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更新日:平成31(2019)年2月18日

小麦「さとのそら」栽培のポイントと追肥の方法

高品質・高収量の「さとのそら」を安定して生産するためには、排水対策や播種、肥培管理等を適切に行い、各生育目標(表1)を満たすように栽培することが重要です。

特に、穂数は収量及び外観品質に与える影響が大きく、少なすぎても、多すぎても外観品質が低下しやすくなります。穂数・収量・外観品質を確保するためには、茎立期までに十分な茎数を確保しつつ、過繁茂による有効茎歩合の低下を防ぐ管理が必要です。

11月上旬に播種したものは、3月中旬頃に茎立期を迎えます(表2)。この時点で、目標茎数を確保しておく必要があります。茎立期約10日前(11月上旬播種の場合3月上旬頃に、幼穂形成を確認した時)に窒素成分で10アール当たり2~4キログラムの追肥を行います(表3)。追肥は非常に重要で、生育後半の窒素吸収が、収量及び品質の確保に有効で、転換畑や地力の低い畑では、効果が顕著です。

施用時期がこれより早い、もしくは施用量が少ないと、穂数が少なくなり減収します。また、施用時期が遅い、もしくは、施用量が多すぎると遅れ穂の増加等により、外観品質が低下しやすくなります。

更に、地力が低く、出穂期の葉色が淡い場合は、粒張りを良くし、タンパク質含有率を高めるため、出穂期に窒素成分で10アール当たり2キログラム程度施用します。ただし、出穂期以降の窒素過多は、等級を低下させる危険性があります。

  • 茎立期とは
    冬の間ロゼッタ状に寝ていた葉が直立し始め、最下位の節が外からも見えるようになる。稈長が2センチメートルになる頃を茎立期と呼び、幼穂長は3ミリメートル程度。
表1 小麦「さとのそら」の生育目標
 区分 目標値
茎立期茎数 750~1,000本/平米
穂数 480~550本/平米
1穂粒数 22粒以上
千粒重 38グラム以上
収量 400キログラム以上/10a

 

表2 播種期の異なる場合の小麦「さとのそら」の生育期
 播種期 播種日 茎立期 出穂期 成熟期
平成23年播き 10月30日 3月16日 4月18日 6月4日
11月9日 3月16日 4月20日 6月5日
11月25日 3月26日 4月23日 6月9日
12月10日 3月30日 4月29日 6月19日
平成24年播き 10月22日 2月25日 4月5日 5月23日
11月8日 3月13日 4月13日 5月30日
11月20日 3月15日 4月16日 6月4日
12月6日 3月22日 4月19日 6月7日
12月14日 3月29日 4月22日 6月10日

注:試験は千葉市(壌土)で実施

表3 小麦「さとのそら」の施肥基準(転換畑)
区分 施用時期

窒素(キログラム/10アール)

りん酸(キログラム/10アール) 加里(キログラム/10アール)
基肥 播種時 8 15 12
追肥 茎立期約10日前 2 - -
  10 15 12

引用:小麦「さとのそら」の特性と栽培方法
千葉県農林水産技術会議技術指導資料(平成27年3月)

初掲載:平成28年2月
東葛飾農業事務所
改良普及課北部グループ
主任上席普及指導員
門倉孝男
電話:04-7162-6151

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