

5,700

5,250

4,750

4,600

4,540

 

 

 

 

 

※助成金額は、初掲載(平成28年9月)時点の単価です。

 

初掲載:平成28年9月

山武農業事務所改良普及課
南部グループ
普及指導員
堀早知恵
電話:0475-54-0226

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2911

ファックス番号:043-201-2615

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