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更新日:平成31(2019)年1月21日

ゆで豆用落花生に取り組む「銚子ゆでピー生産組合」

1.銚子の落花生生産

銚子は県内トップクラスの農業産出額を誇る地域で、キャベツ、だいこんでは国内有数の産地です。「安心・安全な野菜」を安定生産するため、キャベツ・だいこんの輪作体系上の夏品目として、地力を維持する効果のある落花生が組み込まれています。

2.銚子ゆでピー生産組合の歩み

平成7年から試験栽培が始まりました。その成果を受けて銚子ゆでピー生産組合が平成10年に結成され、今年で18年になります。

結成当初は31戸6.6ヘクタールの作付でした。平成21年には16戸7.6ヘクタールで作付面積が最高になりました。栽培者数は近年減少傾向にあります。平成23年の震災の影響などから平成24年には作付が3.8ヘクタールまで落ち込みましたが、平成27年は12戸7.01ヘクタールと、震災前の面積に回復しつつあります。

3.栽培の概要

銚子の落花生栽培は煎豆用ではなく、ゆで豆用として生産されています。

煎豆用の落花生は、播種が4~5月、収穫は9~10月、その後の野積み(ボッチ積み)で10~11月頃まで圃場をふさいでしまいます。一方、ゆで豆用の場合は播種が4~5月、収穫は8~9月と早掘りで、また野積みの必要もありません。後作のだいこんへ、圃場を早く切り替えられるという利点があります。

また、掘りたてのおいしさを消費者に届けるためには、朝早く収穫し、脱莢・洗浄・選別を新鮮なうちに済ませて、低温保管を行う必要があります。収穫・調製の翌日には、レトルト原料として千葉県レトルト落花生製造連絡協議会に向けて出荷されます。協議会の厳正な管理の下で加工され、「レトルトゆで落花生」として消費者のもとへ届けられます。

写真1選別作業風景

写真1.選別作業風景

4.栽培されている品種

千葉県で育種された「郷の香」と「おおまさり」の2品種が栽培されています。

  • 「郷の香」はさっぱりとした甘みと栽培のし易さが特徴です。
  • 「おおまさり」は甘みが強く、莢の大きさが「郷の香」の1.5~2倍程あるので見た目のインパクトがありますが、地を這う草型なので作業上難点があります。

 

写真2落花生の莢実の大きさ比較

写真2.落花生の莢実の大きさ比較
左から「おおまさり」「ナカテユタカ」「郷の香」
(写真提供:千葉県農林総合研究センター)

5.今後の課題

落花生は、7月下旬~8月の高温・乾燥により殻だけが育ち、中身のない空莢になってしまう問題があります。
そこで、ゆで豆用落花生のより一層の安定生産・供給のために、ゆでピー生産組合は潅水技術の確立を目指して検討・努力を重ねています。

番外.生莢の落花生が手に入ったら・・・「ゆで豆用落花生」の調理例

  • 鍋に生莢落花生と水、塩を加えて茹でます。
  • 水1リットルに対して、塩加減は約30グラム(大さじ2)が目安です。
  • 水から茹でます。茹で時間は、「固め」の場合は沸騰後から40分、「柔らかめ」の場合は1時間が目安です。
  • 茹で上がったら、すぐザルにあけ、湯を切ります。
  • 食べ切らない場合は、冷まして冷凍保存します。(茹で上がった莢は黒っぽくなることがあります)

初掲載:平成28年1月
海匝農業事務所
改良普及課銚子グループ
普及技術員
柴田俊介
電話:0479-62-0334

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お問い合わせ

所属課室:農林水産部担い手支援課専門普及指導室

電話番号:043-223-2911

ファックス番号:043-201-2615

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